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2022年度 給食の献立紹介

12月19日の給食

『ココア揚げパン、ポークビーンズ、冬野菜のポトフ、牛乳』

 ココア揚げパンは、コッペパンをさっと揚げてから、手早く粉をまぶしました。粉は、ココアと砂糖、スキムミルク、塩を混ぜました。手早く作業しないと、コッペパンが油っぽくなってしまったり、粉がつきづらくなってしまうので、調理員さんたちが役割分担して、協力して作業してくださいました。感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

 冬野菜のポトフには、冬においしい、かぶ、さといも、さつまいも、キャベツを使いました。気温が低い日が続いているので、免疫力をあげてくれる野菜や、体があたたまる食べものを意識して食べましょう。

12月16日(金)の給食

『ごはん、いわしのかば焼き、沢煮椀、フルーツのヨーグルト和え、牛乳』

 いわしのかば焼きは、いわしの開きにでん粉をつけたものをカリカリに揚げて、甘辛いタレをかけました。いわしは特徴的なにおいがあるので、タレにしょうがを使うことで、においを消して、おいしく食べられるようにしました。ごはんと一緒に食べましょう。

 沢煮椀は、たくさんの具材を煮た汁物です。豚肉、油揚げ、大根、にんじん、ごぼう、えのき、こんにゃく、小松菜、長ねぎの9種類の具材が入っています。寒い時期に温かい汁物はとてもおいしいです。たくさん食べましょう。

12月15日(木)の給食

『じゃこ茶飯、おでん、チキンチキンごぼう、牛乳』

 おでんのはじまりは、豆腐を竹串で刺して焼いた豆腐田楽(とうふでんがく)が「おでんがく」と呼ばれていて、「おでん」と呼ばれるようになったといわれています。

 給食のおでんは、10種類の具材を、いつもよりも濃いめのだし汁で煮こみました。こんにゃく、しらたき、大根、がんもどきは、煮こむ前に、下ゆでをしてもらいました。下ゆでをすることで、くさみが抜ける、味がしみやすくなる、食感がよくなる、などのメリットがあります。下ゆでしなければ食べられないわけではありませんが、おいしいおでんを作るために、調理員さんに手間をかけていただいています。 感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

12月14日(水)の給食

『中華おこわ、豚肉とれんこんの甘酢炒め、鶏団子の中華スープ、牛乳』

 

 

 鎌倉時代よりも昔、ご飯は炊くのではなく、蒸して食べられていました。もち米を蒸したごはんは、普通のごはんよりも硬いため”強飯(こわめし)”と呼ばれていました。強飯という言葉から、もち米を使ったごはんのことが、“おこわ”と呼ばれるようになりました。中華おこわは、もち米、干ししいたけ、豚肉などに、ごま油を使った味付けをする中華風のまぜご飯です。

 豚肉とれんこんの甘酢炒めは、68kgのれんこんと、68kgの豚肉に片栗粉をつけて揚げたものを、炒めた野菜と合わせました。揚げる量が多いので、とても手間も時間もかかる作業です。調理員さんに感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

12月13日(火)の給食

『ご飯、ほっけの一夜干し、れんこんのきんぴら、かぼちゃの豚汁、牛乳』

 健康的な食事をとるためには、主食(しゅしょく)・主菜(しゅさい)・副菜(ふくさい)・汁物をそろえると、バランスよく栄養をとることができます。

 主食は、ごはん・パン・麺などの炭水化物(たんすいかぶつ)が多い食品を使った料理です。今日の給食では、ごはんが主食です。

 主菜は、肉・魚・卵・豆腐などのたんぱく質が多い食べものを使った料理です。今日の給食では、ほっけの一夜干しが主菜です。

 副菜は、野菜などのビタミン・ミネラル・食物(しょくもつ)繊維(せんい)が多い食べものを使った料理です。今日の給食では、れんこんのきんぴらが副菜です。

 汁物には、肉や野菜など、いろいろな食べものを入れることで、ほかの料理では足りない栄養素を補(おぎな)うことができます。

 給食では、どれが主食、主菜、副菜なのか、考えて食べるようにしてみましょう。

12月12日(月)の給食

『コッペパン、りんごジャム、チーズオムレツ、鶏肉のトマト煮、鮭とほうれん草のクリームシチュー、牛乳』

 

