清掃(拭き上手)
清掃の時間だけは、昔とあまり変わりませんね。
むしろ、現代の家庭における清掃の方が大きく変わりました。
学校は昔ながらの清掃方法です。
ロボットもいません。サイクロン掃除機もありません。
ですが、掃く、拭く、磨く、などの基本技能を
身につける機会としては、なかなかよいものだと思います。
ざっとみたところ、2年生が1番拭き上手かなあ。
ぞうきんをきちんと畳んで、膝をついて拭き上げていきます。
びっくりするほど丁寧に。
1年生の教室では、6年生が拭き掃除の手本を見せていました。
実際に見せること。これは大切。
「はい、拭いて」「そこ掃いて」「机運んで」では、
個人の経験上で知り得た内容(しかも最も簡単なもの)でしか行いません。
たとえば拭き掃除なら、1直線に走り拭いて終わり。
たとえば掃き掃除なら、四方八方に掃き出す。
たとえば机なら引きずる。
「拭いて」「掃いて」「運んで」だけでは、どれも正解。
ここで叱られても納得できないでしょう。
だからこそ、「良い」ものを見せることが大切。
「正しい」ことを示すことが大切。
6年生。さすがでした。
よい手本となりました。