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☆ 7月26日(土)最後まで勝利を信じて戦い抜いた選手達に拍手!〜ソフトボール部県大会〜

葛北大会を無敗で制して県大会へと駒を進めた南流中ソフト部、千葉県総合スポーツセンターで1回戦を戦いました!以下、鴇田教頭による恒例の炎の「熱血レポート」お知らせです!!

 

ソフト部の県大会初戦、強豪印旛地区代表・佐倉市立上志津中学校との試合が行われました!会場となった県ソフトボール場は、6会場で行われる1回戦の中で唯一のソフトボール専用グラウンド!(他は野球場を使用するため、内野に野球用マウンドがあります) これまで中学校や高校の県大会決勝など、幾多の名勝負が行われてきた、千葉県ソフトボーラーの聖地です!きれいに芝生が張られた外野の奥でアップをしながら出番の第3試合を待つ選手達、目標としてきた県大会の晴れ舞台を前に胸が高鳴ります!

前の試合が終わり、いよいよベンチ入り!最高の舞台で、シートノックが始まります!スタンドには1年生部員や保護者の方々の超超大応援団!前顧問の松浦先生(現在は我孫子市立久寺家中学校勤務)や陸上県総体の合間を縫って応援に駆けつけてくれた深尾先生・野中未来先生の姿もあります!そして、何と、毎日南流山駅付近で南流中の自転車通学を見守ってくださっている、南流中応援団・野村さんの姿も!目黑PTA会長から託された黄色いPTAベストを身に纏い、選手達にエールを送ってくださいました!何と心強い、何と温かい応援団でしょうか!!選手達は、感謝の気持ちを声とエネルギーに変え、円陣を組んで気合いを入れます!さぁ、試合開始です!!

上志津中の先攻でプレーボール!南流中の先発投手はエースの小澤です!最も暑さが厳しくなる時間帯、猛暑に加えて、ピッチャーサークル内の慣れない足場の影響もあり、思うような立ち上がりとはなりません。2つの四球と盗塁、ワイルドピッチがあり、先制点を奪われてしまいます。なおもランナーを背負って四番打者を迎えるピンチ!しかし、ここは小澤が力投!右打者のアウトコースにキレのある速球を投げ込む得意の投球術で、四番、五番から連続三振を奪い、スリーアウト、チェンジ!1点の最少失点で切り抜けます!

反撃したい南流中の攻撃、1回裏、2回裏と、四球や八番関のセンター前ヒットなどでチャンスを作りますが、適度な荒れ球も交えてストライクゾーンを広く攻める相手投手の前になかなかタイムリーヒットが出ません。

0対1で迎えた3回表、伸びのあるストレートで空振りを奪いながらも、制球に苦しみ、ランナーを出したところで2本のタイムリーヒットを浴び、0対5と苦しい展開に⋯。3回裏、4回裏の攻撃では上位打線に強い当たりが出ますが、いずれも相手野手の正面に飛んでしまい、得点が奪えません。

5回表には、ここまで粘りながら奮投を続けた小澤が踏み出し足を負傷、無念の投手交代となります。後を託された小川、急な登板でしたが、これまでの練習の成果を信じて精一杯投げます!1人ランナーを出したものの、負傷しながらショートの守備に入った小澤のファインプレーもあり、無失点で切り抜けます!しかし、熱中症対策の給水タイムなどもあり、時間制ゲーム(1回戦は90分制)の残り時間はあとわずか。5点を追いかけ、5回裏、最後の攻撃に向かいます!

 

5点差をはね返したい南流中、チャンスを作るべく、八番からの打順に、伏見、安倍と連続で代打を送りますが、実らず、2アウトに。あと1人でゲームセット、ランナーはなし、絶体絶命の状況⋯。しかし、南流中ソフト部はこのままでは終わりません!2アウトになっても、勝利を信じて、仲間を信じて、ベンチから打者に笑顔でエールを送り続けます!すると、ここで流れが変わります!一番上野が、冷静にボールを見極め、四球で出塁!続く二番添田が強烈なピッチャー返し!ライナー性の打球が相手投手の足に当たり、内野安打に!2アウトランナー1、2塁、土壇場で反撃の狼煙が上がります!そして、打席に入るのは力投を続けたエース小澤!自らのバットで点を奪い返したい!そんな強い気持ちで振り抜くと、打球は高々とレフトへ!これがレフトの頭上を越え、走者一掃の2点タイムリースリーベースヒットに!ついに、ついに、南流中が得点を奪います!2対5となり、引き続きランナー3塁のチャンス!逆転勝利の希望が見えてきた南流中ナイン、四番平山に願いを託します!チーム全員の思いを背負って積極的にバットを振っていく平山、ファールが2つ続き、2ストライクと追い込まれます。そして、相手の投じたアウトコース低目のストレート、結果は⋯惜しくも平山のバットが空を切り、ゲームセット。最終回2アウトから驚異の追い上げを見せましたが、2対5で無念の敗退となり、南流中ソフト部の夏が終わりました。

 

どんなに苦しい展開でも最後まで笑顔でプレーを続けた南流中の選手達でしたが、試合終了の瞬間から、堰を切ったように涙が溢れます。今日までどれほどの努力を重ねてきたのか、どれだけ勝ちたかったか、とめどなく流れる涙から伝わってきます。それでも、最後まで凛とした姿で、戦った相手や審判、そして応援してくださった保護者の方々に感謝を伝え、グラウンドを後にする選手達。敗れはしましたが、本当に立派で素敵な、最高の子ども達です!

