【職員】先生の夏休み紹介!~Part⑤~
「先生って、夏休みは何をしているのですか?」
子どもたちにも保護者の方にもよく聞かれるこの質問確かに、夏休みには児童が登校しないので「もしかして、先生も夏休み…」と思われるかもしれませんねいえいえ、先生たちは2学期以降の指導に向けて、1ヶ月半の夏休み期間でパワーアップするために、様々なことに取り組んでいますそんな先生の夏休みをシリーズで紹介しています
5回目に紹介するのは、小中合同研修会ですおおたかの森小・中学校は、10年前に流山市内で初めて設立された小・中学校併設校です主に小学生は2階フロア、中学生は3階フロアが生活拠点となっていますが、移動教室など、日常生活の中でも顔を合わせる場面は多々ありますさらに、小学校の教職員が卒業生の様子を身近で見ることができたり、逆に中学校の教職員が生徒の小学生時代の様子を気軽に確認できたりすることも可能というメリットがあります
子どもたちのよりよい学校生活のために、小・中学校併設校の利点を最大限に生かしていくために必要なのが、先生方同士のコミュニケーションです今回は、夏休みの時間を活用して、小中合同研修会(教室マルトリートメント)と小中合同新スポーツ体験会を行いました
*小中合同研修会(教室マルトリートメント)*
「マルトリートメント」とは、マル(不適切な)+トリートメント(関わり)=マルトリートメント(不適切な関わり)という意味です。教室が子どもたちにとって居心地のよい場所であるために、“教師としてどのように児童に関わり、日々の指導に当たっていくべきか”について、グループ協議形式での研修を行いました小学校と中学校で多少の違いはあるものの、“すべては子どもたちのために”という根幹は共通するものがあり、非常に有意義な意見交換をすることができました
*小中合同新スポーツ体験会*
ヘルスバレーボール、ドッジビー、ボッチャ、モルックの4つの競技に分かれて行いました勝敗が懸かると、ついつい熱くなってしまうものです好プレーに拍手や歓声が起こったり、仲間のミスに「ドンマイ!」という励ましの声がかかったりと、終始和やかな雰囲気で体を動かしました普段はあまり話すことがなかった中学校の先生方と親睦を図れたり、小学校の先生方の新たな一面に気付けたりと、とても有意義な時間になりました
*P.S.*
スターツおおたかの森ホールに流山市内の教職員が集まり、講演会が行われました講師は女子バレーボール元日本代表の落合 真理さん、演題は「子どもたちへの夢授業~バレーボール人生を通して~」でした
「バレーボールで日本代表になる」という夢を実現する過程の落合さんのマインド(精神状態)を夢曲線というグラフに表した上で、その時々でどのようなことがあったのか、困難をどのように乗り越えたのか等についてご講演いただきました
世界を相手に戦ってこられた落合さんの経験は、想像を絶するようなものもありましたが、今の時代の子どもたちに合った指導の在り方を改めて考える貴重な機会となりました今回の講演を2学期以降の指導や自分自身の生活に生かしていきたいと思います