2020年7月の記事一覧
3年生、よくがんばった! ~今日は東部地区学力テスト~
今日は3年生の進路指導の資料となる、東部地区学力テストが行われました。このテストは、埼玉県の東部地区、北は行田市から南は八潮市までの全15市町の中学3年生が受験します。年に3回実施され、今日はその第1回でした。3年生は、3月に中学校を卒業し、新たな世界へ旅立っていきます。この1年は、自分を見つめ、進路を考える特に大切な1年です。試験を受けるにあたり、大切な心構えとして、「最後まで決してあきらめない」ということがあげられます。チャイムの鳴るその瞬間まで、全力で試験に臨んでください。一事が万事、試験時間の途中であきらめて、解答用紙を裏返し、寝ているような生徒は、これまでも、そしてこの先も、何ごとにもその様に取り組んでいくのでしょうか…。できる、できない、分かる、分からないではなく、中学卒業後の自分の進む道を決める高校受験の資料となる学力テストを、最後まで全力で受ける姿勢が大切なのです。「最後まであきらめずに全力を尽くす」、そういう考え方や姿勢を部活動を通して学んだのですよね。今日の3年生は、さすが!と感心しました。みんな真剣に取り組んでいました。1,2年生も、3年生のそういう姿勢を学んでください。(7月8日 校長)
七夕 ~今年は何をお願いしますか…~
今日は七夕です。別名「笹の節供」「星祭り」といわれる七夕は、江戸時代に五節供の一つに定められ、今でも広く親しまれています。七夕といえば、どことなくロマンチックに感じますが、その由来を紐解いてみると、色々な文化が結びついていることがわかります。
七夕の由来は、皆さんもご存知の織姫・彦星の星物語から始まります。新暦の7月7日はまだ梅雨のさなかで星空もよく見えないかもしれませんが、旧暦の七夕は現在の8月なので夜空もきれい。月遅れで東の空を見上げてみてはいかがでしょう…。天の川に輝く琴座のベガが織姫(織女星)で、鷲座のアルタイルが彦星(牽牛星)。この2つの星と白鳥座のデネブを結んだものが「夏の大三角形」と呼ばれ、夏の星座を探す目印になっています。白鳥座は、二人の橋渡し役となるカササギです。さて二人の星物語は…。
天の川の西岸に織姫という姫君が住んでいました。織姫は機織りの名手で、美しい布を織り上げては父親である天帝を大変喜ばせておりました。そんな娘の結婚相手を探していた天帝は、東岸に住む働き者の牛使い彦星を引き合わせ、二人はめでたく夫婦になりました。ところが、結婚してからというもの、二人は仕事もせずに仲睦まじくするばかり。これに怒った天帝が、天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまいました。しかし、悲しみに明け暮れる二人を不憫に思った天帝は、七夕の夜に限って二人が再会することを許しました。こうして二人は、天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、会うことが許されたのです。
笹竹に短冊をつるして願い事をするようになったのは、江戸時代から。手習いごとをする人や、寺子屋で学ぶ子が増えたことから、星に上達を願うようになったのです。短冊には「〇〇が欲しい」というような物質的な願いごとではなく、上達や夢を綴ったほうがよいとされています。生徒諸君は、今年はどんなことを願うのでしょうか…。(7月7日 校長)
今週は色々と忙しそうです
月曜日から蒸し暑い雨です。梅雨明けまでは、もう少しかかりそうです。さて、今週は、水曜日に3年生を対象としての東部地区学力テストが行われます。毎年3年生の進路指導の基礎資料としているものです。木曜日からは、期末テスト前の諸活動停止期間となります。金曜日は年度当初?1学期末?の保護者会が各学年で行われます。本校の先生方も、テスト作りや保護者会資料などの作成で忙しい週となります。生徒諸君は、期末テストに全力を傾けよう!新型コロナウイルスの関係で、またいつ学校が休校になるか分かりません(今日現在、そのような情報は一切ありませんが)。学校の教員も生徒のみなさんも、一日一日を無駄にせず、先を見て、大切に過ごすことが求められます。また、学習の成績なども、限られた資料で付けざるを得ない状況になるかもしれません。よって、今回の期末テストは、いつも以上に気合を入れて準備をして試験に臨んでください。(7月6日 校長)
埼玉県学力学習状況調査
本日、飯沼中学校では、埼玉県学力学習状況調査を実施しました。この調査について簡単な説明をしますと、全国的に見て、県独自の学力テストを実施している都道府県は少なくありません。しかし、埼玉県の学力テストは、全国からも注目を集めている特徴あるテストです。対象は、さいたま市を除く県内の公立小・中・義務教育学校の小4から中3までの児童生徒です。対象教科は、国語、算数・数学、英語(中2、中3のみ)となります。内容は、教科に関するテストと、学習意欲や生活習慣等に関する質問紙調査を行っています。また、最大の特徴は、児童生徒一人一人の学力の経年変化を把握できる全国初の調査であると同時に、学習意欲などの非認知能力等にも注目した点が、OECD(経済協力開発機構)からも高く評価されており、今後の改善点について連携していく予定だそうです。また、この調査の分析から、①主体的、対話的で深い学びと非認知能力(学習意欲等)には、強い正の相関関係がある。②非認知能力(特に自己効力感)と学力には、正の相関関係があることが分かっています。単に今年の点数だけを見るのではなく、前年度からどれだけ学力が向上したのか、生活習慣はどう変わったのかということを見ていきたいと思います。この調査は、毎年4月に実施しているものですが、今年度はこの時期となってしまいました。長かった休校がどう影響するのかも注目し、今後の指導に役立てていきたいと考えています。また、今日は各学年、各クラスの掲示物を紹介します。どの掲示物も手作りで、温かみのあるものばかりです。学校にお越しの際は、実物をご覧ください。 (7月4日 校長)
次はどんなことで成長しますか
毎朝、川辺小学校前の交差点で、黄色の旗を持ち、生徒諸君の登校の様子を見守っていますが、学校が始まって1ヶ月が経ち、最近、明らかな変化に気付き、嬉しい朝の時間を過ごしています。それは、「あいさつ」です。学校が再開した初めの頃は、マスクをしていたこともあり、「誰だ、このおじさん?」という疑問もあったでしょうし、1年生は、学校生活に、まだ慣れていなかったせいもあるかもしれませんが、挨拶を返してくれない生徒が多かったものでした。しかし、最近は、みなさんが学校生活にも慣れ、楽しく生活しているのでしょうか、明るい表情になり、元気に校長先生にあいさつしてくれるようになりました。これも1つの成長ですね。みなさんは今、とても活発に成長する年頃です。高校生になると、成長のスピードはおとろえます。だから今!この3年間が大切なのです。気持ちや考え方を素直に、前向きにすれば、心も身体も、そして頭も!とてもよく成長します。あいさつの次は、どんなことで成長した君達の姿が見られるのか楽しみです。(7月3日 校長)