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食育(5月27日 金曜日)

『牛乳  山菜おこわ  鯖の味噌煮  かきたま汁』です。                   

  

  

  

 今日は、もち米を使った「おこわ」です。春から初夏にかけてが旬の「山菜」を加えています。(写真:2段目右)山菜は、古来より日本の山野に生えてい植物。縄文時代にタラの芽の種が発見されたり、日本最古の歌集「万葉集」にも山菜が登場したりしています。古くから日本人は、山菜を食べて、独特の風味や季節を味わうという楽しみがありました。

 また、江戸時代の米や野菜が不作になった時には、山菜が人命を救ったという記録も残っているそうです。ふきのとうやタラの芽、うど、わらび、きのこなど、それぞれの食感や風味を味わい、季節を感じながら、食事をしてみましょう。

 「さばの味噌煮」は、朝早くから給食室の釜で、合わせ調味料を加えてコトコト煮込みました。(写真:3段目左)380人分のサバを煮崩れしないように、味噌味がしっかり染みるように作っていただいました。おいしい「さばの味噌煮」ができあがりました。また、今日のさばは、脂がしっかりのっていました。さばの脂成分のDHAやEPAが、脳を活性化させ、血液中のコレステロールを取り除く働きがあるので、しっかり食べてもらいたいです。

 骨に気をつけながら、よくかんで、味わって、食べてみましょう。