中央小学校からのお知らせ
2年生道徳の授業
令和5年9月12日(火)、2年生が道徳の授業を行っていました。
本授業は、教材「森のともだち」を通して、友達と仲良くし、助け合うことについて考えます。
わがままで乱暴なきつねの“こんきち”がおおかみに捕まってしまい、森の動物たちが力を合わせて助ける話です。
いじわるばかりをする“こんきち”を助けるかどうか、森の動物たちが話し合う場面では、迷いの気持ちはあったものの同じ森にすむ仲間だからと力を合わせて助けることにしました。
一人一人が森の動物の役になり、こんきちを助けに行くかどうか相談する役割演技をしました。
役割演技を行うことで、自分と異なる意見にふれることができ、見方を広げて考えができるようになりました。
森の動物たちのおかげで、こんきちは逃げることができましたが、そのうちに自分が助かることだけを考えて逃げてきたことが恥ずかしくなってきました。
大声で泣きだしたときの“こんきち”の気持ちを考えました。
「自分だけ逃げたなんて恥ずかしい。」
「自分は助けられなかったのに、森の友達は僕のことを助けてくれたんだ。」
などの意見が出ていました。
最後は、この時間の学びを自分とつなげて考えます。
友達とどんなことを助け合って過ごしていきたいか、自分の考えをノートにまとめました。
クラブ活動
令和5年9月11日(月)、6校時に4~6年生がクラブ活動を行いました。
今年度3回目の活動です。
裏校庭では屋外球技クラブが活動をしていました。
今回はサッカーをしています。攻めるゴールが2つあるので、相手の守備隊形を見て、どちらに攻めるか考えながらゴールを目指していました。
体育館では、バドミントンクラブが活動していました。
ネット越しにシャトルを投げ入れ、スマッシュの練習です。
シャトルをよく見て、体全体を使って力強く打っていました。
同じく体育館で活動しているソフトバレーボールクラブです。
やわらかいボールで行うので、レシーブをしても痛くありません。
何回かラリーが続けられるようになってきました。
体育館2階の卓球室では卓球クラブが活動をしていました。
1対1の試合形式で行っていました。
低いライナー性のボールを打てることが増えてきました。
表校庭では、一輪車クラブが活動をしていました。
はじめは、鉄棒や雲梯にしがみつきながら乗っていましたが、両手を放して上手に乗れる児童が増えてきました。
室内では、絵手紙クラブが活動をしていました。
絵手紙クラブは外部講師をお招きして、活動しています。
季節の花や野菜、果物等、様々な教材を用意してくださいます。
よく観察して、光のあたり方等を色で表現していました。
また、絵に添える言葉がとても味があってよかったです。
他にも様々なクラブ活動があります。その様子は次回のクラブ活動で紹介したいと思います。
ICTを活用した授業②
令和5年9月8日(金)、6年生の教室ではICTを活用した社会科の授業が行われていました。
6年生も1人1台配備されたPC端末を授業の中で積極的に活用しています。
あらゆる教科で活用していますが、今日は社会科での実践を紹介します。
6年生の社会科、平安時代の学習です。
最初に担任から、今日のミッションが提示されます。
今日のミッションは「貴族が栄えていたころ、貴族や庶民はどのような暮らしをし、どのような文化がうまれたのだろうか。」です。
調べる上で重要となるキーワードも確認します。
使う資料を限定します。PC端末ではデジタル百科事典とNHK for School等へのリンクがはられたクラスルーム資料を活用できます。
もちろん教科書や資料集も使って調べます。
様々な資料から貴族や庶民の暮らしをノートにまとめます。
一人一人が課題解決に向けて、資料を読み取りまとめていかなければなりません。
約30分間、黙々と調べ学習を進めていました。
さすが6年生です。
授業の最後には、みんなで調べた内容を共有しました。
共有する際には、ノートの方が便利であると考え、ノートにまとめさせています。
