2020年11月の記事一覧
3年生、学年文化祭行われる
空にいわし雲がたなびく秋晴れの土曜日、3年生は、文化祭を行いました。校長の私から、みなさんに、「さすがは飯中3年生」という気持ちを込めて拍手を送りたい。コロナ禍で、時間も内容も制限のある、限られた状況下で、みなさんは、やり切りました。まずは、やりきった自分、やり切った仲間を褒めてください。今日の文化祭は、企画、様々な準備、そして当日の運営と、まさに生徒諸君の手作りで温かみのある文化祭でした。何よりも印象的だったのは、学年の生徒諸君みんながみんなをリスペクトしている、温かい集団であるということ。一生懸命に作った作品をみんなで感心しながら鑑賞し、ステージでの発表では、発表の前後、発表の途中でも自然と温かな拍手が起きていたこと。実行委員のみなさんもよく連携し、見事な運営でした。フロアで鑑賞する生徒の態度もよかった。私はこの行事を、新型コロナウイルスの影響で中止になった、様々な諸行事の代替行事として捉えていたことを撤回したい。飯沼中学校3年生によるオリジナルの学校行事だと断言する。みなさんは、コロナに負けませんでした。困難な状況にも負けずに一致団結して、素晴らしい行事を作り上げたこの経験と仲間との友情は、これからを生きる上での自信と勇気を与えてくれるものになることでしょう。楽しく、心温まる時間をありがとう。お疲れ様でした。
最後に、「画竜点睛」という四字熟語があります。意味は、物事の大切な最後の仕上げのことです。これは、竜の絵を描いて、最後の仕上げに竜の瞳を描き入れたところ、その竜が絵から飛び出して天に上って行ったという中国の故事に由来しています。3年生の生徒諸君は、まさに今から、これからが、飯沼中での3年間の「画竜点睛」です。春からのそれぞれの第一歩を、希望に満ちた笑顔と自信を持って踏み出すために、今日からまた次の目標に向けてがんばっていこう。(11月7日 校長)