お知らせ

2024年1月の記事一覧

4年生読み聞かせ

令和6年1月29日(月)、朝イチ学習の時間帯に4年生が読み聞かせを行っていました。
図書館支援員の上牧瀬さんにお願いし、新美南吉さんの本を読み聞かせしていただきました。


4年生は国語の学習で、新美南吉さん著作の「ごんぎつね」を学習しました。
そこで新美南吉さんが書かれた他の作品に触れ、学習を深めます。
本日、読み聞かせいただいた作品は、新美南吉童話集にある「一枚のはがき」です。


冬の北海道を舞台にした童話「一枚のはがき」は、病の父に代わり、郵便配達夫として働く少年が主人公です。
少年はある日、東京の裕福な少女が「リンゴをありがとう」としたためたはがきを届けるために、山の向こうの小さな集落、蟹江村を目指します。
ところが、途中で吹雪に見舞われて崖から転落し、最後ははがきを手にしたまま命を落としてしまうという悲しい物語です。
情景を思い浮かべながら、真剣に聞いています。


国語の教材で読んだ「ごんぎつね」と同様に、いろいろなことを考えさせられる作品でした。
このような同じ作者の作品を読んでみる「並行読書」の活動は読書の世界を広げます。新美南吉さんの他の作品も是非読んでみてください。

先週は、他の学級が同様の読み聞かせを行いました。


今後も並行読書の活動を取り入れ、読書に親しんでいきたいと思います。

 

合唱部が山中直治コンサートに参加しました

令和6年1月27日(土)、けやきのホールで行われた山中直治コンサートに合唱部が参加しました。


山中直治(やまなかなおじ)は、明治39年に千葉県東葛飾郡梅郷村に生まれ、梅郷尋常高等小学校(現在の野田市立南部小学校)を卒業し、野田尋常高等小学校(現在の野田市立中央小学校)の教員をしながら童謡を作曲していたそうです。昭和12年に31歳という若さでこの世を去るまで、実に200曲以上もの作品を作ったといわれています。
今回のコンサートでは、山中直治の出身校である南部小学校の合唱部と教員をしていた中央小学校の合唱部が出演しました。
中央小合唱部は「雨だれ電車」、「文福茶釜」、「こんこん小山の白狐」、「一番星」の4曲を発表しました。


たくさんの参観者の前での発表でしたが、子ども達は適度な緊張感のもと、堂々と合唱することができました。
最後に、今回の山中直治コンサートに出演した全団体で、「鐘が鳴る」を合唱しました。


子ども達は土曜授業後すぐに会場に移動し、リハーサルを行い、本番に臨みました。
練習を重ねてきた成果で、どの児童も自信をもって表現する姿が見られました。

6年生明るい選挙出前授業

令和6年1月26日(金)、明るい選挙推進協議会の皆様を講師にお招きし、6年生が明るい選挙出前授業を行いました。
体育館に入ると、選挙会場ができており、子ども達も驚いていました。


投票箱や投票記載台など、すべて本当の選挙で使用しているものでした。
明るい選挙キャラクターの「選挙のめいすいくん」も来ていました。


最初に、選挙についての説明がありました。


その後は、いよいよ模擬投票です。
中央市の市長選挙として行われました。
まずは、3人の候補者が、今後の市政について演説をします。


続いて、模擬投票を行います。

投票用紙に引き換えます。投票用紙も実際に使われているものと同じ紙でできています。

投票記載台で、投票したい候補者の名前を書きます。


折り曲げて、投票箱に入れます。


投票が終わると、開票作業が始まります。
手際よく、候補者ごとに分けていきます。


投票用紙は開きやすくなっており、候補者の名前が判別しやすくなっています。
最後に集計の機械で、それぞれの候補者の得票数が確定しました。
本日の出前授業で、実際に行われている選挙の様子を知ることができました。

明るい選挙推進協議会の皆様、ありがとうございました。


今回の模擬投票を経験し、政治や選挙について少しでも興味関心が高まってほしいなと思います。

 

学力テスト

令和6年1月25日(木)、全学年で学力テストが行われました。
国語と算数の2教科のテストで、これまでの学習がどの程度身についているのかを確認します。
1年生は、初めての学力テストです。
問題をよく読んで答えていきます。