授業のねらいに応じて、PCの活用の仕方も変わっていくようです。
どの職員も試行錯誤しながら、子ども達の意欲向上、内容の理解度を上げられるPCの活用法を考えています。
ICTを活用した授業
令和5年9月7日(木)、5年生の教室ではICTを活用した社会科の授業が行われていました。
1人1台配備されたPC端末を授業の中で積極的に活用しています。
普段の授業の中でも、教科書や三角定規等の道具の一つとして、活用している場面が見られます。
5年生の社会科「米作りのさかんな庄内平野」という単元では、毎時間の問いに対して、PCを使って調べたり、調べたことをまとめたりしています。
調べたことの要点をプレゼンテーション機能の「スライド」にまとめています。
見出しをつけたり、短い言葉で要点をまとめたりして、伝わりやすい工夫をしています。
毎時間の振り返りもPCに入力しています。
友達が入力した内容を画面上で確認できるので、他の人との意見交換も瞬時にできてしまいます。
友達の振り返りから、新たな疑問が生み出され、次の時間の問いにつながる児童もいるようです。
単元の最後に、どのようにまとめられているのか楽しみです。
第1回学校評議員会議
令和5年9月6日(水)、第1回学校評議員会議を開催しました。
学校評議員は、学校運営に関して保護者や地域の方々の意見を幅広く聞くためのものです。これにより、地域や社会に開かれた学校づくりを一層推進し、学校が家庭や地域と連携しながら、特色ある教育活動を展開することができます。
本校の学校評議員は、昨年度に引き続き、勝田茂 様、黒川茂 様、山本和也 様、戸邉淳子 様、織原賢一郎 様の5名です。
本日は、各教室の授業を参観していただくとともに、現在開催されている校内夏休み作品展も見学していただきました。
先生からの温かい声掛けのもと、子ども達がのびのびと学習に取り組んでいる様子が見られ、授業参観後の感想では、「先生方と子ども達の関係がとても良いのがうかがえた」と言っていただきました。
また、普段の授業の中でPCを道具の一つとして活用しながら授業を進めている様子も見ていただきました。
その後の会議では、学校側から学校経営について、重点的な取組を中心に説明しました。また、コロナ明けの工夫した教育活動、今後の計画、これまでの成果や学校の抱える課題についても説明し、それに対してのご意見をいただきました。
今回いただいた貴重なご意見を今後の学校運営に生かしてまいります。
校内夏休み作品展
令和5年9月5日(火)、校内夏休み作品展が7日(木)までの3日間開催されています。
夏休みに取り組んだ自由研究作品、工夫工作作品、家庭科作品が展示されています。
子ども達も時間を決めて参観します。
今日は、3年生と4年生が参観していました。
夏休み中に課題を持って取り組んだ学習活動の成果を子ども達同士で鑑賞し合い、互いを認め、高め合う場となっております。
日常の事象から疑問や課題を見つけ、自分なりに仮説を持って実験を行っている作品もありました。
また、電気や磁石、モーターの性質を利用して、工夫工作に取り組んだ作品もありました。
長期休業中でないと取り組めない内容のものばかりでした。
午後の時間帯は保護者の皆様も参観が可能となっております。
夏休みに取り組んだ力作を、ぜひ、ご覧ください。
図書室利用
令和5年9月4日(月)、本日から平常日課がスタートしました。
毎週月曜日の昼休みはロング昼休みですが、本日は午前中に降った雨の影響で室内遊びとなりました。
高学年図書室をのぞいてみると、たくさんの子ども達が利用していました。
今日は図書館支援員さんの上牧瀬さんが勤務する日のため、読みたい本や探している本があると一緒に探してくれます。
今年度から図書館支援員さんが配置され、図書室の環境整備を担ってくれています。
本棚に陳列されている本も、きれいに整備されており、探しやすくなっています。
また、子ども達が手に取りたくなるような工夫があちこちに施されています。
