2022年1月の記事一覧
1月も行ってしまう
お正月がついこの間のように思われますが、いよいよ1月も来週の月曜日で終わりです。1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言われますが、この調子だと2月もうかうかしていると逃げられてしまいます。朝の日の出や夕方の日没の時間も明らかに春に向かって日々変化していますね。今年度のゴールが近づいています。健康に気をつけて、一日一日を大切に過ごしましょう。
新型コロナウィルスについては、みなさんよくご存じの通りです。気をつけていても感染することはあります。感染しても誰が悪いわけでもありません。しかし、感染により命を落とす人もいることも事実ですし、濃厚接触者を含め、7~10日間の入院や自宅療養が課せられることも事実です。しかもそれは自分だけではなく、自分の周りの多くの人たちの生活に影響するものでもあります。だから、私達はみんなで気をつけなければならないのです。現時点で考えられる一番危険な場所、それは家庭です。生徒本人を含め、多くの家族は、それぞれの職場や学校、その他所属する場で過ごし、家に帰るわけです。家庭が一番ほっとし、愛に満ちた安らげる場であることは重々承知していますが、でもだからこそ気がゆるみ、マスクや換気、ソーシャルディスタンスなど外では気を遣っていることがおろそかになりがちなのです。春日部市民、春日部市の小中学校でも連日大変な数の感染者やその影響による学校の欠席者が報告されています。昨日、給食の時間に校長から放送で、家でもマスクをすることと指導しました。ご家庭での様子はいかがだったでしょうか…。明日からの土日も不要不急の外出の自粛をお願いするとともに、家庭内でも飯沼中4つの合い言葉の履行をお願いします。(1月28日 校長)
大人になる No82
【 スキー教室まとめ集会行われる 】
本日2年生は、今月14日から3日間、長野県菅平高原にて行われたスキー教室のまとめの学年集会を行いました。事前の取り組みを含め、当日もみんな本当によく健康管理、感染防止への対策意識を持って行動し、3日間発熱をはじめとする体調不良者を一人も出すことなく、さらに天気にも恵まれた最高のスキー教室を実施することができました。もし、一週間遅い日程だったら…、おそらく中止にせざるを得なかったとことでしょう。ご家族や生徒諸君、そして学年の先生方のスキー教室をなんとか実施したい!という強い思いが生んだ奇跡だったといえますね。今日の学年集会でも、多くの人に支えられ、行けたことに感謝したいという発言が何度も聞かれました。ここで、思い出に残る楽しいスキー教室であったことは間違いないのですが、別の視点からこの行事を振り返ると、前述のような気づきができるようになる機会であったこと、一人一人が自覚を持ち、責任を果たすことが大切であるということを学んだ機会であったこと、仲間の良さの再発見や新たな人間関係が築けたこと、そして夜の会で観たビデオレターでは、本校を転勤された先生方からもずっと愛され、気にかけていただき、応援されているという人と人とのつながりのありがたさを知る機会にもなったことなど、大変多くの学びや経験ができた行事であったことが分かりましたね。毎日の授業を観て回っていても、なんとなく2年生が少し成長し、それぞれのクラスが温かさに包まれているような気がするのは私だけでしょうか…。そして、来年の秋には修学旅行に行けるのでしょうか…(1月27日 校長)
PS:3年生は県公立高校の願書の作成お疲れ様でしたね。1、2年生は、3年生の進路の決まっていく様子をよく見ておくこと。
授業研究会
昨日の5、6時間目を使い、本校職員の研修として、1年2組の道徳と英語の授業研究を春日部市教育委員会から先生にお越しいただき行いました。授業後に指導者の先生からいただいたご指導の中で、本校の生徒たちの良さをほめていただきました。素直で、前向きに授業に向かっていること、仲間との共同的な学びが見られたことなどです。また、校長の私が嬉しく思ったこととして、たくさんの先生方が授業の参観に訪れ、様々な意見や感想を交流することで、自分たち教師集団の質を高めようとする気運が醸成されていたということです。生徒の学校生活の根幹は授業です。その授業の質を高めようとする教師集団の姿勢は本校の自慢の1つであります。
