2020年度 給食の献立紹介

2021年2月の記事一覧

2月10日(水曜日)

『牛乳 ご飯 寒鰆の竜田揚げ
       きんぴらごぼう 粕汁』です。


 2月に入り、暦の上では春となりましたが、まだまだ寒いですね。真冬の今の時季に獲れる魚は、頭に「寒」を付けて、寒鰤、寒鱈、寒鰆、などと呼びます。産卵期をむかえる魚たちは、今の時季は産卵にそなえて栄養分を蓄えており、どの魚も脂がのっています。今日は、脂がたっぷりのった寒鰆を使った「竜田揚げ」です。下味をつけた鰆に片栗粉をまぶし、高温の油でカラッと揚げました。身がふっくらとしていてやわらかく、とても食べやすいです。骨に気をつけながらよく噛んで食べましょう。
 汁物は、具だくさんの味噌汁に「酒粕」を加えた「粕汁」です。酒粕は、酒を作るときにできるもので、甘酒や漬物の粕漬けなどに利用されます。今日は、鮭や豆腐、ごぼう、人参、大根をだし汁からじっくり煮込み、白みそと酒粕で味付けしました。ほんのり酒粕の香りがする、おいしい粕汁ができあがりました。体の芯から温まりますので、酒粕の風味を感じながら、よく味わって食べましょう。

2月9日(火曜日)

『牛乳 ミートソーススパゲティ

                           ごまドレサラダ ワッフル』です。

 今日は、栄養満点の「ミートソーススパゲティ」です。給食室特製のミートソースは、豚ひき肉や細かく刻んだにんにくや大豆、玉ねぎ、人参、トマト、ピーマンを炒め、ケチャップや塩、こしょうを加えて味付けし、じっくり煮詰めて作りました。そこに、ゆでたスパゲティを加え、ミートソースと混ぜ合わせました。大豆は、別名「畑の肉」とも呼ばれ、肉と同じくらい、良質なたんぱく質が豊富。ですが、肉に比べて脂質は少なく、食物せんいは多いので、大変健康に良いです!ミートソーススパゲティをお皿にたっぷりよそって、もりもり食べましょう。

 サラダは、いりごまとすりごま、2種類のごまを使った「ごまドレサラダ」です。ごまは、5大栄養素の炭水化物や脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ、体に良い栄養が多く含まれる食材です。給食では、ごまを「から煎り」しているので、香りもたち、ごまの風味を感じる「ごまドレサラダ」ができあがりました。よく噛んで、香りも楽しみながら食べましょう。

 

 

2月8日(月曜日)

『牛乳 マーボー豆腐丼
                 にら玉汁 杏仁豆腐』です。

                                                         【甜麺醤24kgをボールにあけています。】

 今日は、栄養満点の「マーボー豆腐丼」です。にんにくと生姜を豚ひき肉と一緒に炒め、そこに細かくきざんだ大豆や筍、人参、冬が旬の長ねぎ、流山産のわけねぎを加えました。ねぎの香りや辛み成分の「アリシン」には、血行を促進する効果があります。手先や足先の血液の巡りも良くするので、全身をポカポカにしてくれます!炊きたてのご飯に「マーボー豆腐」をたっぷりかけてもりもり食べ、体の中から温めましょう。
 汁物は、かき玉汁に旬の「にら」を加えた「にら玉汁」です。9種類の食材を使い、スープに肉や卵、野菜のうま味が溶け出た、おいしい「にら玉汁」ができあがりました。にらは、体内でビタミンAに変わるβカロテンが豊富。ビタミンAは、生活習慣病の原因となる活性酸素から体を守る抗酸化作用があり、免疫力を高め、皮膚や目の粘膜を丈夫にしてくれます!体に大変良いので、「にら玉汁」をしっかり食べて、健康な体づくりをしていきましょう。

2月5日(金曜日)

2月5日(金曜日)

『牛乳 韓国風鰯の蒲焼き丼

      大根のそぼろ煮 だまこ汁』です。


 今日は、千葉県産の鰯を使った「韓国風鰯の蒲焼き丼」です。しょうゆやみりんで作る甘辛のタレに「おろしにんにく」を加え、韓国風の味付けにしました。高温の油でカラッと揚げた鰯に、特製のタレがよく染みていて、ご飯との相性もバツグンです!青魚の鰯
は、歯や骨のもとになるカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDの両方が
含まれています。さらに、血液中の悪玉コレステロールを減らすEPAや脳の働きを良くするDHAも多いので、生活習慣病の予防に効果があります。大変健康に良いので、鰯の骨に気をつけながら、よく噛んで、味わって食べましょう。
 汁物は、あたたかい「だまこ汁」です。だまこ汁は、秋田県の郷土料理。だまこ汁
には、炊いた米をつぶして、丸い団子状にした「だまこもち」を加えます。今日は、
だまこもちや鶏肉、ごぼうなど、6種類の食材を使い、だし汁からじっくり煮込み
ました。ビタミンや食物せんいが豊富な野菜もたっぷり使っていて、栄養満点です!
「だまこ汁」しっかり食べて、午後も元気に過ごしましょう。