試合後、グラウンドの外に出た選手達に、3月まで監督を務めていた松浦先生が声をかけます。3年生が入部してソフトボールを始めたときから、グラウンドで共に汗を流してきた松浦先生、悔しい気持ちは選手と一緒です。

澁木監督、渡邉久子コーチからは、3年生は今日が終わりではなく、月曜日にもう一度学校のグラウンドに集まって、お世話になったグラウンドや道具をきれいにして3年間の活動を締めくくることが告げられます。そこで3年生一人ひとりから、想いが語られるのでしょう。今日は思いっ切り泣いて悔しがっていいから、落ち着いたら、しっかり自分を振り返ってほしい、と2人の先生からお話がありました。最後に、見守ってくださった保護者の方々に改めて感謝を伝えて、夏の県大会を終えました。

ソフト部のみんな、悔しい結果だったけど、最終回2アウトからの反撃は本当にすごかったぞ!感動した!でも、それよりも感動したのは、最後の瞬間まで諦めないで、みんならしく笑顔で声をかけ合う姿が見られたことだよ!このチームの最後の試合になってしまったけど、一緒にベンチにいて「いいチームだなぁ」って何度も思ったぞ!

3年生は、悔しい気持ちや反省点が浮かんでくるかもしれないけど、まず、今日まで頑張ってきた自分のことを自分で思いっ切り褒めてほしい。そして、この3年間を振り返って、ソフトボールを通じて成長できたことを見つけてほしい。みんなは間違いなく大きく成長したんだよ!いつか、「中学校でソフトボールを頑張ったからこそ、今の自分があるんだ」って気づく日が必ず来る!それほど、価値のある、大切な時間を過ごして来られたんだよ!この経験を、これから先の人生に生かしていこう!

2年生、1年生、素晴らしい先輩達と過ごした時間を財産にして、新チームで頑張ろう!一人ひとりが、どんな選手になりたいか、どんなチームを作りたいか、じっくり考えることがスタートだ!応援しているぞ!!

☆ 7月26日(土)臼井さん・嶋さん・國本さん、関東大会出場決定!!

7月19日(土)、20日(日)に習志野市の千葉県国際総合水泳場にて行われた「千葉県中学校水泳競技大会(兼第65回全国中学校水泳競技大会予選会/第49回関東中学校水泳競技大会予選会)」。

本校から出場した選手のうち次の3名が、8月7日(木)から9日(土)までの3日間、「第49回関東中学校水泳競技大会」(場所:千葉県国際総合水泳場)への出場が決定しました。おめでとうございます!! 思う存分力を発揮して欲しいですね!!

◆臼井秀さん(3年)・・・50m自由形4位 関東決定/100m平泳ぎ2位 関東決定  

◆嶋羽海さん(3年)・・・400m自由形10位 関東決定/100m自由形 関東決定

◆國本杏珠さん(2年)・・・200m個人メドレー 関東決定/400m個人メドレー 8位 関東決定

 

☆ 7月25日(金)ハンド部、感動の勝利!!~県総体~

本日午後1時30分から市川市塩浜市民体育館にて行われた「千葉県中学校ハンドボール大会」。本校ハンドボール部(青のユニフォーム)は一回戦、これまで常に競い合ってきたライバルでもあり、伝統の強豪校でもある柏市立松葉中学校(白のユニフォーム)と対戦しました。

▼この試合には、本校ハンドボール部の元顧問、永遠の「チーム南流」、吉田美紗子先生も駆けつけて声援を送ってくださいました!! 吉田先生、ありがとうございます!!

▼気合いを入れる南流中ハンドボール部。みんな、頑張れ!!

▼前後半25分ずつの試合が始まりました。

1チーム7人で構成され、「空中の格闘技」とも呼ばれるハンドボール。スピーディーな試合展開と華麗なシュートが魅力です。小さなボールを巡って激しいぶつかり合いが行われています。

▼試合開始2分半で幸先良く2ゴールを決め、リードを奪います。序盤から激しいプレーの連続です。

▼本校が2~3点リードを保ちますが、試合は一進一退。一時たりとも油断ができません。

▼前半14分半で4点のリード。しかし、相手の追い上げが強烈です。

▼前半17分で5点のリード

▼前半が終了して16対13。本校3点リードのまま、後半が始まります。このまま攻撃の手を緩めずに勝利を収めたいところです。

▼後半6分で5点のリード。

▼後半8分半で3点のリード。相手の攻撃も見事です。

▼後半12分で2点差まで追い上げられます。この先、点差が縮まる度に、あまりに興奮して得点板の写真ばかり。プレーがしっかりと撮られていません。申し訳ありません!!

ここに来て退場者が続出するなど極めて苦しい展開。ちなみに右下の赤い数字は退場者がコートに戻れるまでの残り時間です。

▼残り時間7分ほどで、1点差まで詰め寄られます。

▼まさに死闘の様相を呈してきました。残り5分で2点差。全く予断を許しません。

▼反則で2分間の退場者を出し、一人少ない絶体絶命の状況。そして残り1分50秒でついに25対25の同点に持ち込まれてしまいます。

▼ここで起死回生のゴールが決まり、26対25。さらに1点を加え27対25。

▼残り30秒ほどで1点を返されたものの、27対26の1点差で見事に勝利!!

▼喜びを爆発させる子ども達!! ハンドボール部のみんな、最後までこらえて、本当によく頑張り抜いたぞ!! ものすごく感動して心が震えたよ!! 素晴らしいプレー、チームとしての団結力、そして「南流プライド」を見せてくれて、本当にありがとう!!

一方、松葉中もスピードもテクニックも、そして身体の強さもスタミナも、全ての面で優れた素晴らしいチーム!! 戦い終えた両チームには会場から割れんばかりの拍手が送られていました!! 

▼追い詰められる苦しい展開にもかかわらず、最後まで頑張り抜いた南流中ハンドボール部!! 見事に県大会で勝利です!! どうかこの素晴らしい子達に大きな拍手を送ってあげてください!!

▼本日はお忙しい中、多くの保護者の皆様方、ハンドボール部OBの先輩方、つまり「チーム南流」の皆様方が駆けつけ、声援を送ってくださいました!! 子ども達にとって何よりもの力になりました!! 本当にありがとうございました!!

なお、次も強豪の若松中との対戦が、明後日7月27日(日)の午前11時20分から行われます。引き続き頑張るハンドボール部への最高の応援、どうぞよろしくお願いします!!(→本日の結果と今後の予定はこちら:千葉市ハンドボール協会HPより)

☆ 7月25日(金)校舎内で頑張る子ども達!!

