認知症サポーター養成講座
12月10日火曜日、6年生の各教室で認知症サポーター講座が行われました。
最初に「あとだしジャンケン」。もどかしい感覚を味わいます。
認知症という言葉や存在は、子ども時間の中では縁遠く感じますが、誰に対しても相手の気持を想像してどのように接したらよいかを考えることは小学生の子どもたちにとってとても大切です。
大切なものが見つからない、道に迷った、知らない人ばかりでとても不安そう、そんな人を見つけたとき、どんな接し方をしたらよいかを考えました。
グループの話し合いでは、笑顔で優しく接したい。怖くない声で。話しやすい表情で。などの意見が出されました。
できなくなることも、覚えていられなくなることもあるかもしれないけれど、穏やかな言葉で接することによって不安な気持ちが減り、笑顔で過ごせる時間は増えるかもしれません。
人と人は鏡。自分が不安なとき、相手も不安になる。自分が笑顔になると相手も笑顔になる。
そういう気持ちで人と接していくことがとても大切ということを勉強しました。
驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないことが大切だということです。最後にオレンジリングをもらいました。サポーターの証です。