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食育(10月21日 金曜日)

『牛乳  かやくおこわ 秋刀魚の塩焼き  磯香和え   白菜汁』

 

    

    今日は、もち米を使った「おこわ」です。おこわとは、もち米を炊いたり、蒸したりする飯のことで、その歴史は古く、弥生時代にはうるち米を蒸した料理が食べられていたそうです。現在のおこわは、もち米独特の甘みとモチモチ食感が特徴です。おこわの語源は、江戸時代の頃の硬い飯の強飯(こわめし)と言われ、丁寧さを表すために「お」をつけて「おこわ」になったそうです。

 今日のかやくおこわは、もち米とうるち米を合わせて、味付けした具材をさっくり混ぜ合わせました。もちもちっとした食感を楽しみながら食べましょう。 

   主菜は、秋が旬の「秋刀魚の塩焼き」。今年も例年に増して、秋刀魚の水揚げが激減しているそうです。秋刀魚の漁獲量が減って食べられなくなるのはさみしいですね。今日はそんな貴重な秋刀魚にひと塩をふり、オーブンで焼き上げました。中心に骨がありますが、箸を上手に使って身をはずし、皮ごと食べます。旬の味をよくかんで、味わって食べましょう。