▼夏休み一週目が間もなく終わる南流中。被服室では家庭科部がそれぞれの作品作りに取り組んでいます。 

▼細かい作業の積み重ねで、驚きの作品が出来上がっていきます。

▼夏休み中も午前中に開館している図書室では、部活動を終えた生徒や面談を待つ生徒が読書の真っ最中。図書館司書の田中先生によると、読書感想文の題材探しに訪れる子もいるとのこと。素晴らしい環境の図書室で充実の時間を過ごして欲しいですね。一方、机の上には見覚えのある字が並んでいます。

▼そこにいたのは、「チーム南流」終身会員の山田先生。図書室の掲示物作成に協力してくださっていました。山田先生の文字、温かみがあって何か良いんですよね。山田先生、本当にありがとうございます!!

▼美術室では美術部の子ども達が、「アートの卵展」に出品する作品作りに集中。〆切間際と言うことで脇目も振らず、寸暇を惜しんで筆を走らせます。

▼美術界の重鎮、石原先生から直接指導は極めて具体的で、子ども達の創作へ向けてのスイッチを押し続けます。

▼「第4回アートの卵展」のポスター。(→開催の詳細はこちら:森の美術館公式サイトより)

▼1・2年生は保護者面談、3年生は三者面談の真っ最中。保護者の皆様方、猛暑の中、本当にありがとうございます!!

☆ 7月24日(木)「森の美術館」に先生方の作品が!!

流山市大畔(おおぐろ)に佇む「森の美術館」。2016年に開館したこの素敵な美術館で今、「国展100回記念 五部合同企画展」が開催されています。この展覧会に本校美術科の石原重人先生(本HPトップ画面の題字「誇」も先生の作品)と安井華先生(現在育休中)の作品が展示されています。

▼森の美術館の外観(→森の美術館の公式サイトはこちら/サイト内の「お知らせ」から展示作品を見ることができます!!)

▼入口の扉を開けると、素敵な鈴の音と共に展覧会のポスターがお出迎え。

▼石原重人先生の作品「画家の肖像」。力強く重厚な筆致で描き上げた石原先生の世界が広がります。顔や手のしわや浮き上がる血管などに、命の重さも伝わってきます。

▼来年度100回目を迎える日本最大級の公募展「国展」。館内には石原先生の作品はもちろんのこと、伝統の「国展」に出品された素晴らしい作品の数々が展示されています。思わず立ち止まって、細かいところまで見入ってしまう程。心が揺り動かされます。

▼安井華先生の作品「森の夢」。腰掛けて大きなどんぐりを抱えているのは、先生のお子さんでしょうか。心が癒やされるような温かい作品。お子さんの足がぶらぶら揺れているようにも見えます。何て可愛らしい作品でしょうか。

▼光の方向や陰影、強弱で、また違って見えてきます。

▼美術館の外の庭には、再び安井先生の作品「労る(いたわる)」。葉っぱをしっかりと抱えた人の表情に安心感や温もりを感じます。完成まで3~4ヶ月。自然との共存も願った先生の作品が、美術館全体を温かく包み込んでいるようです。

▼美術館を一通り見学した後は喫茶スペースで、ゆったりと外を眺めながらコーヒーやお菓子で一休み。これも含めて入館料は何と600円!!

皆さんも是非、この素敵な美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。なお、この企画展は7月31日(木)まで開催中です(休館日は月曜と火曜)。

ちなみに、来月8月6日(水)から8月31日(日)までは、流山市の中学校生徒を中心とした作品を展示する「第4回アートの卵展」が開催されます(入場無料/8月11日(月)~16日(土)まで夏季休館及び月・火曜日休館)。本校美術部の作品も展示予定とのこと。どうぞ、お楽しみに!! 

☆ 7月23日(水)女子バスケ部、大健闘!!~葛北大会~

本日、キッコーマンアリーナで行われた女子バスケットボールの葛北大会準々決勝。本校女子バスケ部は流山東部中との戦いに挑みました。昨日の初戦と2試合目を連勝でベスト8に勝ち上がってきた本校は、今日もこの勢いを続け、勝ち進みたいところ。しかし、相手はフィジカルもテクニックも抜群の強豪、流山東部中。序盤から相手ペースで第1ピリオドが終了します。 

▼永遠の「チーム南流」でもある、前女子バスケ部監督の古川先生と、元男子バスケ部監督の古橋先生のお二人も応援に駆けつけてくださいました!!ありがとうございます!!

▼前半が終了して16対32と苦しい展開。後半へ向け、監督の小此内先生から具体的な指示が出されています。

▼前監督の古川先生も子ども達のところに駆けつけ、エールを送ってくださいました。後半へ向けて再度、チームとしての戦略を確認していきます。

▼なかなか縮まらない点差。シュートもあと少しのところでリングに嫌われ、何度となく得点の機会を逃してしまいます。それでも、子ども達は決してひるむことなく、真っ向から攻め続けます。

▼残り1分22秒で31対61。苦しい展開は変わりませんが、絶対に最後まで諦めない子ども達。全く攻撃の手を緩めません。

▼最終的には、34対61で残念ながら涙をのみました。しかし、最後まで見事な戦いを繰り広げた子ども達。会場からは温かい拍手が送られていました。

女子バスケ部のみんな、本当によく頑張ったな!! みんなが本気でバスケットボールに向き合っている姿、転んでもすぐに立ち上がってプレーを続ける姿、点差が開いても絶対に諦めない姿、これまでのみんなの頑張りがここに出ているんだなあと思って何だか胸がジーンとしたよ。 昨日・今日とみんなのプレーは、この目にしっかりと焼き付いたよ!! 3年生のみんな、これまで1・2年生を引っ張ってくれてありがとう!! 本当にお疲れ様!!