さて、新型コロナウィルスの感染の勢いが止まりません。学校においては、教職員の目が行き届いているため、本校4つの合い言葉の実践がされています。しかし、ご家庭ではどうでしょうか…。本校の生徒で現時点までで陽性となった生徒や濃厚接触者となった生徒はすべて、家庭内または学校外での活動が原因です。教育委員会からの指導により、クラスに1名の陽性者とそのクラス内に体調不良者や濃厚接触者がいたら学級閉鎖となります。複数のクラスがそのような状況の場合学年閉鎖、複数の学年がそのような状況なら学校閉鎖となります。1学期や2学期と違い、3学期のこの時期に閉鎖となった学級における学習の保障は非常に難しく、土曜授業や春休みの臨時登校日の設定も視野に入れなければなりません。また、兄弟・姉妹が小学校や高校等にいれば、その学校の生徒・保護者、教職員にも多大なる御心配や御迷惑をかけることにもつながります。このことからも、ご家庭においても4つの合い言葉の実践と不要不急の外出の自粛を呼びかけ、お願いしているのです。不要不急の外出…、小中学生の最たるものは、友達と屋内外を問わず会って遊ぶことです。ゲームをして、お菓子を食べ、ジュースを飲む…、これらの行為がいかに危険かは、日頃の学校生活での指導を考えれば分かりますよね。つまらない日々でしょうし、かわいそうだとも思いますが、人生には仕方のないこともあるということを中学生なら理解してがまんしてください。昨日の道徳の授業研究会の内容は、自分一人くらいいいやと思う考えや行動について考えさせるというものでした。今はみんなが我慢する時です…。(1月26日 校長)
大人になる No81
【 気を遣うことを学びなさい 】
先日の県内私立高校の結果が出たことに伴い、いまクラスの中にはいろいろな状況の人がいます。第一志望の高校が決まった者、県立高校の併願校に合格し、もし県立が不合格であった時には、行く高校が決まった者(手続きは必要ですよ)、そして県立一本の者。ここで、諸君は自分のクラスに所属している訳だが、一人一人がクラスにいることに責任があります。まだクラスには県公立高校に向けて最後の仕上げで勉強をがんばっている生徒が半分以上いるはずです。もし、第一志望の私立高校に決まった生徒が学習に対して気が抜けてしまったら…、みんなが張り詰めていた3学期始めの緊張感のある授業を続けることはできません。なにも腫れ物に触るようにする必要はありませんが、進路が決まっている人ができることは、授業に集中したり、クラスや学年のために、係の仕事や清掃など当たり前のことを当たり前に進んでやろうとしたりすることなのです。それが進路が決定した者がいまできる、気を遣うということです。
次に、まだ決まっていない生徒たちに言いたい…、苦しかったり、悩んだりするから人間的に成長できるのです。試験に合格するかどうかは単なる結果です。人生が決まるものでは断じてないのですよ。大切なことは、苦しさに立ち向かい、それを乗り越えようとがんばること。その経験が人間としての厚みを増していくのです。これからの人生の中では、もっともっと大変な事がたくさんあります。先生の経験では大学受験はもっともっと大変だったし、先生になるための試験も、真剣に勉強した年は、フラフラになるほどきつかったことを思い出します。高校受験…、あまり神経質にならず、大きく構え、試験当日にこれまで蓄えた力をいかに発揮するかを考えよう。(1月25日 校長)
大人になる No80
【 県内私立高校入試集中日終わる ~受験予定者全員が無事に受験することができました~ 】
今日以降まだ数校の入学試験日はあるものの、この週末でおおかたの県内私立高校の入試日程が終わりました。早い高校は、本日ネットで合否が発表になります。多くの生徒は、事前に入試相談に行き、第一志望の県立高校の併願校として、私立高校を受験したようです。3年生の生徒のみなさん、お疲れ様でした。緊張しましたか?緊張するなと言うことが無理なことですよね。さてここで、心身ともに一番疲れたのは君達本人なのは間違いないのですが、君達と同じくらい心配し、そして心からの応援をしてくれた人は誰でしょう…。そうです、君達のご家族のみなさん、そして学校の先生方です。コロナ禍で君達の健康に気を遣ってくれ、食事に気を配り、試験当日の朝も駅まで送ってもらった生徒も多かったのではないでしょうか…。「ありがたいなぁ…」って思ったことでしょうね。そして学校の先生方です。土日は3年生の先生方が部活動が停止中にも関わらず、全員早朝から学校に来ていました。私が「試験を受けるのは生徒たちですよ、先生方が学校に来ても受からせることにはなりませんよ」と言うと、「心配でいても立ってもいられないし、コロナ禍で、何かあったときにすぐに動けるように…」と。そういう先生方なのですよ!
