日誌

カテゴリ:今日の出来事

初氷と、4年生の書き初め練習

いよいよ今年の学校生活も、今週を残すのみになりました。

昨日から冷え込みがかなり厳しくなりましたね。昨朝、ヤギの世話で学校に来ると、バケツの中の水が凍っていました。

今朝も同様です。

ハート池に張った氷を、何人も子供たちが持ってきてくれました。

 

もちろん氷だけではなく、霜柱もたくさんです。周りの環境の変化に気づいて、自分で手にしてみる。そしてその感触を体に染み込ませる。これは児童期にとても大切な感覚です。

花の美しさ、何とも言えない草の緑、虫の儚さ、散る葉の壮麗さ、氷の冷たさ、雪の静かさ、自然の感触が体に染み込んでいるからこそ、自然が美しくある基準のようなものを私たちは身に着けています。

だからこそ、洗剤の泡で汚れた多摩川や、ペットボトルのうち寄せられた浜、煙突からもくもくと出る黒煙などを目にしたときに、思わず顔(目)をそむけたくなるのでしょう。

連光寺小の子供たちには、そんな四季折々の自然に存分に触れてほしいと思います。

 

 

授業を覗きに教室を回っていたら、4年生の教室から何やら気配を感じます。

誰かいるのだけれど、声がしない。物音もほとんどしない。何をしているのだろう・・・。

書き初めの練習をしていました。

1組

 

2組

 

その集中して取り組む真剣なまなざしに、成長を感じた瞬間でした。すばらしい、4年生!

 

交通事故への注意

報道にあるように、今朝、徳島県で小学生が巻き込まれた痛ましい交通事故がありました。

登下校時の道路の歩き方や、放課後の道路での遊びについて、今月は重点的に指導していたところですが、事故の報道を受け、帰りの会の時間に放送にて再度注意を呼びかけました。

 

(1)下校の様子を見ていると、声をかけないと道の端を歩かなかったり、ジグザグに歩いていたり、周囲を顧みず急な動きをしたりしている児童も見られます。注意されても、すぐに走り出す子もいます。

もしもの事故に遭遇してしまえば、人、自転車、自動車ともに、すべて取り返しがつきません。

道路の端を歩く、白線内を歩く、ガードレール内を歩く、大声で話して歩かないを徹底しましょう。

道路は皆さんだけのものではありません。

 

(2)キックボードで遊ぶ際、楽しくて周りを見ずに走らせていませんか。

自転車と同じように、交差点やT字路、曲がり角での一時停止、坂道での減速を必ず確認してください。

自転車を購入した時と同様の諸注意をお子さんと確認をしてください。

なお、道路上で交通が頻繁な場所で使用することは禁止行為になっています。

 

(3)道路上でキャッチボールやボール蹴り(サッカー)をしていませんか。

100%のコントロールはあり得ません。通行人や家の窓ガラス、止めてある自動車などにぶつけてしまうことも考えられます。

そうなってしまうと、弁償など、児童の皆さんの手に負えるものではなくなると同時に、相手の方にも大変な嫌な思いをさせてしまいます。(もしそうなってしまった場合は、まず謝る。そして、もちろん必ずお家の人に話して、今後の対応を相談してください。)

くれぐれも使用が許されている場所で遊びましょう。

 

すべて「命」に関わりかねない事故につながる可能性のある事です。注意喚起・確認は、し過ぎて害はありません。ご家庭でもお子さんと必ず確認をお願いします。そして、日ごろからの声掛けをよろしくお願いします。

 

よい年末年始を迎えたいと思います。ご協力をよろしくお願いします。

 

↓警視庁からの交通安全情報(明日配布し、学級指導を行います)↓

冬休み交通安全情報.pdf

障がい者自立支援センター多摩・法政大学・連光寺小学校 そしてSDGs

午前中、障がい者自立支援センター多摩(ワークセンター れすと)と法政大学の皆様がいらっしゃいました。

これからやってみようという取り組みの打ち合わせです。

まずはこれ、何でしょう。

これは、「グレイセージグラス」というイネ科の草で作ったストローです。

太さがまちまちなのが自然素材そのものですね。

ベトナムの障がい者施設で作られているそうです。

ちょっと前から、プラストローの代替が進んでいます。紙であったり、サトウキビの茎であったり、そもそもストローを使わなくしたり…、取り組みは様々です。プラスチックの不必要な使用が減ればもちろん地球環境に寄与することになります。

