飛び出し
予てから心配な場所であるコンビニ脇T字路。
危険なので登校時の巡回後に立哨している場所です。
ここで今朝、児童の飛び出しがありました。
とっさに腕をつかんで引き戻し難を逃れましたが
ヒヤッとした瞬間でした。
指導することは当然ですが、
大人が考えなければならないことは2つ。
①行動面
②環境面
この2つを最低限考慮して指導しなければなりません。
まず、行動面。
・路面凍結初日であった。 ⇒ おそらく興味津々であろう。
⇒下を見て歩くのでは? ⇒周りを見ない可能性がある。
⇒そもそも、子どもの視野は狭い。
【実際の様子】
・巡回時、水たまりの氷で遊ぶ児童が多かった。
・霜柱の上をガサガサ歩く。
・歩道橋のスロープをわざと滑り降りる。
・氷の話が多い。
・そもそも、前を見て歩く児童は少数。
次に環境面。
・現場には横断歩道があるが、信号はない。
・横断歩道の停止線で一時停止する車は少ない。
・国道側からくる車を確認しない。
・歩道があるため、安心している。
・直進、右折、左折が重なると、児童が見えない。
・バイクや自転車が突っ込んでくる。
では、どうするべきか。
今回は、該当学年に全体指導を指示しましたが
「飛び出しはダメ!」
だけでは、おそらく子どもは聞き流します。
具体的にイメージさせて指導することが大切です。
雨、氷、雪、風などなど
子どもにとっては興味・関心の対象です。
他にも、早く友だちに会いたい等の理由もあるかもしれません。
でも、それが子どもの特性ですので
我々大人も、子どもの行動範囲の危険予測を
しっかりとしておくことが大切です。