県公立高校の入試は2月24、25日です。ちょうど1ヶ月後ですね。ご家族や先生方からの愛を受け止め、その分までがんばりなさい。(1月24日 校長)
市内書き初め展作品紹介
保護者、生徒のみなさんへ
【 新型コロナウィルス関連について 】
今日から2月13日まで埼玉県は、まん延防止等重点措置地域となります。このことに伴い、教育活動の様々な場面で、これまでも社会全体の中ではかなりレベルの高い感染防止対策を講じてきたと自負していますが、これまで以上に意識を高めた活動を行います。まず、登校時間を8:10~8:30とし、昇降口前で健康観察カードの点検を一人一人行います。初日である本日、点検にあたった教職員からのフィードバックとして気になった事をあげさせたところ、印漏れ・サイン漏れの生徒がいるとのことでした。本校では、感染源を断つこと(校内に入れないこと)が最も大切なことだと考えています。保護者の皆様には、毎朝の検温と健康観察カードのチェック、押印またはサインを改めてお願いするとともに、少しでも体調について不安のある時は、休ませる勇気を持っていただくことをお願いいたします。続けてのお願いで恐縮ですが、ご家庭内及び校外での活動でも本校の感染防止4つの合い言葉を実践してください。保護者の職場から、兄姉の学校やバイト先から、地域のスポーツ活動や塾などから等、家庭内感染や学校外での感染が現時点では最も危惧されます。3年生は受験や卒業式を控えています。ご家庭内でも感染防止のための行動をする時ですのでよろしくお願いします。
次に、お子様が感染したり、濃厚接触者となった場合は、学習課題のポストイン、タブレットを利用したドリル学習や授業の中継などを保護者と相談の上、実施いたします。最後に部活動ですが、本日、春日部市教育委員会から通知があり、1月31日までの活動を全面中止するこになりました。2月1日以降もまん延防止等重点措置期間の終了までは、平日は午後の練習のみ4日以内とし、土日祝日の活動は行わないことになりましたので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(1月21日 校長)
大人になる No79
【 他人事ではなく、自分や自分の大切な家族のことだと思って考えてほしい 】
今日、1月20日は、二十四節気の大寒(だいかん)です。大寒とはよく言ったもので、2月3日の節分くらいまでが毎年最も寒い時期となります。今朝も大変寒かったですね。2月3日の節分の翌2月4日が次の二十四節気の立春で、暦の上で春となります。旧暦の頃は、立春が新しい年の始まりを意味していたので、節分が大晦日、立春がお正月だったのです。よって大晦日である節分の日に、1年の厄(やく)を豆まきをして払ったのです。
さて、新型コロナウィルスの影響で、明日から埼玉県は、まん延防止等重点措置の地域となります。このことを受け、本校の朝の時間や動きが変わります。当面の期間、市内すべての中学校で部活動の朝練習が停止となります。このことは何を意味しているのか…それは、生徒の登校時間を揃えて健康観察を今まで以上にしっかりと行うということです。明日からは、以前にも行いましたが、昇降口前のピロティで健康観察カードのチェックを行います。登校時間は8時10分から8時30分までとします。8時10分に一斉にみんなが登校してしまうと昇降口付近が密になってしまいますので、よく考えて分散して登校してください。服装はジャージです。登下校だけでなく、教室内も常時換気をしますので、防寒対策もしてきてください。検温と健康観察カードは、保護者の皆様が立ち合って確認をしてください。
次に、3年生諸君、私が昨日昼休みに校内を回り、昼休みの様子を観察していると、流し付近が食後の歯みがきをする生徒で非常に密になっていました(廊下全体も)。歯みがきはマスクを取ってする活動ですね。諸君は今、どのような立場に立っているのですか…。週末に私立高校の入試を100名近く受けるのですよね。本校でもご家族が陽性で、生徒本人が濃厚接触者となり、検査結果を待っている者が片手ではすまない状況なのですよ。検査結果に関わらず濃厚接触者になれば、約10日間の登校や外出が止められます。ニュースによれば、保育園や幼稚園の子供たちの感染が多いとのこと。無理もないですよね、まだ分からないのだし、お友達と仲良く遊ぶことが仕事なのですから。君達中学生はどうですか…、状況をよく見て、自分の身は自分で守るのです。はっきり言って意識が低いです。誰が困るのか考えなさい。(1月19日 校長)
寒くても換気!仲良しでもソーシャルディスタンス!
