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2022年度 給食の献立紹介

2月16日(木)の給食

『わかめじゃこご飯、肉じゃが、なめこのみそ汁、ヨーグルトレーズン、牛乳』

 

 

 わかめじゃこご飯には、丈夫な骨をつくるのに欠かせない栄養素であるカルシウムがたくさん含まれている、ちりめんじゃこを使いました。ちりめんじゃこは、イワシが小さいときの呼び方です。似たような食べものに、“しらす”がありますが、ちりめんじゃこは乾燥させてあるので、長く保存できて、カリカリな食感が特徴です。 カルシウムが多く含まれている食べものには、ちりめんじゃこのほかに、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などがあります。特に牛乳や乳製品は、ほかの食べものに比べてカルシウムの吸収率が高く、1回に食べられる量も多いので、効率よくカルシウムをとることができます。

2月15日(水)の給食

『ちゃんぽんうどん、大根と豚ばら肉の煮物、白玉ぜんざい、牛乳』

 

 

 ちゃんぽんうどんは、中学校のリクエスト給食で1番人気のあったメニューです。

 ちゃんぽんは、長崎県(ながさきけん)の郷土(きょうど)料理(りょうり)です。1899年に長崎県の中華料理人が中国人留学生に安くて栄養があるものを食べさせようと、鍋で野菜や肉の切れはしなどを炒め、そこに中華麺を入れて濃いめのスープで煮こんだボリュームたっぷりの料理を作ったのがはじまりとされています。

 ちゃんぽんという名前は、中国語のかんたんなご飯という意味の「シャンポン」がなまったものが由来(ゆらい)という説(せつ)と、ポルトガル語で混ぜるという意味の「ちゃんぽん」がなまったものが由来という説など、さまざまあります。

 白玉ぜんざいは、小豆(あずき)をじっくり給食室で煮こんで、こしあん、砂糖、塩で味つけしました。優しい甘さでとてもおいしいです。

2月14日(火)の給食

『チキンカレーライス、ほうれん草とツナコーンのサラダ、ミニたいやき(チョコ)、牛乳』

 

 

 チキンカレーライスは、18kgの小麦粉とバターを炒めて、1時間以上よく練って作ります。根気と力の必要な作業です。作ってくださった方に感謝の気持ちをこめて、いただきましょう。

 ほうれん草とツナコーンのサラダは、ほうれん草、もやし、コーン、ツナをゆでてから、真空(しんくう)冷却機(れいきゃくき)という機械で一気に冷やしました。ドレッシングは、レモン汁やオリーブオイル、すりおろしたにんにくなどを使った特製のドレッシングです。レモンの酸味と、にんにくの香りが野菜やツナにしみて、とてもおいしいです。たくさん食べましょう。

2月13日(月)の給食

『きなこ揚げパン、ポークビーンズ、ポトフ、牛乳』

 

 

 きなこ揚げパンは、コッペパンを手早く揚げてから、きなこ、砂糖、塩を混ぜた粉をまぶしました。コッペパンは、長い時間揚げると、どんどん油を吸ってしまうので、短い時間でさっと揚げることで、まわりはカリッと、中はふんわりした揚げパンを作ることができます。また、揚げてすぐでないと、粉がつきにくくなってしまうので、揚げたらすぐに粉をつける人がまんべんなくつけています。おいしいきな粉揚げパンを作ってくださった調理員さんたちに感謝の気持ちをもって、いただきましょう。

2月10日(金)の給食

『ゆかりごはん、おでん、流山みりん大学芋、牛乳』

 おでんは、10種類の具材を、いつもよりも濃いめのだし汁で煮こみました。こんにゃく、しらたき、大根は、煮こむ前に、下ゆでをしています。下ゆでをすることで、くさみが抜ける、味がしみやすくなる、食感がよくなる、などのメリットがあります。下ゆでしなければ食べられないわけではありませんが、おいしいおでんを作るために、調理員さんに手間をかけていただいています。感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

 流山みりん大学芋は、揚げたさつまいもに、流山の特産品であるみりんをたくさん使ったタレを絡めました。みりんのまろやかな甘さを味わって食べましょう。

2月9日(木)の給食

『ごはん、さけふりかけ、すきやき煮、かきたま汁、ぽんかん、牛乳』

 

 

