2021年12月の記事一覧
令和3年 部活納め(12月28日)
本校では、昨日と今日で今年の部活動の活動の納めを行いました。部内で試合をする部もあれば、部室の大掃除やグランドの整備を入念に行う部もありました。本校では学校教育目標の自主実行の精神をあらゆる教育活動で意識して指導しています。部活動ももちろん同様であり、生徒たちは、教師の指導と見守りのもとに、自主的にあいさつをしたり、体力や技術の向上のための練習をして自治を学びます。中学生にとって部活動の存在は大変大きなものです。今年度はこれまで以上に活動が盛んになり、どの部の生徒たちも瞳を輝かせながら、取り組むことができました。私はそんな素晴らしい生徒たちの活動を応援することができて幸せでした。来年も部活動を通して、将来、社会で活躍することのできる人間の育成を目指して指導をしてまいります。令和3年が終わろうとしています。この1年の本校教育活動へのご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。それでは皆様、良いお年をお迎えください。(12月28日 校長)
クリスマス駅伝(12月25日)
今日は午前中、有志の部活動対抗、飯沼中クリスマス駅伝を行いました。男子は陸上部、野球部、サッカー部、女子は陸上部、女子バスケ部が参加しました。そして教員チームも参加です!朝は雨が降っていましたが、レース開始時間にはスッキリと晴れ、気持ちの良い天気の下で行うことができました。見ていて目を細めたのは、正門前の中継地点を目ざし、走者が最終コーナーを回り、体育館あたりまで来ると、どの部も自分のチームはもちろん、どの走者にも割れんばかりの声援を送り合っていたことです。駅伝という陸上競技の中の長距離種目、大抵の人間は苦しくて嫌いですよね…。しかし、周りからの声援があると、苦しくてもラストスパートがかけられる。本校の生徒達は、部活動を通して、顧問の先生から大切なことを教わっているなぁと改めて思いました。冬休み初日、順位はともかく、スポーツマン達の爽やかな汗と笑顔が見られました。周りからの声援があると、苦しくてもラストスパートがかけられる…、3年生の受験勉強にもあてはまりますね!最後に、今日は陸上部の保護者の方に交差点にお立ちいただきました。御協力ありがとうございました。保健室の先生も休みの日にもかかわらず、見守っていただきありがとうございました。(12月25日 校長)
2学期終業式
【 飯中生のみんな、2学期本当によくがんばりましたね 】
はやいもので、本日、2学期の終業式を無事に終えることができました。2学期は教育活動が深まり、日々の授業に加え、様々な教育活動が展開され、そのどれもが新型コロナウイルスの影響で、やり方を変えたのは事実でしたが、だからこそ、教師も生徒も、保護者の皆様や地域の皆様も、これまで当たり前だったことを見直し、本質は何なのかを考えた期間だったと思います。本日、本校の生徒たちはみな、立派な態度で終業式に臨むことができました。式に臨む生徒たちの顔は上がり、その瞳は未来を見つめ輝いていました。もうすぐ令和4年を、そして本年度の締めくくりである3学期を迎えます。健康に気をつけて冬休みを過ごしてください。
保護者、地域の皆様におかれましては、日頃より大変お世話になりありがとうございます。おかげさまで、本日無事に2学期を修了することができました。3学期も引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。(12月24日 校長)
2学期最後の学年集会
今日は各学年ごとに時間を決めて、体育館にて学期末の学年集会を行いました。私は1年生から3年生までの学年集会をずっと体育館にいて、後ろから見させてもらいました。どの学年も学級委員の生徒が中心となり、事前に企画をし、本日も運営をしっかりと行っていました。こういった取り組みの積み重ねが、学校教育目標である自主実行の精神を育み、大きな行事も立派に企画・運営のできるリーダーシップとフォロワーシップの醸成につながっているのです。もちろん、そこには計画的に生徒を指導し、見守り、評価する教職員の営みがあります。2学期は様々な行事がありましたが、そのどれもが、生徒と教師の信頼関係に基づくより良い活動であったことが、今日の各学年の学年集会における生徒たちの姿に表れていたような気がします。明日はいよいよ2学期終業式です。(12月23日 校長)
今日は冬至です
今日、12月22日は、二十四節気(にじゅうしせっき)という古い暦(こよみ)で冬至(とうじ)にあたります。二十四節気とは、太陽の動きにもとづいた暦で、1年を24等分して季節を表す名称をつけたものです。よく聞く二十四節気には、立春、立夏、立秋、立冬や春の啓蟄(けいちつ)や春分、夏の夏至(げし)、秋の秋分、冬の冬至、大寒などがあります。
