2月17日(水)1年生「アサーション・トレーニング」
6時間目に体育館で、1年生「アサーション・トレーニング」が行われました。アサーション・トレーニングとは、自分も相手も大切にする自己表現をアサーションと言います。アサーション・トレーニングで自分も相手も大切にする自己表現を身につけよう。今回で3回目となります。今日は、「トラブル特集」です。一例を紹介します。
※学級委員さんが上手に演技をして紹介していました。
【嫌なことを言われたときには】
数学の授業で問題を間違えてしまいました。すると隣の友達に「バカだなあ」と言われました。
<A君の場合>
D:お前ばかだなあ。
A::ふざけんじゃねえよ!お前に言われたくねえんだよ!
D:お前ができないのが悪いんだろう。本当のことじゃないか。
A:何だと!もう許さない!
<Bさんの場合>
D:お前ばかだなあ。
B:・・・・・・・・・・。(悲しそうにうつむく)
D:できてないのお前くらいだぞ!お前みたいに馬鹿なやつははじめて見たよ。
B:・・・・・・。(黙って耐えている)
<Cさんの場合>
D:お前ばかだなあ。
C:そんなこと言わないで。誰だって間違えることはあるでしょう。ちょっと間違えたくらいでそんなことを言われるのは嫌です。もう言わないでください。
D:ごめん。そうだよな。
※さて、3人のうち、誰の言い方であれば、次に同じトラブルが起きずにすむでしょうか。
→ほとんどの生徒は、Cさんの言い方を選択しました。
アサーションの合言葉
「み(見たこと・事実)・かん(感じたこと・考えたこと)・てい(提案)・いな(否=嫌と言われた場合の返事と次のお願い)」
合言葉を使って、あなたの気持ちが相手に伝わるように考えるようにしましょう。
全員が真剣に取り組んでいました。大変すばらしかったです。