新型コロナウィルス感染症の拡大状況は勢いを増す一方ですね。昨日は全国で3万人を超える新規感染者で過去最多、東京と大阪は5000人超えとなりました。埼玉県も1600人を超えました。ニュースなどの報道によれば、新規感染者の数は勢いを増すばかりではあるが、重症者は驚くほど少ないようです。それでも病床使用率は、まん延防止重点措置に値するレベルとなっているようです。この新型コロナウィルスは、現在の感染症法による分類上、第2種に位置づけられており、第2種は結核やSARSなどと同じ扱いです。この第2種に感染すると、簡単に言うと入院を勧告されたり、就労・登校の制限が発生します。季節性のインフルエンザ(第5種)とは違い、街中のお医者さんに診てもらい、薬局でタミフルやリレンザ等々の薬を購入して服用し、数日休めば済むものではないのです。約10日から2週間、入院や自宅療養をしなければならず、結果的に感染していなくても、濃厚接触者であれば同様の日数、就労や登校にストップがかかります。10日から2週間自分だけが学校を休んだらどうなるでしょうか…。授業は進みます。作品を作る教科もどんどん進んでしまいます。学校の先生方も授業や部活動で朝から晩まで忙しく、なかなか個別に勉強を指導することもできなのが現実です。部活動も2週間も休めば、体力的にも技術的にもかなり遅れを取ってしまいます。3年生は今週末からいよいよ県内の私立高校の入試が始まります。自分の受験日がその10日から2週間の期間内だったら…。
私たちにできることは、気をつけることだけです。気をつけるとは…、飯沼中4つの合い言葉を実行するということです。これは単語だけなのでもう少し詳しく言うと、マスクは当然みんなしているので問題なし。換気…、これが一番大切だと思います。生暖かい空気が教室にこもっていることが一番危険なのです。校庭側と廊下側の窓を必ず少し開けて常時換気されている環境にすること。寒ければいくらでも着込んで構いません。手洗い…、トイレの後、給食の前は当然ですが、休み時間のたびに手洗いとうがいをしましょう。最後に仲良しでもソーシャルディスタンスをとること。もう1つ危険な場面は、部活動の休憩時間です。給水に引き続きマスクを外した状態で友達との会話をすることが絶対にないようにすること。みんなで気をつけることが大切です。(1月19日 校長)
保護者、生徒のみなさんへ
昨日、学校より配布した、春日部市教育委員会からの文書は読みましたでしょうか。内容は、新型コロナウィルス感染症拡大防止についてのお願いです。2年生は明日学校で配布されますが、当ホームページ内にある「各種たより、おしらせ」からも見ることができますので、可能な限り事前にお読みいただきますようお願いします。ニュース等でみなさんご存知の通り、現在、全国的に新型コロナウィルスの感染の拡大が日を追うごとにものすごい勢いで広がっています。このような状況から埼玉県にまん延防止等重点措置の適応が検討の段階に入りました。春日部市も例外ではなく、ここ数日だけで、連日20~40数名のペースで新規感染者が増えている状況です。市内の小・中学校等では、学年閉鎖や学級閉鎖の措置を講じている学校が複数あります。そこで、生徒のみなさん及び保護者の皆様にも力をお借りして、3年生の受験や卒業式などを含め、なんとか授業をはじめてとする学校の教育活動を維持していきたいと考えます。そこで、以下の点についてご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
①本人及びご家族内で、発熱、頭痛、咳、のどの痛み等の症状が見られる場合には、登校を控えてください(出席停止
とします)。
②小学生のスポーツ少年団、中学生のクラブチームでの活動、習いごと、塾、その他の学校外での活動におきましても、本校の4つの合い言葉(マスク、換気、手洗い、ソーシャルディスタンス)を意識した行動をお願いします。特にスポーツを行う際も原則マスクを着用するとともに、休憩時間や給水の場面においても、上記4つの合い言葉を意識した行動をお願いします。
③家族や友達との会食、不要不急の外出は、極力控えてください。
④毎朝の検温、健康観察を正しく行うよう、ご協力ください。どちらも保護者が見届けてください。
⑤明日から当面の期間、学校に感染源を入れないことを徹底するため、部活動の朝練習は中止とし、朝の健康チェックをこれまで以上にしっかりと行います。また、部活動の活動内容も、マスクを外さなければならないような激しい運動は行いません。さらに、練習試合などの対外試合も中止とします。
以上、よろしくお願いします。(1月18日 校長)