3学年からのお知らせ
6月1日(月)に向けてのお知らせ(3学年)
3年副担任から②
これほど長い間、生徒の姿のない学校は未だかつて目にしたことがありません。あたりまえのように過ごしていた日々が失われて、ありふれた日常が続くことが、いかに幸せかということを感じています。また、改めて私自身、いつもみんなからエネルギーをもらっていたのだなとつくづく思っています。先日の登校日には、たくさんの人たちの元気な姿を目にすることができてほっとしました。感染が広がらないように我慢の日々ですが、みなそれぞれ工夫して、元気に過ごしている様子がうかがえました。また、ぐんと背が伸びている人が多くいて驚きました。
気がつけば、季節はもう初夏も過ぎ去り、梅雨に入ろうとしています。時間は流れています。3年生のみなさんは、中学校生活残り10か月です。休みの間の課題は進んでいますか。計画的に進めてきた人はやり遂げましょう。まだ残っている人は、少しでも前進するように今日から取り組みましょう。緊急事態宣言の解除に伴い、6月1日から分散登校が開始されます。学校再開に向けてあと5日。生活の時間も学校モードへと切り替えていってください。規則正しい生活で体調管理をしっかりと行いましょう。
先日読んだ新聞に、宇宙飛行士の若田光一さんからの、学生のみんなに向けたメッセージが掲載されていました。「辛くても、工夫しながら進もうと努力している時が、一番成長しているということを忘れないで。」先の見えない現状ではありますが、だからこそ今は前向きな気持ちで、自分ができる最善のことに一つ一つ取り組んで成長していきましょう。皆さんに会えるのを楽しみにしています。
綱島
3年副担任から
青学年のみなさんへ
今日の担当は保健体育科の澤木裕史(さわき ゆうじ)です。今年度は3組の副担任となりました。今年度もよろしくお願いします。
さて、11,12日には多くの人と学校で再会することができました。先生は、皆さんと久しぶりに会うことができ、ホッとしました。また、何人かは身長が大きく伸び、顔つきも変わっていて、先生は改めて「この期間が長かったんだなぁ。」と実感しています。
この長い長い休校期間の間、皆さんはどのように過ごしていましたか? 恐らく、6月1日に学校が再開されることとなるかと思います。それまでの間、ぜひ、「今できること」を一生懸命やってみてください。何かに一生懸命取り組むだけで、気持ちを前向きにすることができます。心理学的な話になりますが、不安は、「過去」や「未来」を考えていると出てくるものです。「今」に集中すること、何かに一生懸命取り組むことが不安を和らげ、前向きな力を生み出してくれます。暗いニュースばかりで不安になることも多いかもしれませんが、ぜひ、自分を前向きにするためにも今できることを一生懸命やってみましょう。6月1日にまた会うこと、元気に学校生活を送れることを心から楽しみにしています!
某バスケ漫画の黒板アート作成中の写真
※この漫画の主人公の「俺は今なんだよ!」というセリフが大好きです。
3年4組担任から
3年生のみなさんへ
本日は3年4組担任の塩澤 雄基(しおざわ ゆうき)がメッセージを発信します。葛飾中での最後の一年が始まりましたが、このような形で臨時休業が続くことをとても残念に思います。命には代えられないので、臨時休業は仕方がないことなのですが、やはり学校は「生徒」がいてこそ学校なんだと痛感しています。
まだ学校に来た回数の少なさから、3年生が「始まっていない」ような感覚になっている人もいるかもしれません。ですが、まぎれもなく始まっています!それはなぜかというと、「終わり」があり、時々刻々とその「終わり」が迫ってきているからです。この先もどうなるか、確かなことは分かりませんが、その変化に対応しながらも、残された葛飾中学校生活をみんなで大切に過ごしていきましょう!
みんなと当たり前のような学校生活が送れる日が来ることを心待ちにしています!
3年4組のみんなへ
みんなと楽しい3-4ライフを送れる日が待ち遠しい!!!会いたいのに会えない…遠距離恋愛をしている気分です。(遠距離恋愛などしたことありませんが。)
あと3年4組の『合言葉』を決めさせてもらいました!(※写真参照)学級目標はみんなで集まったときに決めましょう!ただ学校が再開してもみんなで集まるまでにはまだ時間がかかるかもしれません。この悶々とした気持ちは、みんなが集まったら爆発さえるつもりなのでよろしくお願いします!
