2025年1月の記事一覧
1月16日(木)
【メニュー】わかめごはん 大根と鶏肉の春雨煮、 じゃがいものみそ汁 牛乳
今日は「大根と鶏肉の春雨煮」の大根について紹介します。大根は、1年を通して市場に出回っていますが、特に秋から冬にかけて本来の旬を迎えます。この時期の大根は寒さから身を守るために、細胞に糖分を蓄えるため甘味が増し、おいしくなります。白い部分には、体内において様々な化学反応を促進させる「酵素」という成分が数種類含まれています。例えば、食べ物の中のでんぷんの消化を助ける酵素は、「アミラーゼ」といいます。そのため、日本では古くから胃腸が弱ったときに、大根を食べる習慣があったそうです。また、大根は白い根の部分を食べることが多いと思いますが、緑色の葉の部分にも多くの栄養分が含まれています。
今日は鶏肉や厚揚げと野菜を炒め合わせたものに、旬の大根を取り入れました。大根や春雨は他の具材のうま味をよく吸うので、味が染みておいしく仕上がっています。冬の旬を味わって食べましょう。
1月15日(水)
【メニュー】わかめごはん 大根と鶏肉の春雨煮 じゃがいものみそ汁 牛乳
今日は「大根と鶏肉の春雨煮」の大根について紹介します。大根は、1年を通して市場に出回っていますが、特に秋から冬にかけて本来の旬を迎えます。この時期の大根は寒さから身を守るために、細胞に糖分を蓄えるため甘味が増し、おいしくなります。白い部分には、体内において様々な化学反応を促進させる「酵素」という成分が数種類含まれています。例えば、食べ物の中のでんぷんの消化を助ける酵素は、「アミラーゼ」といいます。そのため、日本では古くから胃腸が弱ったときに、大根を食べる習慣があったそうです。また、大根は白い根の部分を食べることが多いと思いますが、緑色の葉の部分にも多くの栄養分が含まれています。
今日は鶏肉や厚揚げと野菜を炒め合わせたものに、旬の大根を取り入れました。大根や春雨は他の具材のうま味をよく吸うので、味が染みておいしく仕上がっています。冬の旬を味わって食べましょう。
1月14日(火)
【メニュー】豚肉と野菜のしょうが炒め丼 青ねぎのかきたま汁 アセロラゼリー 牛乳
今日は青ねぎのかきたま汁に使っている「わけねぎ」について紹介します。わけねぎは青ねぎとも呼ばれ、流山市内でもたくさん作られている野菜です。普通の長ねぎは、土をかぶせて太陽があたらないようにすることで、白く、太い部分が多くなるように育てられたものです。ねぎの緑色の部分は、β-カロテンを多く含むので、青ねぎは色の濃い野菜である緑黄色野菜に分類されます。骨を強くするカルシウムや血を造るもととなる、葉酸という無機質も含む、栄養価の高い野菜です。
今日は、かきたま汁に普段よく食べている長ねぎと、わけねぎの両方を入れました。ねぎの香りを味わいながら食べましょう。
明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。
1月10日(金)
【メニュー】菜めしじゃこごはん 肉じゃが 雑煮汁 牛乳
今日は、明日1月11日の鏡開きにちなみ、汁物に小さな紅白のもちを入れました。「鏡開き」は1年の家族の健康を祈り、お正月の間、神様にお供えしていた鏡もちを割ってお雑煮やおしるこにして食べることをいいます。鏡もちを飾る風習は、室町時代頃から始まったと言われ、魂が宿っているとされています。また、2段のもちは、太陽と月を表し、「福が重なる」「円満に年を重ねる」という意味があります。ちなみに、もちを鏡と呼ぶのは、昔の「銅鏡」というものに似ているからといわれています。もちを割るときは、刃物を使うと切腹を連想させるため、刃物を使わず木づちなどで割ります。また、「割る」という言葉は縁起がよくないため「鏡を開く」といわれるようになりました。
このように、鏡開きには色々な意味があります。古くから伝わる行事について理解を深めて食べましょう。
1月9日(木)
【メニュー】ごはん メンチカツ 五目煮 白菜と油揚げのみそ汁 牛乳
今日はみそ汁に入れている野菜、「白菜」について紹介します。白菜は、甘味とうま味がたっぷりと詰まった冬野菜の一つです。水分が多く含まれますが、免疫力を高める「ビタミンC」や、高血圧を予防する無機質である「カリウム」も含まれています。白菜のうま味成分は、「グルタミン酸」という成分で、特に芯の部分に多いです。このグルタミン酸は、昆布やトマトにも含まれているものです。浅漬けなどのイメージから、日本では昔から食べられていたのではと思われがちですが、意外にも歴史は浅く、今からおよそ120年から130年前に、中国から持ち込まれたものといわれています。
今日はみそ汁に入れていますが、白菜は洋風のクリーム煮などの料理にもよく合います。今が旬の白菜を色々な料理で味わいましょう。
明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。
令和7年1月8日(水)
【メニュー】チキンカレーライス 海藻サラダ マスカットゼリー 牛乳
今日から3学期の給食が始まりました。初日は定番の人気メニュー、チキンカレーライスです。今までも紹介したことがありますが、カレーの日は調理員さんが朝からたくさんの野菜を切っています。その中でも、今日はカレーをおいしく作るために欠かせない材料の一つである、玉ねぎについて紹介します。
玉ねぎは、生で食べると辛味が強く感じられますが、加熱することで辛味成分が分解され、甘味が引き出されます。カレーに玉ねぎを加えるのは、甘味と香ばしさが加わるためです。そのため、給食のカレー作りでは、2種類の玉ねぎの切り方をしています。1種類は「あめ色玉ねぎ」と呼ばれる、炒める玉ねぎ用、もう1種類は具材用です。「あめ色玉ねぎ」は、玉ねぎを炒めることで玉ねぎに含まれている「アミノ酸」という成分と、糖分がくっつき、香り成分が引き出されるので、香ばしさがあります。
今日は1400人分のカレーに、玉ねぎを合計85kg、およそ420個分使いました。玉ねぎを味わいながら、しっかりと食べて元気に過ごしましょう。