3年生です。集中して取り組んでいます。
ケアレスミスがないよう、繰り返し見直していました。


5年生です。何度も問題を読み返し、粘り強く取り組んでいます。
算数では、途中式を余白に書き込み、間違いをなくそうとする姿が見られました。

校内授業研究会②

令和6年1月24日(水)、校内授業研究会で1年2組と3年3組が授業展開しました。
今年度の中央小学校の研究主題は「表現する喜びを感じ、学びを深め合う児童の育成~一人一人が自分の考えを持ち、進んで対話する授業づくり~」です。
3年3組では、教材「モチモチの木」の学習で、「豆太のつぶやき絵本」を作ります。


本時では、豆太の心情について、叙述を根拠に自分の考えを持ち、話し合うことができることを目標に授業が展開されました。
まず、教科書の苦しんでいるじさまの挿絵を見て、豆太の気持ちを考えました。


続いて、その場面を音読しました。


医者を呼びに行く豆太の気持ちを想像し、青色の吹き出しに書き込みます。


続いて、グループでの話し合いで、意見を伝え合います。


グループ内でどんな意見が出たか、全体で共有します。
伝え合った意見をもとに、もう一度豆太の気持ちを考え、黄色の吹き出しに書き込みます。

最後に、自分の言葉で学習のまとめを書きました。


叙述をもとに、じさまを何とかして助けたいという気持ちを読み取ることができました。
放課後は、先生方で協議会をもち、本校の研究主題を意識した学習活動になっていたか、他者との関りを通して、主体的・対話的に課題を解決していくための工夫があったか等について意見交換が行われました。

 

校内授業研究会①

令和6年1月24日(水)、校内授業研究会で1年2組と3年3組が授業展開しました。
今年度の中央小学校の研究主題は「表現する喜びを感じ、学びを深め合う児童の育成~一人一人が自分の考えを持ち、進んで対話する授業づくり~」です。
1年2組では、教材「お手がみ」の学習で、「お話の汽車『お手がみ』号」を作ります。


本時では、登場人物の会話や行動から、変容の様子やその理由を具体的に想像して考えることを目標に授業が展開されました。
まず、一の場面と四の場面の挿絵の表情や様子の違いを確認しました。


悲しそうな一の場面と二人とも笑顔で肩を組んでいる四の場面の様子を確認した後、なぜ、二人は笑顔で四日間も手紙をまっていたのか考えます。
理由となる本文に線を引いています。


ペアトークで隣のお友達と確認しあいます。


次に、なぜ、四日間も幸せな気持ちで待ち続けたのか、考えをノートにまとめます。


「わくわく」や「楽しみ」など、いろいろな言葉を使って、楽しみにしている気持ちを表現していました。


続いて、がまくんとかえるくんの気持ちを吹き出しに書きました。


そして、書いたことをペアトークで伝え合いました。

最後に、学びあったことを、自分なりの言葉でまとめました。


手紙のおかげで、がまくんとかえるくんの2人の心がつながった様子をまとめていました。

 

5年校外学習

令和6年1月23日(火)、5年生が校外学習で埼玉県川口市にあるスキップシティに行ってきました。


スキップシティには、川口市立科学館、彩の国くらしプラザ、映像ミュージアム、公開ライブラリーなどの施設があり、体験を通じて楽しく学べる施設です。


午前中は映像ミュージアムと公開ライブラリーの施設見学と体験活動を行いました。
綿密な見学・体験のプログラムが編成されており、学級ごとにそれぞれの施設を回りました。
たくさんのスタッフの方が丁寧に説明をしてくれ、展示見学や様々な体験を楽しみました。
公開ライブラリーでは、ニュースができるまでの工程、関わる人々について動画を視聴しながら学ぶことができました。


映像ミュージアムでは、様々な体験活動をしました。
グループで協力してニュース番組を作ります。


キャスターやカメラマン、プロデューサーと様々な役割が協力し合って、番組ができていることを体験を通して学ぶことができました。


空飛ぶじゅうたんでは、CG撮影を体験しました。


パソコンを使っての編集作業も体験しました。


AIの秘密や映像の歴史や仕組みなどの展示も見学することができました。


普段できないような体験をすることができ、社会科で学習した情報メディアについて、学習を深めました。
昼食は、館内でいただきました。朝早くから作っていただいたお弁当をおいしくいただきました。


昼食後は、川口市立科学館、彩の国くらしプラザで見学や体験を行いました。
科学館での実験や見学、体験の様子です。


彩の国くらしプラザでの見学、体験の様子です。


体験への参加態度や見学マナーもとてもよく、立派な姿で一日過ごしていました。
スタッフの方々にも、積極的に参加する態度をほめていただきました。
5年生の校外学習をもって、今年度の全学年の校外学習を無事終了することができました。

