2025年6月の記事一覧
6月13日(金)の給食です。
丹後の松ぶたずし ばち汁 あちゃら漬け 水無月 牛乳 です。
あまり耳にしたことのないメニューが並んでいますが、今日は全国の郷土メニュー給食のようです。
サバのそぼろが入っている「松ぶた寿司」は、いわゆる「ばら寿司」で、京都の丹後地方の郷土料理の一つです。丹後地方ではお祝いの席で食べるそうです。「松ぶた(蓋)」は、お寿司を詰める松の木の箱で、重ねて蓋としても使うことがあるため「松ぶた」と呼ばれています。「ばち汁」は、岡山県発祥の郷土料理です。手延べそうめんを作る際に生じるそうめんの曲がったところを「ばち」と言います。今日はそうめんのばちを使ったばち汁です。「あちゃら漬け」は福岡発祥の郷土料理です。漢字では「阿茶羅漬け」と書き、ポルトガル語で野菜や果物の漬物を意味する「acher(アチャール)」が語源と言われています。「水無月」は京都発祥の和菓子で、白い外郎(ういろう)の上に、甘く似た小豆が乗っています。給食で、日本各地の郷土料理を味わえるのは素晴らしいですね。
6月12日(木)の給食です。
ツーリューメン カレー焼き握り 鶏のバーべキューソース焼き 牛乳 です。
今日の主役は「ツーリューメン」です。あまり聞きなれないメニューですが、卵と野菜の「かきたまあんかけ」ラーメンです。名前の語源や意味、ルーツ等はインターネットで検索しても出てきませんでした。(検索では、学校HPや給食紹介がたくさんHitしたので、給食メニューとしてはポピュラーのようです。ツーリューメンについて、詳細が分かる方がおりましたら教えて下さい)スープにはとろみがついているので冷めにくく、溶き卵もふわふわに仕上がっていました。鶏ガラスープの出汁でしょうゆと塩で味付けされていましたが、小松菜、たけのこ、にんじん等野菜たっぷりでとても優しい味でした。浅くて大きめの平皿で提供されましたが、子どもたちは上手にこの美味しいスープを飲み干すことができたでしょうか。
6月11日(水)の給食です。
麦ごはん 白身魚のパイ載せ焼き 満点サラダ 高野豆腐のスープ 一口ゼリー 牛乳 です。
パイ生地にのせた「ホキ」という鱈に似た白身魚にバジルオイルソースをかけて焼きました。バジルとチーズ、パイのバターの風味が合わさり、とても美味しくいただきました。満点サラダは、にんじん、キャベツ、もやしに切り干し大根、ひじき、大豆を合わせた栄養満点で食感豊かなサラダです。今日のスープには高野豆腐が入っていました。高野豆腐の原料は大豆です。大豆は、みそ、しょうゆ、豆腐、油揚げ、納豆、厚揚げ…など、日本人の食生活に無くてはならない存在です。体に良い栄養素がたくさん含まれている大豆やその加工食品を食べて、毎日を元気に過ごしましょう。
給食では、大豆をはじめとした様々な豆類を美味しく調理して、いろいろな料理で食べさせてくれます。
6月10日(火)の給食です。
ごはん ツナ揚げ餃子 かみかみおひたし 芋もち汁 牛乳 です。
給食の栄養量(栄養価)には、国が決めた基準があります。年齢ごとに基準があり、1日に必要な栄養の1/3が取れるようにと考えられています。低・中・高で基準が違うので、低は少なく高は多い料となります。体が大きくなるにつれて、必要な栄養の量が増えるからです。3・5年生の中には、「進級して給食の量が増えたなぁ。」という人もいるかもしれません。皆さんは、骨や筋肉がどんどん成長していて、身体を作っていく途中の段階です。好きなものばかりを食べるのではなく、バランスよくしっかりよく噛んで何でも食べて、しっかりと栄養を摂り、丈夫な体を作りましょう。
6月9日(月)の給食です。
麦ごはん 麻婆豆腐 ポテトとコーンのソテー 甘夏 牛乳 です。
麻婆豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。四川料理に辛いものが多いのは、冬の寒さの厳しいので身体を温めるためだと言われています。麻婆豆腐に使われている代表的な調味料である豆板醤は、そら豆から作るみそ煮唐辛子やごま油などを合わせたもので辛みが強いのが特徴です。本場では、豆板醤の辛さと山椒の痺れるような辛さを味わうように作りますが、給食ではみんなが美味しく食べられるよう辛さを抑えて、甘めに作っています。
デザートは甘夏でした。自分が子どもの頃に食べたものとくらべると、何十倍・何百倍も甘く感じます。(気のせいではないと思うのです!!)今日の自分の甘夏は大当たりで、1/6CUTの大きさなのに、種が8粒も入っていました。