一人だけの意見
4年生の算数の授業
今日は、よい場面を見ることができました。
倍概念(割合)は、つまずきが多い領域です。
ここでのつまずきは、卒業してからも続くため
丁寧に丁寧に、繰り返し丁寧に進める必要があります。
そんな中、多数派の考え方に対し、
一人が別の考え方を提示しました。
多数派は、人数の安心感からか少々緩んでいます。
「いい?たった一人だけの大切な意見。
ここは、しっかりと聞いて!」
担任の一声で、教室内に緊張感が生まれます。
別の児童が、ボソッと感想と意見をつぶやきます。
「いいね、そのつぶやき。もう1回言ってみて」
すぐさま、取り上げます。
多様な意見を拾い上げながら適度な緊張感がある教室。
いい算数の学習をしているなあ。