そのおかげで、今年度の図書室利用者は確実に増加しています。
図書室隣の「物語の扉」の部屋では、すごろくを楽しんでいる児童がいました。
この部屋では畳の上でくつろぎながら、遊んだり本を読んだりできます。
図書室では「読書の秋」へ向けて、さらに環境整備を進めています。
児童のみなさん、たくさん本を読んでくださいね。
図書室にもおもしろい本がたくさんあります。
ぜひ、図書室に足を運んでくださいね。
PTA奉仕活動
令和5年9月1日(金)の午前中、PTA奉仕活動を行いました。
連日の暑さが続いているため、今回は予定より時間を短縮して実施することとしました。
それに伴い、本来は合同除草作業として後半の時間帯に児童も一緒に参加する予定でしたが、今回は児童の参加は無しとしました。
当日は、250名近くの保護者の参加がありました。
短い時間でしたが、効率よく作業していただき、表校庭、裏校庭ともにとてもきれいになりました。
夏の間に伸びた雑草がきれいに抜き取られています。
保護者の皆様のおかげで、児童も職員も気持ちよく教育活動を進めることができます。
暑い中でしたが、ご協力ありがとうございました。
夏休み明け集会
令和5年9月1日(金)、夏休み明け集会をオンラインで行いました。
連日の暑さが続いているため、今回は体育館に集まらず、オンラインで実施することとしました。
はじめに校長先生からお話がありました。
今日9月1日は、関東大震災からちょうど100年を迎えました。防災意識を高めるとともに、自分の身を守るための行動を改めて考えてほしいと話がありました。
また、中央小からも比較的近くにできた「のだしこども館」の様子を伝えました。夏休み中も多くの中央小児童が活用していたこと、公共施設の使い方を意識してマナーよく使用していたことを話しました。
最後に、9月から新しく中央小学校の仲間となった5名のお友達を紹介しました。
自己紹介をしてもらいましたが、皆さん立派な態度でした。
次に、生徒指導主任の田中教諭より話がありました。
まず、夏休み期間中に大きな事故やけが等がなく、安全に過ごすことができてよかったと話がありました。
暑い日が続いていますが、今年の8月の平均気温は34.8℃だったそうです。20年前は28.9℃だったとのことで、今年は本当に暑い夏だったことがわかります。
9月以降も暑い日が続くことが予想されますが、こまめに水分補給をとる等、自身の体調管理をしっかり行うよう呼びかけました。
最後に校歌を全員で歌いました。
夏休み明け集会後、各教室では夏休みに取り組んできた宿題を提出していました。
自由研究や図工のポスター、読書感想文等、みんなの頑張りが作品に表れていました。
菊池省三先生が中央小に来たる
令和5年8月21日(月)の午後に、講師をお招きして校内研修会を行いました。
今回の研修の講師は、教育者なら誰もが知っている、菊池省三先生です。
菊池先生は、公立の小学校教諭を退職し、現在は教育実践研究家として全国の学校を回り、飛び込み授業を行ったり、講演を行ったりしています。
今回は、中央小学校の研究主題である「表現する喜びを感じ、学びを深め合う児童の育成」について、様々な事例を示しながら講演してくださいました。
対話のある授業が活発に行われている学級では、どんな意見でも言ってよい、一人一人違ってよいという雰囲気があるそうです。
そのためのインフラ、学級環境を整えていくことが大切とのことでした。
授業の中で気づいた小さなことを褒めることを積み重ね、学級全体を成長させていきます。
菊池先生の言葉で、「授業中は10割“褒める”ことを心掛けている」という言葉が印象に残った先生方も多かったようです。
学習中の子ども達の態度、行動、つぶやき等々、褒め所はたくさんあります。
貴重な講演から、それぞれが感じたことも多かったようです。
9月からの指導に生かしていきたいと思います。
なお、10月には再び菊池先生をお招きし、飛び込み授業も行っていただく予定です。