冬至とは、日本を含む北半球において、昼の時間が最も短い(夜が長い)日のことです。冬至がいつかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。それでは、そもそもなぜ、季節というものがあるのでしょうか。また、1日24時間の中で、季節によって昼と夜の時間の長さが違ってくるのでしょうか?3年生諸君ならすぐに答えられますよね…!?なぜなら、いま理科の授業で学習していることだからです!簡単に言うと、地球の回転軸(地軸といいます)が23.4°傾いているからです。地球は24時間で1回転する(自転といいます)とともに、1年をかけて太陽の周りを回ります(公転といいます)。地軸が太陽の方を向いて傾いている時期は、北半球に太陽の光や熱がよく当たります。逆に、太陽と反対側に傾いているときは、南半球に太陽の光や熱がよくあたります。このため夏や冬などの温度差が生まれるわけです。
昨日のように、合唱や演奏を聴いたり、美しい絵を観たりして、心が豊かになることも必要です。また、冬至の日などを機に、なぜだろうと科学的に考えることも必要です。だから、若い君達は9教科の学習を全国共通で学び、より良く生きるための可能性を広げているのですね。
また、冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする風習があり、このような伝統文化を継承することも大人になる上で必要であり、幅の広い豊かな人になってほしいと思います。
今日は、美味しいかぼちゃを食べ、温かいゆず湯に入り、本格的な冬に備えましょう。(12月22日 校長)
しらさぎ祭
【 飯沼中の文化と実行力のレベルの高さに感動 】
「例年には及ばないものの、なんとか形になる合唱や文化部の発表ができれば…」というのがスタートであったしらさぎ祭。練習期間の短さに加え、昼休みや帰りの会などにクラスで練習することも感染症対策上、自粛することになっていたため、正直、ここまでレベルの高い合唱と素晴らしい文化部の発表ができるとは、企画の段階では想像できませんでした。
新型コロナウィルスの影響で中止となった文化会館での合唱祭でしたが、先生方の熱意と創意工夫、そして生徒のみなさんの協力と意識の高さで、しらさぎ祭を企画し、今日の実施にこぎつけることができました。クラス合唱では、はじめのクラス紹介にはじまり、指揮者、伴奏者、そしてクラス全員の心のこもった合唱とすべてが見事な発表であり、終わりの拍手では、すべてのクラスに対し、「見事だ〇組、よくがんばった、ブラボー!」と叫びたくなりました。今年の発表は、1年生から順番ではなく、縦割りの集団で体育館に入り、残りのクラスは教室からリモートで鑑賞しました。なぜそうしたかというと、全校生徒を長時間、体育館に入れるのは感染症対策上危険であったためなのですが、その上で、学年ごとではなく縦割りにしたのは、1、2年生に先輩の立派な姿や合唱を聴いて、感じてもらいたいことがあったからです。1、2年生は来年2、3年生になりますね。今日の先輩方の合唱に打ち込む姿や技術の高さなどを目標にして、来年はそれを越えていけるようにがんばってもらいたかったからです。また、文化部の発表も素晴らしかった。美術部のスライド形式の「千と千尋の神隠し」では、描画のレベルの高さに加え、セリフの吹込みもとても上手でしたね。吹奏楽部の演奏も、顧問の先生2人も一緒に指揮と演奏に加わる、チームとしての連帯感を感じる演奏でした。最後に実行委員の生徒たちの事前の地道な準備と今日の運営能力の高さもキラリと輝いていました。
文化的な活動のレベルの高い学校、学年、学級及び部活は、生徒たちが充実した学校生活を送り、自分の所属する集団に誇りを持っている証なのです。今日私は、飯沼中学校の素晴らしさを再認識し、益々飯沼中が大好きになりました。みんな、お疲れ様でした。(12月21日 校長)
大人になる No73
いよいよ明日は、しらさぎ祭ですね。どのクラスも「最後の仕上げ」とばかりに最終調整をしていましたね。ここで、もう一度、大切なことを確認しておきます。体育祭でもしらさぎ祭でも、目的は勝ち負けとか優劣を決めることではありません。行事の取り組みを通して、クラスの和が一層深まり、自治を学び、そして先輩から学ぶ。「私たちのクラスは、こんなにがんばって練習してきました。普段からみんな仲良しで、毎日の生活が楽しく送れる、とても良いクラスなんですよ」ということを合唱を通して伝えることができたら、それが何よりもの成果なのです。君たちのそんな一生懸命な姿や歌声が、聴く者の心に感動となって届くのです。私には、すべてのクラスの合唱のレベルが日に日に良くなっていくのが手に取るように感じられました。どのクラスも合唱の練習を通して成長したのです。だから明日は自信を持って、自分たちの、いや自分たちだけの歌を唄ってください。唄い終わって、スッキリさわやかな気持ちになれたら最高だね!明日は久しぶりに合唱を聴いて泣けそうな気がします…。(12月20日 校長)
特別支援学級小中交流会