 

今回、市役所の紹介で、ベルブ永山とVITAの喫茶コーナーを運営している、障がい者自立支援センター多摩(ワークセンター れすと)と法政大学と繋がりました。

ベトナムの障がい者施設で作られた自然素材のストローを、(法政大学現代福祉学部)

障がい者自立センター多摩が運営する喫茶コーナー「れすと」で出し、(障がい者自立支援施設)

廃棄になったストローはヤギの餌としていただく、(連光寺小学校)

という流れです。

 

法政大学現代福祉学部の学生さんが、「Reストロー プロジェクト」と題し、循環図まで作ってきてくれました。

この循環に乗らない選択肢はありません。

連光寺小学校としても、「Reストロー プロジェクト」に協力させていただくことになりました。

年度明けには、学生さんが子供たちにこのプロジェクトの話をしに来てくれるそうです。これもとても楽しみです。

 

「誰も取り残さない」が大命題のSDGs。

脱プラスチック、障がい者、福祉施設、大学、小学校の協働がどこまでできるか未知数ですが、持続可能なこれからの社会に向けて、少しでも進めるのであれば取り組んでいきたいと思います。

 

ベルブ永山とVITAの喫茶コーナー「れすと」で、このストローは使用されます。近くに寄られた際は、お立ち寄りください。

3年生 理科「太陽の光」

3年生の理科の学習単元、「太陽の光」です。

ここでは、光が反射すること、光を集められること、光に伴って熱も反射すること、など、反射性や直進性について学びます。

まずは一人一枚鏡をもって、校庭の日向と日影が混在する滑り台付近に集合。

太陽の光に反射させた光がどう進むのかを確認します。

光のカクテル光線です。まっすぐに進むことがわかりました。

続いて、反射した光を集めることができるのか、反射した光をさらに反射させることができるのか、を試してみます。

うん、これもできました。光を操ることができるという実感が伴っていきます。

次に、光を集めてみようということになりました。

羽澄先生が,、集まった光の照度を計っています。
明るさだけではありません。どうもあったかくなっている様子…。

それでは実験台として担任の松本先生になってもらって、背中に光を集めてみましょう。

それっ、みんなで光を集めます。

「あったかぁ~い」と松本先生。すかさず、温度を測りに行く児童がいます。すばらしい!

温度は26.6度でした。あったかいはずです。

 

実感を伴って学習が進んでいきます。

「理科、楽しい!」なんて言葉が、そこかしこで聞こえました。

最後に、もっと光を集めたらどうなるかということで、虫眼鏡を使って集めてみました。

とうぜん、黒い画用紙も。

太陽光線に直角にセットすると、見る見るうちに煙が出て、画用紙が焦げ、穴が開いていきます。

太陽の光の力ってすごい!と改めて感じたところでチャイムが鳴りました。

(よい子は家でものを焦がしてはいけませんよ!)

体を動かし、体感して進む3年生の理科は楽しいですね。

6年生 芸術鑑賞教室「こころの劇場」

6年生が芸術鑑賞教室として「こころの劇場」を鑑賞しました。

劇団四季が日本全国の子どもたちと演劇の楽しさを分かち合うために行っている公演活動です。

例年ですと、パルテノン多摩や調布のグリーンホールで開催されるのですが、コロナ禍ということもあり、2年間は休止していました。

今年度は、Webによる視聴という形で復活しました。

申し込んだ各学校に、IDとパスワードが送られてきて、専用サイトにアクセスして鑑賞します。

今年度の演目は、「はじまりの樹の神話」でした。

 

今日は寒い一日でしたが、6年生は特別活動室で暖かい部屋でゆったりと鑑賞することができました。

(動画画面の転用掲載禁止のため、塗りつぶしております)

 

劇団四季の皆様、ありがとうございました。