 

 鶏肉のトマト煮は、オリーブオイルで鶏肉と野菜を炒めてから、トマトと一緒に煮こみました。イタリアでよく食べられている料理です。野菜はじっくり炒めることで、コクを出しました。鶏肉は、一度炒めてから、最後に加えることで、やわらかく仕上げていただきました。味つけには、バジルやローリエを使って、いい香りをつけました。イタリア料理やフランス料理は、バジルやローリエなどの香辛料(こうしんりょう)や香草(こうそう)を使う料理が多く、香りを楽しむ料理ともいわれています。食べるときには、香りも感じて、味わってみましょう。

 

12月9日(金)の給食

『菜めし、いなだの照り焼き、豚肉とかぼちゃの炒め物、さつまいものみそ汁、牛乳』

 

 

 イナダは、ブリという魚の小さいときの呼び方です。大きさによって呼び方が変わる魚のことを、出世魚といいます。同じ大きさでも、地域によっても呼び方が変わります。関東では、20~40cmのものをワカシ、40~60cmのものをイナダ、60~80cmのものをワラサ、80cm以上のものをブリと呼びます。

 豚肉とかぼちゃの炒め物は、かぼちゃを一度揚げてから炒めました。手間をかけていただいた分、おいしい炒め物になりました。

 さつまいものみそ汁に使っている、さつまいもと小松菜は、千葉県産のものを使っています。千葉県のめぐみに感謝の気持ちをこめて、残さず食べましょう。

12月8日(木)の給食

『ほうとう、揚げ鶏とじゃがいもの煮物、わらびもち、牛乳』

  

 

 ほうとうは、小麦粉を練って、平たく切った「ほうとうめん」を、かぼちゃやにんじんなどのたっぷりの具材とともに味噌仕立ての汁で煮こんだ、山梨県の郷土料理です。お米を作ることができない山の中で、お米の代わりとして食べられていました。給食では、ほうとうめんの代わりにうどんを使いました。

 揚げ鶏とじゃがいもの煮物は、下味をつけて揚げた鶏肉と、じゃがいもを揚げたものを、甘辛く味つけしたお野菜と煮ました。

 わらびもちは奈良県の郷土料理の和菓子です。つるっともちっとした食感がとてもおいしいです。今日は中にあんこが入っていますが、黒蜜やきなこと食べてもおいしいです。

12月7日(水)の給食

『大根の中華風混ぜご飯、揚げ魚の野菜あんかけ、春雨スープ、黒糖ビーンズ、牛乳』

 

 

 大根の中華風まぜご飯は、大根、豚肉、にんじん、青ねぎを炒めて、中華風の味付けにしたものを、ごはんと混ぜました。冬においしい大根に味がしみて、シャキッとした食感がアクセントになっておいしいです。

 揚げ魚の野菜あんかけは、片栗粉をつけてカリッと揚げたタラに、特製の野菜あんかけをかけました。タラは、漢字で書くと、魚に雪と書くように、12月から1月にかけての冬が旬の魚です。旬の食べものを食べると、その季節を感じることができます。冬が旬の食べものはほかに何があるか調べてみてください。

 黒糖は、白い砂糖にはない、苦みや渋みなど独特の風味とコクのある甘みがあります。また、白い砂糖にはない、ビタミン、ミネラルも含まれている、体にもよいお砂糖です。

12月6日(火)の給食

『ご飯、ひじきのり、カレー肉じゃが、白菜のけんちん汁、牛乳』

 ひじきのりは、のりの佃煮に、ひじきを加えたものです。ひじきを加えることで、プチプチとした食感をプラスして、鉄分もとることができます。甘辛い味付けはご飯との相性もよいです。ご飯と一緒に食べましょう。

 カレー肉じゃがは、136kgのじゃがいもを使って、いつもの肉じゃがをカレー風味に仕上げました。じゃがいもは、ゆでる時間、煮る時間によって、固さが変わります。固すぎるとゴリゴリとしていて、やわらかすぎると、とろっとしてしまうので、調理員さんにちょうどよい固さに仕上げていただいています。ていねいに作ってもらっているので、おいしいカレー肉じゃがになりました。感謝の気持ちをこめて、きれいに残さず食べましょう。