なお、昨日・今日と多くの「チーム南流」の方々(保護者の方々、職員・元職員・生徒のみんな・職員のご家族・お孫さん・赤ちゃん)も応援に駆けつけてくださいました。 子ども達にとって何よりもの力になりました。 ありがとうございました!!

☆ 7月22日(火)男子バスケ部、諦めない戦い!!~葛北大会~

女子に続いて行われた男子バスケットボールの葛北大会。本校男子バスケ部(白のユニフォーム)は初戦、強豪の常盤松中(緑のユニフォーム)との対戦に挑みました。

▼第1ピリオドが終わって11対10。序盤、パワーあふれ素早い動きの相手と互角の戦いを繰り広げます。しかし、第2ピリオドに入ってから徐々に相手ペースでゲームが進み、点差を広げられます。それでも、懸命な戦いを続ける男子バスケ部。点差が広がった試合終盤、本校男子バスケ部のシュートが次々に決まり、追い上げを図りますが、ここでタイムアップ。残念ながら35対55で涙をのみました。しかし、最後まで全く諦めることなく声を掛け合い、素晴らしい戦いを見せてくれました。

▲男子バスケ部のみんな、今日は悔しかったな。でも本当に、本当によく頑張ったぞ!! みんながコートを縦横無尽に走り回る姿は感動したよ!! 3年生が3人と少ない中、これまで全員でよく頑張ってきたね!! 本当にお疲れ様!! 素晴らしいプレーを見せてくれてありがとう!! 

なお、本日も多くの「チーム南流」の方々(保護者の方々、職員・元職員・生徒のみんな・職員のご家族・お孫さん・赤ちゃん)も応援に駆けつけてくださいました。 子ども達にとって何よりもの力になりました。 ありがとうございました!!

☆ 7月22日(火)女子バスケ部、葛北大会ベスト8進出!!

本日、キッコーマンアリーナにて、男女バスケットボールの葛北大会が行われました。

▼本校女子バスケ部は初戦、おおぐろの森中と対戦。前半から次々とシュートが決まり、リードを広げていきます。途中、見事な連係プレーを見せる相手に追い上げられる場面もありましたが、最後は引き離し、最終的には66対38で見事に初戦をものにしました。

 

▼続く2回戦は、野田市立福田中との対戦となりました。福田中のベンチ入りメンバーは6人。そんな中でもスピード感あふれる動きで、懸命な戦いを繰り広げる素晴らしいチーム。対する本校も序盤からシュートが次々に決まり、相手を突き放していきます。点差が開いた終盤も決して気持ちを緩めることなく最後まで戦い抜き、最終的には88対8で快勝。試合後は、素晴らしいプレーを見せてくれた両チームに、会場からは大きな拍手が送られていました。

▲2試合とも見事な戦いで葛北大会ベスト8に勝ち進んだ南流中女子バスケ部。大会2日目は目標であるベスト4を目指して流山東部中と対戦です。頑張る女子バスケ部へのより一層の応援をよろしくお願いします!!

 

☆ 7月21日(月)プレゼン授業が「ぐるっと流山」で紹介されました!!

今、南流山中で行われているプレゼンへの取り組み。7月4日に第1体育館で行われたプレゼンアドバイザー・竹内明日香先生の全校一斉のプレゼン授業については、すでにご紹介しておりますが(→当日の詳細はこちら)、このほど、流山市のホームページ「ぐるっと流山」にも当日の模様が紹介されました。どうぞご覧ください(→詳細はこちら)

☆ 7月20日(日)サッカー部、見せた「南流中PRIDE」!!

本日午前9時40分から、野田市総合公園陸上競技場にて行われた「葛北サッカー大会」の決勝戦。ここまで勝ち上がってきた本校サッカー部は、スプリングカップでも3位に入る実力を誇る常盤松中・西初石中合同チームとの戦いに挑みました。

▼試合は前半から、本校が相手ゴールに何度も襲いかかるなど、押し気味に進めますがなかなかゴールを奪えません。 

▼猛暑の中での熱中症対策のため、飲水タイムも何度か設けられています。

▼何度もチャンスがあったものの、最後の最後でなかなか点が奪えず、スコアレスのまま、前半が終了。後半に向けて再度チームとしての方向性・意志を確認していきます。

▼後半に入ってからも積極的に攻撃を仕掛ける本校サッカー部。相手ゴールに迫る場面が何度も。

▼0対0のまま、前後半5分筒の延長戦に突入します。

▼ボール支配率、シュート数、コーナーキック数もすべて相手を圧倒しますが、点数には結びつかず、そのままPK戦へと突入しました。

▼残念ながら4対5の紙一重の差で、涙をのむことになりました。

▼しかし、本当によく頑張った南流中サッカー部の子ども達。常盤松・西初石合同チームも懸命の戦いを繰り広げる素晴らしいチーム。両チームに会場からは割れんばかりの拍手が送られていました。

▼出場選手、応援共にこれまで見事な戦いを演じてくれた南流中サッカー部。最後まで懸命に戦い、相手をリスペクトしながらフェアープレーで戦い抜き、「南流中PRIDE」をしっかりと見せてくれました。どうか、この最高に素晴らしい子達に、最高の拍手を送ってあげてください!!

サッカー部のみんな、今日は本当に、本当に悔しかったよな。勝負事だから、どんなに頑張っていても自分の思い通りにならない結果になることもある。でもね、みんながこれまで頑張ってきた過程は絶対に無駄じゃない、むしろ財産だからね!!みんなのこれからに、生きるときが必ず来るからね!! それに、みんなの素晴らしいプレーは見ている人たちの心に、間違いなく感動として残っているからね!! 南流中サッカー部のみんな、お疲れ様!! そして、本当にありがとう!!