塩澤 雄基
3年3組担任から
3年3組のみなさんへ
こんにちは。校庭の木々は濃い緑色になってきました。五月晴れの澄み切った青空を見上げると、とても気持ちいいですね。
臨時休業中、生徒のいない校舎は活気がなく、寂しいです。私自身、「当たり前」は尊いなぁ…と改めて実感しています。先日の学級来校日には、みなさんの元気そうな姿を見て、安心しました。提出してもらった「自己紹介カード」や「作文」を、早速読ませていただきました。その中には、「後輩のお手本になりたい」「進路実現に向けて、今まで以上に学習を頑張りたい」など、最上級生としての決意が多くあり、とても頼もしく思いました。学校が再開されたときには、この想いを大切にして、葛飾中最後の一年を、一緒に充実したものにしましょうね。また、みなさんに会える日を楽しみにしています。
3年3組担任 飯田 照代
3年2組担任から
3年2組の皆さんへ
12日の学級来校日に、みなさんとお会いすることができとても嬉しかったです。本当は、皆さん一人一人とじっくりとお話をしたかったのですが…、このような状況なので、ぐっと我慢しました。
時間があると、なかなか勉強に手がつけられない人もいると思います。やり始めるまでが、本当に面倒くさいですよね…。そういう時は、10分だけやる、というように工夫しても良いかもしれません。(次回来校する前夜に徹夜、ということにならないよう頑張りましょう。)
受験に向けて課題+αまで頑張っている人!本当に素晴らしいです!今は1・2年生の復習を中心に力を入れていると思います。まずはとにかく基礎を磨き、得意科目から発展問題にとりかかったり、過去問題を解いてみたりしましょう!
3年2組担任 坂齊 友梨
3年1組担任から
3年1組の皆さんへ
ちゃんとした自己紹介もできずに、一ヶ月が過ぎてしまいました。先日の来校日には、元気な顔で、多くの人が明るく挨拶をしてくれて、とても嬉しかったです。
勉強のこと、部活動のことなど、いろいろな思いがあると思いますが、与えられた状況の中で、自分なりにしっかりと考え、想像力を働かせ、正しいと思うことを精一杯やってほしいと思います。
ひまが多いと仕事はできないものです。
3年1組担任 関口 浩
3年生対象 テレビ埼玉で学習支援番組
中学3年4月から5月の学習内容を中心に、国語、数学、英語、社会、理科の5教科について、各教科3本ずつ、1回15分の内容で放送されます。放送期日は令和2年5月15日(金)~28日(木)の2週間です。時間は9時30分からです。解説とともに、どんな学習を進めたらよいか説明がありますので、ぜひ見てください。
3年学年主任から
青学年のみなさんへ
「二年生の三学期は、最高学年の0学期」
学年集会などでこの言葉を合言葉に、最高学年へと向かっていた青学年。その最後の一ヶ月から学校が休校となってしまいました。実行委員会や班長を中心に準備を進めていた東京班別学習も実施の可能性を考え、延期をしましたが、事態の収束が難しいと判断し、中止という苦渋の決断をせざるを得なくなりました。みんなの安全・安心を最優先に考えたとはいえ、延期と中止というみんなにとっては非常に辛い話を、二度も聞かせなければならなくなってしまったこと、今となっても心が痛みます。
4月8日、このような中で迎えた最高学年としてのスタート、残念ながら始業式を行うことはできませんでしたが、正真正銘、皆さんは、「春日部市立葛飾中学校の最高学年」となりました。
本来ならば、学年集会でみんなの前で直接伝えたかったことですが、このような状況ですので、この場を借りて二つ伝えさせてもらいたいと思います。
一つは、学年目標についてです。昨年度は、「よさを活かす~正しい判断・正しい行動~」という学年目標を掲げ、日々の学校生活に向かっていきました。日々の生活や行事の中で、たくさんの“よさ”に出会うことができました。今年度は、最高学年として、「さらにその“よさ”に磨きをかけてほしい」「いつでも、どこでもその“よさ”
