保健室から

2021年3月の記事一覧

3月保健室前掲示物

3月の保健室前の掲示物を紹介します。

1年間の保健室をで振り返ってみました。左の「492」という数字は何でしょうか。めくってみると答えが書いてあります。

「492」は、1年間(3月5日までの間)にけがをして来室した人数でした。隣の、「246」は何の数字でしょうか。

具合が悪くて保健室に来た人の人数でした。1年間合計で、怪我や具合が悪くて保健室に来た人は、738人でした。怪我の種類のトップ3と、体調不良の症状トップ3の掲示にも子供たちは興味を示してくれて、めくったり、裏返しにしたりして見てくれています。今年度も残りわずかです。元気に学校生活を過ごしてほしいと思います。

6年 がん教育

2月24日と、26日に6年生対象にがん教育を実施しました。時間は、通常の35分ではなく約60分で、じっくり取り組むことができました。事前のアンケートを実施し、実態を把握した上で行いました。子供たちの事前アンケートで「がん」のイメージを聞くと、「怖い」「治りづらい病気」「芸能人がよくなってる」「体のあちこちになる」などマイナスなイメージが主でした。
身近な病気になりつつあるがんを、この機に基礎的な知識を身につけ、正しく恐れて、がんだけでなく他の病気にもならないように予防方法についてしっかり学んでほしいと思いました。
授業の要点は、以下の4点です。
①がんは、体の中で異常な細胞が増えてしまう病気。
②がんは誰にでもなる可能性がある病気。
③健康的な生活習慣を送ることでがんを遠ざけることができる。
④家族の人や自分、大切な人をがんから守るためには、定期的にがん検診をして早期発見・早期治療が重要。早期発見・早期治療でがんの多くは治すことができる。
また、がんの知識を学ぶだけでなく、がんを経験された方の動画を視聴したり、校長先生や担任の先生から、ご家族や親せきの方ががんを患った時のエピソードをお話をしてくださいました。最後には、学んだことを踏まえて将来の自分に手紙を書きました。最後まで、真剣に取り組んだ6年生でした。ぜひご家庭で話題にされてみてください。