☆ 7月19日(土)山井さん・横佐古さん、優良賞!!~流山市小中学校健歯コンクール~

7月14日(月)、校長室において本年度の「流山市小中学校健歯優良児コンクール」の表彰式が行われました。本校からは共に3年生の山井 颯太郞さんと横佐古 糸さんの二人が優良賞に選ばれました。

二人は、①永久歯が全てきれい②歯垢がなくてきれい③歯並びが良い、という3つの条件を全て満たしており、素晴らしい歯の持ち主として表彰されたものです。おめでとうございます!! これからも素晴らしい歯に、より一層の磨きをかけてほしいですね。

▼4×400mリレーで大学チャンピオンに輝いたスプリンターでもある、陸上部顧問かつ教務主任の深尾真澄先生とにっこりと記念写真!!

☆ 7月18日(金)南流中のみんな、1学期よく頑張ったね!!

本日5校時、第1体育館にて行われた1学期の終業式。子ども達は入場の時から実に整然と体育館に集結します。

式に先だって各学年代表・生徒会から1学期の振り返りが発表されます。全校生徒を前に手元に原稿はあるものの、自分の言葉にして発表する生徒達。さすがです!! そして式の中で久々に全校で歌う堂々とした校歌。最後は生徒指導主任の小竹森先生と教頭先生からの自転車通学での注意点のお話で終業式も幕を閉じました。

1学期本当によく頑張った子ども達。この子ども達が充実した44日間の夏休みを過ごし、また9月1日、元気にこの場に戻ってきてくれることを祈るばかりです。

南流中のみんな、先生達はいつでも、ずっとみんなのことを応援しているからね!! 身体には十分気をつけるんだよ!!

☆ 7月18日(金)1学期最後は「チキンみそカツバーガー」!!

今日の給食は【チキンみそカツバーガー、キャベツともやしのサラダ、トマトスープ、牛乳】です。残さず食べましょう。
今日は「チキンみそカツバーガー」について紹介します。みそカツとは、愛知県などの東海地方のご当地グルメとして、有名な料理の一つです。この料理のみそダレは、いわゆるとんかつにかけるソースよりも、甘味とコクがあり濃厚な味をしています笑うキラキラこのタレの特徴は、豆みそというみそを使っていることです。豆みそは、大豆、豆麹、塩、水で作ります。いつも味噌汁などに使っているみそは、米みそといって、米も原料に使われていますが、豆みそは米を使わないのが特徴です。米みそよりも長い時間、熟成させて作られるため、濃い色をしています。豆みそ、というと聞いたことがない人が多いと思いますが、八丁みそ、というみそは、豆みその一種で、愛知県で江戸時代初期から作られています。
今日は、豆みそに砂糖などの調味料、さらに白すりごまを加えて、濃厚なタレにしました。パンに挟んで食べましょう。そして、今日で1学期の給食は終了ですにっこり王冠4月の頃と比べて、苦手なものも少しずつ食べられるようになってきたでしょうか?これからまだまだ暑い日が続きます。夏休みを元気に過ごせるように、毎日の食事をきちんと食べることを心がけましょう晴れ

副校長の食レポ給食・食事

 1学期最後の給食は、手のひらサイズの大きなパンが登場しました。可愛いチキンカツとカラフルな野菜サラダを挟んで、豪快に口へ頬張りました!!チキンカツに塗った豆みそは、パンに見事にマッチしていて、食べるごとに口の中にじゅわーと広がり、とってもおいしかったです。トマトスープは、パスタ入りのトマトが効いた赤いスープで、トマトジュースのようにごくごく飲めるスープでした。今学期も最高の給食をたくさん作っていただいた栄養士さんをはじめ、調理員の皆さん、本当にありがとうございました!!来学期もよろしくお願いします。

☆ 7月18日(金)1学期の見守り、ありがとうございました!!

朝からカラッとした好天に恵まれた今日の南流中。この先1週間も晴れる日が多い見込みで、関東甲信と北陸、東北南部の梅雨明けが発表されました。明日から夏休み。いよいよ夏本番ですね。

▼今朝も南流山駅付近では野村さんとPTAの飯尾さん、工藤さんが子ども達の見守りをしてくださっていました。ありがとうございました!!

▼南流中の西門付近では、1学期の間、一日も休まず、三村さんと稲川さんが子ども達の安全を守ってくださいました。ありがとうございました!!

▼思井福祉会館の交差点では、今日も田中弘美前教育長と梅澤一雄流山市消防団長、PTA会長の目黑さん、それに先日、水難事故防止講習会を行ってくださった川口さん(→当日の様子はこちら)が、がっちりと見守り。皆さん、子ども達のために本当にありがとうございました!!

▼ひまわり学級の子ども達が、見守りのお礼にと手作りのリースを届けにやって来ました。子ども達の感謝の思いが伝わったようで、大変喜んでくださいました。

▼9月からもまた、どうぞよろしくお願いします!!

▼終業式の日ですが、午前中は通常通りの授業が行われました。3年生は落ち着いた雰囲気の中、様々な学習が行われています。3年生のビブリオバトルの発表、実に上手です。

▼3年生英語の授業。グループ対抗でいかに早く文を組み立てるかを競っています。活気に満ちあふれる教室。

▼3年生数学の授業。互いに学び合いながら学習を進めています。

▼3年生英語の授業。双方向でクイズ感覚で学習できるプラットフォーム、カフートを活用して、楽しみながら学習が進められています。リアルタイムで結果が出るため、子ども達も夢中で取り組んでいます。

▼2年生英語の授業。クロスワードパズルが行われています。問題を解くためには英語を読み解く力が必要です。

▼第1美術室で、デッサンに取り組んでいる2年生の子ども達。石原重人先生が短時間で描き上げた子ども達の顔のデッサン。

▼1年生、春日先生の情熱あふれる数学の授業。子ども達も集中して取り組んでいます。

▼C棟2階のホワイトボード。学年主任の渡邉久子先生からの1学期最後のメッセージが書かれています。

☆ 7月19日(土)NEWS 南流 STATION 第2弾!~学年プレゼンコンクール告知!~

こんにちは。 NEWS 南流 STATION、キャスターの鴇田です。(NEWS 南流 STATON 第1弾についてはこちら!)