 

2月4日(木曜日)

 

『牛乳 うぐいすきな粉揚げパン
 ツナポテトサラダ 味噌ワンタンスープ』です。



 昨日、2月3日をさかいに、暦の上では春となりました。春が近づいてくると、黄緑色の「うぐいす」と言う鳥のさえずりが聞こえてきます。うぐいすは、春になると鳴くことから、「春告げ鳥」とも言われています。今日の揚げパンは、春をイメージした「うぐいすきな粉」を使った揚げパンです。うぐいすきな粉は青大豆を炒って粉にしているので、たんぱく質が豊富です。季節を感じる「うぐいすきな粉揚げパン」を味わって食べましょう。

 サラダは、栄養バツグンの「ツナポテトサラダ」です。155Kgのじゃが芋を使い、ツナや人参、きゅうり、玉ねぎと一緒に混ぜ合わせました。ツナの原料は魚の「きはだまぐろ」。良質なたんぱく質をはじめ、記憶力を高めるDHAや血液をサラサラにするEPAがたっぷり含まれています!うま味成分も多く、とてもおいしいツナポテトサラダができあがりました。小袋のマヨネーズをつけて、混ぜ合わせながら食べましょう。

 

2月3日(水曜日)

『牛乳 わかめご飯 焼きししゃも
     切り干し大根の煮物 沢煮椀』です。


 今日のご飯のおかずになる「主菜」は、「焼きししゃも」です。アイスランド産の脂がたっぷりのった「ししゃも」を使い、オーブンでカリッと焼き上げました。程よい塩気がきいているので、ご飯もすすみます。小魚のししゃもは、丈夫な骨を作る「カルシウム」がたっぷり!成長期の皆さんには積極的に食べてほしい食材です。頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、焼きししゃもをよく噛んで、味わって食べましょう。
 主菜の横にそえる副菜は「切り干し大根の煮物」です。切り干し大根は、細く切った大根を日光や風にあてて乾燥させたもの。大根は、約95%が水分でできていますが、干すことで水分がぬけ、大根の栄養やおいしさがギュッと凝縮されます。栄養面では、骨や歯を健康に保つカルシウムやお腹を掃除してくれる食物せんいが豊富!今日は、切り干し大根をはじめ7種類の食材を使い、しょう油や砂糖を加えて味付けしました。色々な具材も入り栄養満点なので、「切り干し大根の煮物」をもりもり食べて、健康な体づくりを心がけましょう。

 

2月2日(火曜日)

『牛乳 じゃこ茶めし おでん
                     大豆入り根菜チップス』です。


 今年の「節分」は2月2日です。2月2日が節分になるのは、なんと124年ぶり!地球が太陽を1周する時間が365日ピッタリではないため。1年の「時間のずれ」を調整するため、立春と節分の日も前にきました。節分は、冬と春の分け目となる日です。暦の上では冬から春に変わります。昔から、節分は新しい年の始まりとして、大切な行事が行われてきました。現在でも、節分の日には、鬼の邪気や病気などのお払いをして、「福」や「幸せ」を願う「豆まき」をします。他にも、鬼が苦手な鰯や柊を飾って邪気を払う伝統的な風習もあります。

   今日は、節分にちなんだ「大豆入り根菜チップス」です!大豆や根菜のごぼう、蓮根、かぼちゃを油でカラッと揚げました。ごぼうは、しょう油と酒で下味をつけたので、味がよく染みていて食べやすく、大豆は食感のアクセントになります。根菜は、体の調子を整える「ビタミン」やお腹をキレイにする「食物せんい」が多く、大変健康に良い食材です。今日の給食もしっかり食べて、元気に過ごしましょう!

2月1日(月曜日)

『牛乳 ドライカレー もずくとうずら卵のスープ
                  フルーツの苺ジュレ和え』です。


 今日は、カレーの香りが食欲をそそる「ドライカレー」です!ご飯は、カレー粉を加えて炊き上げ、黄色く色付けしました。ドライカレーは、豚ひき肉をにんにく、生姜と一緒によく炒め、細かくきざんだ玉ねぎや人参、大豆を加えました。大豆は、「畑の肉」と呼ばれるように、肉や魚、卵と同じ位、良質なたんぱく質が豊富。体内での消化や栄養の吸収も良く、積極的に摂りたい食材です。給食のドライカレーは、食材から出る水分だけでじっくり煮込んでいるので、うま味と栄養がたっぷりです!炊きたてのご飯に栄養満点のドライカレーをかけて、もりもり食べましょう。
スープは、沖縄県産の「もずく」を使った「もずくとうずら卵のスープ」です。海藻のもずくは、ミネラルや食物せんいが多く、腸内環境を良くしたり、余分な脂肪を減らしたりする効果があり、体に大変良いです。もずくの食感も楽しめるので、よく噛んで食べましょう。
デザートは、旬の苺の「あまおう」を使った「フルーツの苺ジュレ和え」です。苺の甘みとフルーツのさっぱりとした酸味の相性がバッチリです。フルーツはビタミンCが豊富で、風邪予防に効果バツグン!よく味わって食べましょう。