 

大谷選手からのグローブが届きました

先週、メジャーリーガーの大谷翔平選手から野球グローブ3個が中央小学校に届きました。
令和6年1月22日(月)、中央小学校で最初にお披露目したのは6年1組の子ども達でした。


一人ひとり手に取って感触を確かめていました。


そして、大谷選手からのグローブをきっかけに、「挑戦」について道徳の授業を行っていました。
はじめに大谷選手について簡単に紹介しました。


「挑戦を楽しむための原動力」についての大谷選手のインタビュー動画を視聴し、感じたことをノートに書きました。
また、周りの友達とお互いの考えを共有しました。


次に、自分にとって挑戦を楽しむ原動力は何かを考えました。
ノートに考えを書いた後、周りの友達と自由に交流しました。


自分以外の考えを知る機会を持つことで、それぞれの考えが正しく、いろいろな考えを認めることの大切さを改めて感じているようでした。


最後に、卒業に向けて、どんなことに挑戦していきたいか、その挑戦を楽しむためにどんなことを大切にしていきたいか考えました。
ジャムボードに自分の考えを記入します。


また、他の人の考えを共有し、挑戦について考えを深めました。

 

ロング昼休み

令和6年1月22日(月)、中央小学校の月曜日の昼休みはロング昼休みとなっています。
いつもより長い昼休みで、12:55~13:35までの40分間です。
外では鬼ごっこで元気に遊ぶ児童、クラスレクを楽しんでいる児童などがいました。
室内では、図書室で読み聞かせを行っていました。
まずは、高学年図書室での読み聞かせの様子です。


週に2日ほど来ていただいている図書館支援員さんが読み聞かせをしてくださいました。


いろいろな学年のお友達が足を運んでくれました。


みんな絵本の世界に没頭している様子でした。
昼休みの後半には、低学年図書室「もりのほんだな」で、図書ボランティアさんによる読み聞かせを行っていました。
こちらも低学年を中心にたくさんの児童が聞いていました。


中には、高学年図書室の読み聞かせを終えてからこちらに参加しているお友達もいました。
子ども達は本が大好きです。
現在、図書フェスタを開催中ですが、本に触れる機会が増えるとさらに興味が増していきます。
もうすでに、図書のスタンプラリーで目標冊数の貸し出し数に達している児童がいました。
中学年の場合、スタンプラリーでスタンプがたまると、クイズ用紙がもらえます。


図書室内の本に関する問題が出され、答えると「しおり」の景品がもらえます。


もらったお友達のしおりです。
これを機会に、いろんな本に触れてほしいと思います。
高学年図書室では、読み聞かせ後には、折り紙教室が開催されました。
講師は、折り紙クラブでも教えていただいている地域の菅沼先生です。


折り紙で「雪の妖精」と呼ばれている「シマエナガ」を作りました。


かわいいシマエナガがたくさんできました。


このような企画で、とても楽しいロング昼休みとなったようです。
みんな満足そうにして、教室に帰っていきました。

 

4年生算数の学習

令和6年1月22日(月)、4年生が算数「広さの表し方を考えよう」の学習をしていました。
面積を表す単位である「㎠」や長方形・正方形の面積を求める公式をこれまでの学習で理解してきました。
今日の学習は、L字型の図形の面積を求めます。
これまで学習してきた長方形や正方形の面積の求め方を使えないか工夫して考えていました。


それぞれの考えをまとめると、隣のお友達にどのように考えて、面積を求めたのか発表し合いました。


補助線を入れて2つの長方形に分けて考えました。
バッサリ切り取り2つに分けた様子から「バッサリ作戦」と名付けました。


他にも、空いている部分を付け足した大きな長方形から、付け足した部分を引く方法で求めた児童もいました。
「つけたし作戦」と名付けました。


飛び出ている部分を切り取って移動させ、長方形をつくって考える児童もいました。
切り取って移動させるところから「ひっこし作戦」と名付けました。


大きく3つのパターンに分けられましたが、すべて長方形や正方形を基にして考えているという共通点が見られました。
最後に、十字型の図形の面積を本日学習した3つのパターンのいずれかを使って求めました。


複雑な図形も長方形や正方形を基にして考えると、面積を求められることができます。