7月16日(水)、17日(木)、各学級で「NEWS 南流 STATION 第2弾」が放送されました!今回は、各学年主任の川澄さん(1学年)、渡邉さん(2学年)、田中さん(3学年)の三人をゲストコメンテーターとしてお招きし、7月4日(金)に行われた、プレゼンアドバイザー・竹内明日香先生による全校一斉プレゼン特別授業の様子と、2学期に行われる学年プレゼンコンクールについての情報が伝えられました!

川澄さん「大切なことを次から次へとわかりやすく教えてくれて、1年生の子達も、楽しい授業だったと、喜んでいました!」

田中さん「授業の始めに、なぜ話す力が大切なのか、竹内先生の海外でのご経験や具体的なデータを基に説明してくださって、説得力がありました!」

渡邉さん「すごく魅力的な先生でした!何より、『世の中は変えられる、そのためにプレゼンがある』という言葉が本当に素敵で、心に残りました!」

(竹内明日香先生のプレゼン特別授業についてはこちら!)

番組後半には、学年プレゼンコンクールの実施方法や当日までの流れが伝えられました!全校生徒一人ひとりが、夏休み中にテーマに沿ったプレゼンをつくることになります!9月16日(火)には、アルバ・エデュの先生方にプレゼン特別授業・上級編を行っていただき、夏休み中に準備してきたプレゼンに磨きをかけていきます!そして、各学年主任より、学年のプレゼンテーマが発表されました!

最後は、キャスターとゲストコメンテーターが一緒になり、竹内先生から教わったプレゼン作りのコツ、「広げて」「深めて」「選ぶ」をジェスチャーつきで復習!画面を見ながら楽しそうにコツを振り返る子ども達!1年生の教室では、画面の中の4人に合わせてジェスチャーをする姿も!微笑ましい光景です!

そして最後は、竹内先生から教わった大切な合い言葉!「世の中は変えられる!そのためにプレゼンがある!!」キラキラ

以上、NEWS 南流 STATIONの鴇田がお伝えしました。次回の放送をお楽しみに!

☆ 7月18日(金)平和を維持していくためには?~鴇田教頭先生の特別授業2~

7月16日(水)と本日、鴇田拳教頭先生の特別授業「これからの平和を考える~核兵器の学習を通して~」の後編が3年生対象に行われました(→前編の授業はこちら)

▼7月16日の様子(写真は3年5組)

前回の授業の最後、鴇田教頭先生から子ども達に投げかけられた問い「日本は核兵器禁止条約に参加するべきか?」について、子ども達の一次判断結果が示されます。拮抗している子ども達の判断。それだけ難しい判断でもあるという証拠です。

▼スクールライフノートに書かれた子ども達の課題意識から、本時は「なぜ核兵器が大量に作られたのか。なぜなくせないのか。核兵器を持つことにどのような意味があるのか」について考えを深めていきます。

そこで、「核兵器開発競争シミュレーション」と題して、グループごとにアメリカ側とロシア側に分かれ、それぞれの立場で、様々な状況下でどう考えるのかを考えていきます。

鴇田教頭先生から提示される9つの問いに対して考えを深めていく子ども達。

▼ペンケースを「核兵器」に見立て、かけ声と共に「核兵器」を手放す(机の上に置く)かどうかを実際にやってみます。結果、置かない子も続出。自分からは手放すのは厳しいのでしょうか。相手の様子を見ながら、相手が先に手放さないと、自分からは手放せない状態に陥ります。アメリカもロシアもそういった状況であるのが、自分事のようにしてわかります。

▼本日の様子(写真は3年6・7組)

授業の終盤、子ども達はサーロー節子さんのノーベル平和賞授賞式での英語のスピーチ映像を視聴します。

被爆者・反核運動家 サーロー節子さんのノーベル平和賞授賞式スピーチ(2017年)(抜粋)

 今日、私は皆さんに、この会場において、広島と長崎で非業の死を遂げた全ての人々の存在を感じていただきたいと思います。皆さんに、私たちの上に、そして私たちのまわりに、25万人の魂の大きな固まりを感じ取っていただきたいと思います。その一人ひとりには名前がありました。一人ひとりが、誰かに愛されていました。彼らの死を無駄にしてはなりません。 
 
 米国が最初の核兵器を私の暮らす広島の街に落としたとき、私は13歳でした。私はその朝のことを覚えています。8時15分、私は目をくらます青白い閃光(せんこう)を見ました。私は、宙に浮く感じがしたのを覚えています。 
静寂と暗闇の中で意識が戻ったとき、私は、自分が壊れた建物の下で身動きがとれなくなっていることに気がつきました。私は死に直面していることがわかりました。私の同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」と、かすれる声で叫んでいるのが聞こえ始めました。 
 
 そのとき突然、私の左肩を触る手があることに気がつきました。その人は「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 蹴り続けろ! あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう? そこに向かって、なるべく早く、はって行きなさい」と言うのです。私がそこからはい出てみると、崩壊した建物は燃えていました。その建物の中にいた私の同級生のほとんどは、生きたまま焼き殺されていきました。私の周囲全体にはひどい、想像を超えた廃虚がありました。 
 幽霊のような姿の人たちが、足を引きずりながら行列をなして歩いていきました。恐ろしいまでに傷ついた人々は、血を流し、やけどを負い、黒こげになり、膨れあがっていました。体の一部を失った人たち。肉や皮が体から垂れ下がっている人たち。飛び出た眼球を手に持っている人たち。おなかが裂けて開き、腸が飛び出て垂れ下がっている人たち。人体の焼ける悪臭が、そこら中に蔓延(まんえん)していました。 
 このように、一発の爆弾で私が愛した街は完全に破壊されました。住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒こげの炭となりました。その中には、私の家族や、351人の同級生もいました。 
 
 その後、数週間、数カ月、数年にわたり、何千人もの人たちが、放射線の遅発的な影響によって、次々と不可解な形で亡くなっていきました。今日なお、放射線は被爆者たちの命を奪っています。 
 
