校長室より
学校再開です。
本日より機械警備期間が終了して学校が再開しました。
出勤すると、練習中の陸上部(駅伝部)から「おはようございます」と大きな声で爽やかな挨拶があり、とても清々しい気持ちになりました。
緊急事態宣言が9月12日まで延長され、引き続き制限、制約の中での学校生活となりますが、福田中学校全生徒、職員で力を合わせて頑張っていきます。
8/31(月)の日程です。8:50:夏季休業明け集会 9:30:避難訓練、学級活動 11:30下校
学校の様子
連日、猛暑が続いてます。今日も痛いほど強い日差しが降り注いでます。その中で朝から暑さ対策を十分にとって部活動や運動会の練習が行われています。
テニス部や3年生応援団の生徒から「先生、こんにちは。」と元気の良い挨拶があり、暑さを忘れ清々しい気持ちになりました。また、バレー部が活動中の体育館入り口を見ると、靴がきちんと揃えてありました。「挨拶や靴を揃える」など当たり前のことですが、それが自然に出来る。
「本当に福田中学校の生徒は素直で良いな。」と感じる一時でした。
明日(7日)~18日(水)まで機械警備期間となり学校は無人化となります。
19日以降、みんな明るく元気に再会しましょう。
8月に入りました。
夏休みに入り10日以上が過ぎて毎日暑い日が続いてますが、校内では各学年とも三者面談が実施され、4月からの4ヶ月の生活や学習、また進路についての面談が行われています。
部活動では葛北大会、県総体も予定通り開催され、最後まで力を出し尽くして戦う姿を見ることが出来ました。現在は、どの部活も(吹奏楽部以外)新チームとしての練習が始まっております。
さて、本日より31日まで千葉県でも3回目の緊急事態宣言が出されました。これに伴い生活の様々な事において制限が成されます。
学校での活動について変更がある場合には、メール等でお知らせします。
いよいよ夏休みです。
4月に行われた入学式、始業式から前期がスタートし、早いもので、間もなく4か月が経過しようとしています。どの学年を見ても、新しい環境に慣れて、それぞれが勉強や部活動、学校行事などに全力で取り組み、日々、成長している姿を見ることができました。
特に本校の目指す生徒像である「社会で通用する人づくり」この力が基礎となるコミュニケーション能力=挨拶 4月から「笑顔で挨拶をしよう」が日に日に目に見えるようによくなってきました。今後も生徒会長が全校集会で話をした「千葉県にNo.1の挨拶ができる学校」を目指し、取り組んでいきます。
さて、来週の20日から41日間の夏休みが始まります。夏休みのしおりに生徒向けに書いた内容を載せていただきます。
明日から始まる夏休みにはたくさん時間があります。コロナ禍の状況ではありますが、この機会に普段やりたくてもできなかったことに挑戦してみて下さい。また、夏休みは家で過ごす時間が多くなると思うので、何か家族の一員として、役割を見つけて取り組んでみましょう。(玄関の掃除、庭の水まき、食事の準備)小さなこと、なんでもいいです。普段家族にやってもらっていることを自分自身でやってみることで、家族のありがたみがわかりますし、家族の一員という意識が高まると思います。
一員という言葉の関連で次のことを載せます。皆さんはシチズンシップという言葉を知っていますか。「シチズン」という単語は「市民」という意味で「シチズンシップ」は市民として役割を果たすということです。言葉を置き換えて「福田シップ」にしましょう。皆さんは福田学区に通っているので「福田住民」です。先ほどの家族の一員として役割を果たす、という話をしましたが、同様に福田地域にすんでいる一員として役割を果たす。例えば地域の清掃活動、お祭り、スポーツイベントなどの行事に参加する(コロナ禍で制限はありますが)福田地区の歴史や自然を知るために地元の方と一緒に地域を歩いてみるなど、夏休みの時間に余裕があるときに「福田シップ」を発揮してみてはどうでしょうか。
最後に、夏休みには家族と、海や川などへ遊びに行く機会もあると思いますが、海や川では毎年、水の事故が絶えず、多くの人が命をおとしています。命は一度失われたら二度とは戻りません。悲しいことが起こらないよう、くれぐれも水の事故には注意してください。また、交通事故にもいつも以上に注意するようにしましょう。
皆さんが夏休みを有意義に過ごし、元気な姿で休み明けに登校してきてくれるのを楽しみしています。
本を読むこと
福田中学校には、北棟と南棟を繋ぐ2階の通路があります。そこには、たくさんの本が展示されていて、生徒が休み時間などに、自由に本の貸し出しが出来ます。
私が着任後に驚いたのは、昼休みに多くの生徒が本を手に取って借りていく姿でした。担当職員に「月にどれくらいの本の貸し出しがありますか」と聞くと「多い月で500冊程度の貸し出しがあります」と言われました。本校の生徒は172名なので一人あたり月に3冊程度の本を読んでいる計算になります。
ある調査で社会人の月の平均読書量は2.2冊というデータがありました。このデータからすると本校の生徒は、本を読んでいる方に入ります。
本を読むことによって何が得られるのか。それは…
1.文章力が養われる
本を読むとたくさんの言葉が出てきます。すると、自然とたくさんの言葉が身に付く、そして、同時に良い文章にたくさん触れることで、文章力も磨かれます。
2.教養や知識が身に付く
読書は、これまで知らなかったことを知るきっかけになります。新しい知識や教養が身に付くため、世界が広がっていきます。
3.コミュニケーション能力が高まる
福中生が目指している、「コミュニケーション能力の向上」です。会話のキャッチボールをうまく行うには、自分の感じていることや考えていることを自分の言葉で表現することが必要です。読書によって、たくさんの知識や表現が身につき、それが話す力(コミュニケーション能力)の向上につながります。
4.リラックスして、ストレス解消になる
福田中学校は、朝の読書から一日が始まります。ストレスを軽減し「リラックスしやすい状態」を作り落ち着いた雰囲気の中で生活をスタートさせる役目もあります。これ以外にも、思考力が向上する、記憶力が向上する、アイデアが得られる等々、読書には本当に多くのメリットがあると言われています。
良いことだらけの読書、福田中学校はこれからも読書活動に力を入れて取り組んでいきます。