 すきやき煮は、長ねぎと玉ねぎを炒めて、野菜の甘みを出してから、ほかの具材と一緒に煮ました。すき焼きは醤油、砂糖、酒をベースにした割り下(わりした)に、牛肉、ネギ、春菊、焼き豆腐などの具材と一緒に煮た料理です。江戸時代に、農業の道具である鋤(すき)を鉄板(てっぱん)のかわりにして貝や魚を焼く「魚(うお)すき」「沖(おき)すき」と呼ばれる料理がありました。同じく、鋤(すき)を使って牛肉を焼いたものが「鋤(すき)焼(やき)」と呼ばれるようになりました。給食では、85kgの焼き豆腐を使いました。焼き豆腐は、食べごたえがあり、煮崩れしにくいように、ていねいに大きく切っていただきました。感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

2月8日(水)の給食

『切干大根のビビンバ、キムチスープ、杏仁豆腐、牛乳』

 

 

 ビビンバとは、ご飯の上に野菜や山菜のナムルをいろどりよく盛りつけた韓国を代表するご飯料理です。韓国語で「ビビンバ」のビビンは「混ぜる」、バは「ご飯」という意味です。本場(ほんば)では、食べる前にピリ辛のコチュジャンという韓国辛みそを少しずつ加えながら辛さを調整し、スプーンでよくかき混ぜて食べられています。

 キムチは韓国の伝統料理で、白菜、大根、キュウリ等をヤンニョムという韓国ダレに漬けて作る発酵食品(はっこうしょくひん)です。韓国で、寒さの厳しい冬に不足する野菜を保存するために、キムチが作られはじめました。キムチは、健康食品として、世界中の人々からも人気を集めています。キムチが発酵する際に生じる乳酸菌には食べ物の消化を助け、内臓をきれいにしてくれる働きがあります。

2月7日(火)の給食

『ごはん、いわしのねぎだれかけ、白菜と肉団子のみそ汁、ヨーグルト、牛乳』

 いわしのねぎだれかけにも使っているねぎの旬は、11月から2月です。流山で採れた青ねぎと、長ねぎをたくさん使ったタレを千葉県産のイワシにかけました。

 全国で1番ねぎが収穫されている県は何県かわかりますか?

 正解は千葉県です。2位は埼玉県、3位は茨城県です。

 千葉県では、野菜・果物・魚・米・肉・牛乳など、いろんな食べものが作られています。千葉県のめぐみに感謝して、いただきましょう。

 イワシやサバなどの表面が青い魚を青魚といい、青魚の油には、血液をサラサラにするなど、生活習慣病を予防してくれる効果があります。お肉の油には含まれていないので、普段の食事でも、お肉とお魚はバランスよく食べられるといいですね。

2月6日(月)の給食

『チーズバーガー、千切りキャベツ、かぼちゃの米粉スープ、みかん、牛乳』

 

 

 チーズバーガーは、パンにハンバーグ、キャベツ、チーズをはさんで食べます。

 野菜は、その野菜に含まれている栄養素によって、緑(りょく)黄色(おうしょく)野菜(やさい)と淡色(たんしょく)野菜(やさい)に分けられます。緑黄色野菜には、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、トマトなどの、色の鮮やかな野菜が多いです。そして、色の鮮やかな野菜には、免疫力(めんえきりょく)を高めてくれる栄養素が多く含まれています。冬は緑黄色野菜が育ちにくいので、夏に収穫して長い間保存しておくことができる“かぼちゃ”は、貴重な栄養源です。今日のかぼちゃの米粉スープには、かぼちゃをたくさん使いました。かぼちゃをたくさん食べて、風邪に負けない丈夫な体を作りましょう

2月3日(金)の給食

『子ぎつね寿司、手巻きのり、いわしのカリカリフライ、けんちん汁、福豆、牛乳』

 

 

 2月3日は節分です。節分は、「季節の変わり目」の立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)の前の日をさす言葉です。江戸時代以降は、特に立春の前の日をさす場合が多くなりました。節分には、「鬼は外、福は内」と豆をまいて邪気をはらい、年齢の数の豆を食べ、一年の幸せを祈ります。豆をまくことで病(やまい)や災い(わざわい)をはらい、さらにその豆を食べることで力をいただけると考えられたためです。ほかにも、ヒイラギの小枝(こえだ)の先にイワシの頭を刺して戸口(とぐち)に飾(かざ)ったり、イワシを焼いて食べたりする地域や、その年の良い方角(ほうがく)とされる恵方(えほう)を向いて食べる、恵方巻きなどがあります。給食では、節分を意識したメニューにしました。たくさん食べましょう。