 広島について思い出すとき、私の頭に最初に浮かぶのは4歳のおい、英治です。彼の小さな体は、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまいました。彼はかすれた声で水を求め続けていましたが、息を引き取り、苦しみから解放されました。 
 私にとって彼は、世界で今まさに核兵器によって脅されているすべての罪のない子どもたちを代表しています。毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛するすべての人を、私たちの親しむすべての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常さをこれ以上、許していてはなりません。 
 私たち被爆者は、苦しみと、生き残るための、そして灰の中から生き返るための真の闘いを通じて、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信しました。くり返し、私たちは証言をしてきました。 
 それにもかかわらず、広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正義の戦争」を終わらせた「よい爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。 
 
 9カ国は、都市全体を燃やし尽くし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることを表すものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。 
 
 今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。 
 
 責任ある指導者であるなら、必ずや、この条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことができません。「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことはもはや明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。 
 
 核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そして、あなたたちの行動こそ重要であることを知りなさい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければなりません。 
 
 世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。 
 
 私は13歳の少女だったときに、くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃虚の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かってはって行け」 
 
 今夜、私たちがオスロの街をたいまつをともして行進するにあたり、核の恐怖の闇夜からお互いを救い出しましょう。どのような障害に直面しようとも、私たちは動き続け、前に進み続け、この光を分かち合い続けます。この光は、この一つの尊い世界が生き続けるための私たちの情熱であり、誓いなのです。

▼2回の授業を終え、改めて「日本は核兵器禁止条約に参加するべきか?」が示されます。子ども達は、現段階での最終判断を自分なりに考え、まとめていきます。

▼授業の最後、鴇田教頭先生からこの平和の授業を通しての、子ども達への渾身のメッセージが伝えられます。

核兵器禁止条約に参加するべきかどうか、という、正解のない問いについて考えてもらいました。とても難しい課題だったと思います。大人でも結論が出せない人がたくさんいると思います。授業をしている私も、この問題については何年も考えていますし、この授業をつくるために、核兵器禁止条約について書かれた本を7~8冊ぐらい読みましたが、未だに自信を持ってこれが自分の結論だ、という考えはまとまっていません。

では、なぜ、今回、このような授業をして、どちらがよいか自分の結論を出してもらったのか。それは、こうやって、情報を得て、他者と意見交換をしながら考えて、自分なりの結論を出していくことが、民主主義の社会で求められるからです。今週末に参議院議員選挙がありますが、今回の選挙でも、マニフェストに核兵器禁止条約のことを入れている政党があります。もしかしたら、将来、みんなが有権者として選挙で投票して、核兵器禁止条約に参加するかどうかが決まっていく、という日が来るかもしれません。

私は、今回のように、戦争と平和について正解のない難しい問いについて考える授業を、もう10年以上続けています。その中で、年々、「平和はもちろん大切だけど、願うだけでは平和は実現しないと思う」「平和は大切だからこそ、平和を守るための力、武力が必要だと思う」という意見を持つ人が増えていると感じます。もちろん、そういう意見が正解とか間違いということではありません。ただ、戦争の悲惨さや武力、例えば核兵器のことについて深く知らないまま、『武力が必要だ』と言うのは、不十分だな、と思っています。だから、戦争の悲惨さや理想の平和と、国際社会の現実、両方を知って考える授業をつくるようにしています。みんなには、「理想」と「現実」、どちらにも目を向けた上で、自分なりの判断をできる大人になってほしい、そう思っています。

今、ワークシートに「最終判断」を書いてもらいましたが、それは今回の授業の最終判断なのであって、明日以降、変わっていっていいと思います。核兵器禁止条約に参加するべきか、平和を維持していくためにどんなことが必要か、今回の授業を時々思い出して、これからも考え続けてほしいと思います。

 

▲2回にわたって行われた鴇田教頭先生による、平和について考える特別授業。3年生の子ども達は、ペアやグループで話し合い、意見を交換し、自分の考えをまとめていくという作業に正面から向き合ってくれました。また、これからの平和な世の中を創る、という壮大なテーマから臆することなく、真剣に考え抜いてくれました。社会科教員としての使命感を持って、素晴らしい授業を展開してくださった鴇田教頭先生と共に、頑張って取り組んだ子ども達にも、大きな拍手を送りたい気持ちで一杯になりました。

☆ 7月17日(木)パリパリ麺と濃厚肉みそがおいしい「ジャージャー麺」!!

今日の給食は【ジャージャー麺、冬瓜とわかめの中華スープ、白玉フルーツポンチ、牛乳】です。残さず食べましょう。

今日は「ジャージャー麺」について紹介します。ジャージャー麺は、元々中国北部、特に北京周辺でよく作られている料理のひとつで、中国語では「ジャージャンミェン」に近い発音です。豚肉やたけのこ、しいたけなどの具材を、テンメンジャンで味付けした肉みそのことを、「ジャージャン」といい、このジャージャンを中華麺にかけて食べますひらめき辛さの中に、甘味があるのが特徴です笑うちなみに、韓国にもこの料理に似た「チャジャンミョン」という料理がありますが、こちらは「チュンジャン」という黒い色をした濃厚なみそを使うため、より濃い色をした仕上がりです。
今日のジャージャー麺は、豚ひき肉に細かく砕いた大豆も加えています。具材の食感も味わいながら食べましょう。

副校長の食レポ給食・食事

 ジャージャーという面白い言葉の響きの麺は、油でカラッと揚がった部分と濃厚な肉みそで柔らかくなった麺が絡み合い、口に入れた時の食感も、「パリパリ」「スルッ」と味わい深くとても楽しいメニューでした。冬瓜とわかめの中華スープは、透明になるまで柔らかく煮込んだ冬瓜とわかめが鶏ガラスープでさっぱりといただきました。最後に食べたデザートの白玉フルーツポンチは、見た目が鮮やかながら味はさわやかな甘みで、最後までおいしくいただきました。栄養士さんをはじめ調理員の皆さん、今日も最高の給食をありがとうございました!!

☆ 7月17日(木)絵文字に熱中する子ども達!!

