【職員】先生の夏休み紹介!~Part⑦~
「先生って、夏休みは何をしているのですか?」
子どもたちにも保護者の方にもよく聞かれるこの質問!確かに、夏休みには児童が登校しないので「もしかして、先生も夏休み…?」と思われるかもしれませんね。いえいえ、先生たちは夏休み明け以降の指導に向けて、1ヶ月半の夏休み期間でパワーアップするために、様々なことに取り組んでいます。そんな先生の夏休みをシリーズで紹介していきたいと思います。
7回目に紹介するのは、小中合同研修会です。おおたかの森小・中学校は、10年前に流山市内で初めて設立された小・中学校併設校です。主に小学生は2階フロア、中学生は3階フロアが生活拠点となっていますが、移動教室など、日常生活の中でも顔を合わせる場面は多々あります。さらに、小学校の教職員が卒業生の様子を身近で見ることができたり、逆に中学校の教職員が生徒の小学生時代の様子を気軽に確認できたりすることも可能というメリットもあります。
子どもたちのよりよい学校生活のために、小・中学校併設校の利点を最大限に生かしていくために必要なのが、先生方同士のコミュニケーションです。今回は夏休みの時間を活用して、教育コーディネーターの小林誠司さんをお招きして小中合同講演会を行いました。
*小中合同講演会(講師:小林 誠司さん)*
演題「探究的な学びとは?」の下、 子どもたちが自ら学び、考え、自分らしく生きられる世界を創るために様々な視点からご講演いただきました。探究的な学びについて、グループごとでの話し合いを通じて、主体的・対話的で深い学びについて具体的に考え、改めて理解を深める貴重な時間となりました。
*流教研講演会(講師:木村 まさ子さん)*
さらに、スターツおおたかの森ホールに流山市内の教職員が集まり、流教研講演会が行われました。 講師は元SMAP・木村拓哉さんのお母様・木村 まさ子さん、演題は「今、ここを生きる~だぁいすきな自分がここにいるよ~」でした。
自らの子育て体験から、心に届く言葉を子どもたちに語りかける大切さ等についてご講演いただきました。自分を褒め認めることが自信につながり、生きる力が違ってくること、「いただきます」は自然が育ててくれた食べ物の命の尊さや大切さに「感謝の想い」を込める言葉であることなど、「自分はかけがえのない命そのもの」と、命の大切さについてご自身の体験をもとにお話いただきました。今の時代の子どもたちに合った指導の在り方を改めて考える貴重な機会となりました。