2025年11月の記事一覧
11月14日(金)の給食
今日の給食は『ごはん、豆腐ハンバーグ大根おろしソースがけ、ひじきの味噌煮、せいがく餅汁、牛乳』です。
「せいがくもち」は、千葉県に伝わる昔ながらの郷土食です。江戸時代に農民指導者として活動した大原幽学が、高価で手に入れにくかったもち米を買えない農民にも、餅のような食べ物を味わわせたいという思いから考え出したといわれています。うるち米を二度蒸してつきあげる製法で作られ、日もちがよく、素朴でやさしい味わいが特徴です。地域の暮らしと知恵が受け継がれた、大切な食文化です。
今日の給食では、千葉のひじき、流山の大根、小松菜、ねぎをたっぷり使用しました。郷土食と地元の食材を取り入れ、地域の味を感じられる献立にしました。
けれど、昨日とは一転して、今日はひじきの煮物が残ってしまいました。次回は、よりおいしさが伝わるよう工夫していきたいと思います。
11月13日(木)の給食【試食会】【こぼれ梅給食】
今日の給食は『ツナのスパゲティ―、流山野菜のポトフ、こぼれ梅デニッシュ、牛乳』です。
今日の給食テーマは「流山」です。流山の新鮮な野菜(小松菜・大根・かぶ・白菜)や、特産品の「こぼれ梅」を使った地産地消メニューを提供しました。
流山市は白みりん発祥の地として知られています。みりんを搾った後に残る白くホロホロとした塊は、梅の花のように見えることから「こぼれ梅」と呼ばれています。昔ながらの製法を守る蔵元でしか作られないため、今では“幻の食材”とも言われています。
今日は、その「こぼれ梅」を使ったこぼれ梅ジャムのデニッシュです。。
このジャムは、以前に子どもたちと調理員さんが一緒に開発したオリジナルレシピで、パイナップル・パインジュース・みりん・こぼれ梅を1時間以上じっくり煮詰めて作りました。デニッシュ生地の縁を切ってクロスした中央に、粗熱を取ったジャムのせて焼き上げました。
5年生の教室へ行くと、おかわりのじゃんけん大会が繰り広げられていました!!
ほぼ完食!!とてもよく食べられていました。
また今日は、保護者の方々を招いての給食試食会も行われ、子どもたちと同じメニューを一緒に味わっていただきました。
保護者の皆さんからは、
「地元の食材の魅力を感じた。」「安心した。」
「貴重な体験だった。」
といった感想のほか、
「どうしたらお肉をあんなに柔らかくできるのか。」
「味付けがおいしい。」
「食べやすい大きさに食材が切られている。」
「彩りがきれい。」
「かわいい形。見た目も大切だと思った。」
など、調理員さんが日々丁寧に工夫を重ねている点にも気づいていただきました。
調理員さんたちにとっても、日ごろの努力が伝わり、とても励みになる一日となりました。
これからも、地元の食材を大切にしながら、子どもたちが安心しておいしく食べられる給食づくりに努めてまいります。
11月11日(月)の給食
今日の給食は『コッペパン、鮭のモルネソース、ニース風サラダ、ジュリエンヌスープ、牛乳 』です。
今日の給食のテーマは「給食DE世界旅行」~フランス~です。
モルネソースは、ホワイトソースにチーズを加えた、フランス生まれのソースです。給食では、衛生面の安全を第一に考え、まず鮭を焼いて中心までしっかり火が通っていることを温度計で確認したあと、その上からモルネソースをかけ、さらにもう一度焼き上げました。
ジュリエンヌスープは、細く切った野菜がたっぷり入ったスープです。「ジュリエンヌ」とはフランス語で「千切り」という意味があります。
サラダは、調理員さんたちが大量の人参とじゃがいもを、きれいなさいの目切りにしてくれたので、見た目にもおしゃれな一品に仕上がりました。
お休みの多い日でしたが、よく食べられていました。
11月10日(月)の給食【1年生大根メニュー】
今日の給食は、『大根葉ごはん、肉じゃが、炒めキャベツのお味噌汁、牛乳』です。
今日は、1年生が考えた大根メニュー第2弾「大根葉ごはん」を提供しました。
今回は特別に、1年生が畑で育てている大根の葉をいただいて作りました。
自分たちで大根を育てている1年生は、大根の葉を触ったときに「ギザギザしてチクチクする!」と感じたそうで、「調理員さんたちは血が出なかったの?」「どんなふうに食べてほしい?」など、ほほえましい質問がありました。
朝採れの大根葉はとても新鮮でみずみずしく、見た目はしっかりしていましたが、繊維が少なく柔らかい葉でした。そのおかげで、とてもおいしい「大根葉ごはん」に仕上がりました。
1年生が心を込めて育てた大根の味を、全校のみんなでおいしくいただきました。
炒めキャベツのお味噌汁は、キャベツを炒めることで甘みと旨みがぎゅっと凝縮し、コクのある味わいになります。
今日も調理員さんたちは「少しでもおいしく!」という思いで、お味噌汁の隣の釜でキャベツを強火で炒め、仕上げにお味噌汁へ加えてくれました。
そのひと手間で、より深い味わいのお味噌汁になりました。
11月7日(金)の給食【1年生大根メニュー】
今日の給食は『ごはん、大根春巻、茎わかめの和え物、豆腐と白菜のスープ、牛乳』です。
1年生は、流山農家の中山さんに教えていただきながら、大根を学校の畑で育てています。
そして、自分たちでステキな大根料理も考えてくれました。
その中から、大量調理にも向くメニューをアレンジし、11・12月の給食に取り入れていく予定です。
その第1弾として、今日は「大根春巻」です。
大根は水分が多いため、今日は切干大根を使って作りました。
調理員さん方が、今日も丁寧においしく仕上げてくださいました。
作り方を紹介します。
まず、豚肉・切干大根・ねぎ・ニラなどを炒めて具を作り、粗熱をとります。
その後、低学年用と高学年用で具の量をきちんと計算して分け、それぞれ包んで丁寧に揚げます。
給食の時間には、1年生が「大根春巻」の紹介と、楽しい「大根クイズ」を放送してくれました。
放送室では、放送委員や給食委員の6年生が、マイクの使い方や話すタイミングを優しく教えてあげる姿が見られました。
初めての放送に少し緊張していた1年生も、6年生の温かいサポートで、笑顔で発表することができました。