雨が上がり、久しぶりの陽射しに包まれた今朝の南流中。放課後の部活動がない日の朝は、生活委員会や生徒会、部活部長会中心にあいさつ運動が行われています。元気の良いあいさつの声が飛び交う南流中。気持ちの良い朝を迎えました。

▼今日も三村さんと稲川さん、そして強力な「チーム南流」の皆さんが子ども達の安全をがっちりと守ってくださっています。

▼強力な「チーム南流」の皆さん。後光がさしています!!

 ▼A棟で行われている3年生の国語の授業。ビブリオバトルの真っ最中です。さすが、3年生堂々とした話ぶりです。

▼C棟2階のホワイトボード。学校の中心学年として大きく成長してくれた2年生。子ども達の成長を間近で見ることができる。こんなに嬉しいことありません。みんな、これからも一緒にがんばっていこうな!!

▼調理室では、食中毒の事例について、原因物質、特定の理由など、グループごとの発表が行われています。ここでも発信型の授業が展開されています。

▼図書室では「戦争のない時代へ 戦後80年 本から学ぶ平和の尊さ」と銘打って、戦争に関する本が並んでいます。ぜひ手に取って読んでもらいたいですね!!

▼第一美術室では、子ども達が絵文字に熱中しています。ちょっと覗いてみると、工夫を凝らした作品がいっぱい!!どんな作品に仕上がるのか楽しみですね!!

☆ 7月16日(水)ひまわりカフェ&販売会、大盛況!!

▼今朝も思井交差点付近では、強力な「チーム南流」の方々が子ども達をしっかりとガード。子ども達のためにありがとうございます!!

▼今日もC棟2階のコミュニケーションスペースでは、2年生社会科の授業。グループごとに都道府県についての発表が行われていました。発表内容をしっかりと頭に入れ、何も見ずに発表しているグループも続々!! 子ども達の成長は尋常ではありません。

▼教室内を覗くと、国語科でビブリオバトルのチャレンジ中。発信型の学習があちこちで見られます。

▼午前中、ひまわり学級の子ども達が運営する「ひまわりカフェ」と「ひまわり販売会」が開催されました。 

カフェではお客様の呼び込みから、メニューの聞き取りと会計、お客様のご案内、調理部門への伝達、調理、出来上がりの提供から片付けまで、子ども達自らの手で行われていました。慣れないながらも子ども達が一生懸命に、自分の役割を果たそうとする姿に、温かい気持ちが沸き起こります。

また、カフェの隣に設置された販売会場には、子ども達の個性あふれる、素晴らしい作品が展示・販売されており、見ているだけでも心が温かく、幸せな気持ちになります。ひまわり学級のみんな、今日に向けてよく頑張ったね!! 本当にありがとう!!

▼ひまわりカフェ

▼ひまわり販売会

☆ 7月16日(水)平和を真剣に考える3年生!!~鴇田教頭先生の特別授業1~

▼昨日7月15日(火)の2校時、D棟3階~4階のホールにて、鴇田教頭先生による社会科の特別授業が3年生の4学級を対象に行われました。まるで大学の講義のような雰囲気の中、集結してきた子ども達。

▼戦後80年特別授業「これからの平和を考える」~核兵器の学習を通して~(前編)」が始まりました。鴇田教頭先生からは、今日の問いに対してこれが正解だという答えはないということ、平和について考えてもらうことが目的ということが大前提として伝えられます。

▼学習テーマ「平和を維持していくために、どのようなことが必要だろうか」が提示されます。

▼前回の通常の社会科の授業のラストに、鴇田教頭先生が登場し、今回の授業についての予告がなされていました。その後、スクールライフノートを通じて、子ども達の生の声を拾い上げていた鴇田教頭先生。「核兵器とは、どのようなものか」「核兵器をめぐって世界と日本は何をしているのか」を中心に学習していくことが示されます。

▼1945年8月6日、午前8時15分、広島の上空で実際に原爆が投下された時の再現影像が流れます。投下から43秒後、地上約600メートルの上空で爆発した事実が告げられます。

▼人をも一瞬にして消し去ってしまうほどの威力。何という恐ろしい兵器でしょうか。

▼被爆者の証言が心に突き刺さります。

▼たくさんの方々の尊い命が失われた広島と長崎の原爆。生き残った方々も、どれだけたくさんの悲しみを背負ったことでしょうか。

子ども達のスクールライフノートには「いろんな人の目線から核兵器は必要なのかなどを勉強したい」「アメリカの視点から考えることは核兵器についてより深く知るために大切なことだと思う」といった考えも示されます。物事を一方向だけでなく、多面的に捉える視点を持っている子ども達。

▼アメリカの世論調査結果が示されます。「原爆投下は正しかった」と考える人が多いのはなぜか。

▼「どうしてなんだろう」。子ども達の表情には、そうした心の葛藤が見てとれます。何とかして多面的に考えようとする子ども達。

▼鴇田教頭先生から、原爆についての一冊の本が紹介されます。

▼現在、核兵器を持っている国を挙げていく子ども達。

▼核拡散防止条約について説明されます。

▼世界には何発の核兵器があるのか、3択で考えます。

▼「核兵器禁止条約」採択を目指したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の活動について紹介されます。

▼映像に釘付けになる子ども達。

▼様々な映像も交えた授業の最後、鴇田教頭先生は子ども達に次の問いを投げかけます。「日本は核兵器禁止条約に参加するべきか?」

▼一人ひとりが真剣に考え、自分の考えをまとめ、自分の言葉で書いていきます。これだけたくさんの子ども達いますが、ホールは静まりかえっています。

▼授業にのめり込み、深く、深く考え、自分の文章としてまとめ上げていく子ども達の姿。何と神々しいのでしょうか。

▲素晴らしい授業を展開してくださった鴇田教頭先生と、今日のテーマを考えに考え抜いた子ども達。この時間のホールには、学びの真剣な空気が満ちあふれていました。(第2回目の授業へと続きます)