を力に変えて、発揮できる人になってほしい」という願いを込め、「常態の向上~正しい見方・正しい判断・正しい行動~」という学年目標を掲げました。常態とは、“普段の状態”のことです。中学校卒業後、どのような形であれ、社会へと羽ばたいていきます。進んだ先で、自分自身を支えるのは普段の自分の姿です。社会では、物事がうまく進まずに大変な時があります。反対に何もしなくても物事がうまく進むこともあります。しかし、本当に大変な時、辛くて、どうしようもない時、自分自身を支えてくれるのは、それまでの自分の姿です。「自分に厳しくしていれば、厳しい自分が支えてくれるかもしれない。」「人に優しくしていれば、誰かが助けてくれるかもしれない。」「人を楽しませることを心がけていれば、辛い時に誰かが笑顔にしてくれるかもしれない。」「日々、努力を積み重ねていれば、いつかその努力に花が咲き、実がなるかもしれない。」そのような想いが、“今”の自分を動かし、未来の自分をつくっていくのだと思います。ぜひ、“常態の向上”を意識してほしいと思います。
二つ目は、私自身が大切にしている言葉についてです。私が大切にしている言葉に、
「 “心” が変われば、“態度”が変わる。 “態度” が変われば、“行動”が変わる。
“行動” が変われば、“習慣”が変わる。 “習慣” が変われば、“人格”が変わる。
“人格” が変われば、“運命”が変わる。 “運命” が変われば、“人生”が変わる。」
という言葉があります。「“心”の在り方によって、人生が変わる。」そのように考え、大人になってからもずっと大切にしてきました。しかし、ある時ふと疑問が湧きました。「どうしたら“心”が変わるのだろうか?」その答えは、“見方・考え方”です。物事をどう見るか、どう考えるかによって心の在り方が決まる。心は様々な影響によって揺れ動きます。その心を、“見方や考え方”によって、どのように支えるかが大切なのではないかと思います。
4月13日から始まる予定が5月7日まで延長になり、さらに現在は6月1日まで延長となってしまいました。今のこの状況の中で、みなさんの心も大きく揺れ動いていることと思います。きっと不安の方が大きくなっているのではないかと思います。例年ならば新しいスタートで慌ただしく過ぎていく時間も、今年はとてもゆっくりと感じているかもしれません。私自身も同じです。誰も経験したことのない事態ですから。だからこそ、いつもとは違った時間の流れを、“どのように見て、どのように考え、どのように捉えるか”がとても大切になるのではないかと感じています。私自身も、みんながいない学校の中で、「中学校とは何か?」「中学校でしかできないことは何か?」を考えています。その答えは、「変化」ではないかと考えています。友との学びや共に過ごす時間の中で自分自身が大きく変わり、周りにも変化を与えていく。そのような可能性を秘めているのが中学校の三年間であるのではないかと思っています。私たちも、みんなが学校に足を運んだ時に少しでも変化を感じてもらえるように準備をしています。学校は休業中ですが、自分に“今”できる最善の行動を尽くすことが、きっと正しい道だと思います。どんな形でも、青学年のみんなに会いたい。会えることを待ち望んでいます。「“今”を頑張ろう」
第三学年主任 谷藤 彰
第三学年保護者の皆様へ
このような形で中学校生活最後の年を迎えることとなり、子どもたちだけでなく、保護者の皆さまも、大きな不安を抱えていることと思います。
今この状況の中では、当たり前にしていたことが、当たり前にできなくなってしまいました。普段、授業参観や保護者会、面談などでお話をさせていただいていたことができなくなるとは考えてもいませんでした。中学校生活最後の年のスタートは、それまでの二年間とは重みが全く違うと思います。たくさんの思いや決意に満ち溢れているものです。三学年職員一同、その子どもたちの思いを少しでも支えたいと思い、本来ならば子どもたちに面と向かって直接伝えたい所ではありますが、ホームページ上でメッセージという形で伝えさせていただきたいと思います。その旨をお子様にもお伝えいただき、ぜひ御覧いただければと思います。
保護者の皆様には、休業中に限らず、今後も様々な面でご支援をいただくことがあると思いますが、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。
第三学年主任 谷藤 彰