今日は、飯沼中学校区の3校(川辺小学校と中野小学校)の特別支援学級小中交流会が本校を会場に行われました。この日に備えて、本校の5、6組の生徒たちは、司会進行、レクの事前準備、歌の練習や教室内の装飾など、とても一生懸命に準備を進めてきました。本校の5、6組の生徒たちにとっても、小学校時代に一緒に勉強した後輩たちが来校するということで、きっとかわいい後輩たちに会えることが楽しみだったのでしょう。特に6年生の児童さんは、来年の4月から毎日一緒に過ごす仲間となるので、お互いに意識して本日の交流会に参加していたようでした。来校した小学生たちはみな素直で良い子たちばかりで、楽しい時間があっという間に終わってしまった感じがしました。またいつでも遊びに来てくださいね。(12月17日 校長)
大人になる No72
【 書き初め 】
どうして年末に書き初めなのか…と思う人もいることでしょうが、いま国語の授業では、書き初めを行っています。書き初め展には賞がつきものですが、私は、どんな字でもいいので、「自分らしさ」が表現できる作品を書き上げてほしいと思っています。書き初めでも硬筆でも、また美術で絵を描くときでも、真っ白な紙に一筆目を入れることは、勇気のいることですよね。それは、「うまく書きたい」という願いがあるからですよね。字でも絵でも進めていくうちに、なかなか自分の頭の中で描いたイメージ通りにうまく行かないことがあるものです。そしてこの時に、人間性が試され、磨かれていくのです。投げやりになったり、あきらめの気持ちを持ってしまうと、集中力が途切れてしまいます。あきらめずに最後まで粘り強く取り組む姿勢や人間性を、書き初めの活動の時間からも身につけて欲しいものです。みなさんの力作を楽しみにしています。(12月16日 校長)
大人になる No71
【 しらさぎ祭が楽しみに 】
昨日の5時間目に、体育館や各特別教室にて、クラスで合唱の練習をしている様子をフラフラと見て回りました。私は、学校行事の中で合唱祭(本校では、しらさぎ祭ですね)は、大好きな行事の1つで、今年の各クラスの生徒たちが選んだほとんどの曲は、自分が若いときに担任したクラスで歌った曲や、卒業式、三年生を送る会などの行事で歌った曲であり、その曲を聴くと当時の記憶が次々に思い出され、懐かしくもあり、せつなくもある、まさにセピア色の思い出がよみがえります。その思い出の曲を、時を越えて今、飯沼中の生徒たちが元気いっぱいに歌っている…。不思議な気持ちになるとともに、来週のしらさぎ祭本番で、みなさんが心を込めて歌うクラスの合唱を聴くのがとても楽しみです。(12月15日 校長)
大人になる No70
【 散歩のついでに富士山に登る者はいない 】
これは、昔の漫画の主人公が言ったせりふで、なぜか覚えています。散歩といえば、時間があるときに、ただなんとなく歩くことですよね。難しいことを考えずに、空気や景色を楽しみながら歩くことが散歩の目的であり良さなのだと思います。ジョージ・マロニーという有名なエベレスト登山家は、「なぜあなたはエベレストに登るのか」と問われ、「Because it’s there.(そこにエベレストがあるから)」と答えたと言いますが、散歩のついでに富士山に登る人はいませんよね。日本一の山に登る時には、心構えをして、靴や服、道具を準備して臨むはずです。みんなの生活にもこれは当てはまりますよ。日々、目標もなく、なんとなく生活していては、自分の身につけたいものは、身についてはいきません。期末テスト後の勉強も目標を持って取り組むことで学力が身につくものなのです。部活動にしても同様です。ただなんとなく「うまくなれたらいいなぁ…」ではうまくなるわけがありませんよね!今授業でやっている書き初めの練習も、そして来週に控えた、しらさぎ祭のクラス合唱も、課題意識を持って取り組むことが大切なのです。もうすぐ冬休みですが、君達の青春の日々は、立ち止まってはくれません。疲れたら少し休もう、そしてまた志を持って前に進もう。(12月14日 校長)
飯中生の活躍
2学期も残すところ2週間となりました。授業という形式の学習は今週いっぱいです。来週はしらさぎ祭が予定されていますね。寒さも一段と厳しくなってきました。天気予報によると、強い寒波が来ているとのことです。風邪などひかずに元気であと2週間を乗り切りたいものですね。
さて、我らが飯沼中学校の生徒諸君のがんばりが、形となって表れたものがありますので紹介します。活躍した生徒のみなさん、おめでとう!大変よくがんばりましたね。また、形になっていなくても日々がんばっている生徒がたくさんいることも知っています。がんばっていること、そのことが素晴らしいのです。その姿が光り輝いているのです。飯沼中の生徒一人一人がそれぞれの分野でがんばり、光り輝いていることを嬉しく思います。切磋琢磨(せっさたくま)という言葉を知っていますか。お互いに良きライバルとして、磨き合い、高め合うという意味ですね。これからも切磋琢磨の精神で、思い切り青春し、光り輝こう!(12月13日 校長)
〇令和3年度「小さな親切作文集」(「小さな親切」運動埼玉県本部主催)
・敢闘賞作文 :1年1組 髙橋 蘭 さん 「親切をするということ」
・敢闘賞作文 :2年1組 奥出 優咲 さん 「小さな勇気」
・学校代表作品:3年2組 早川 凛 さん 「「小さな親切」とは」
〇中学バドミントン選抜大会葛南地区大会 女子団体優勝
2年1組 三本 葵 さん
2年1組 舟田 穂羽 さん
2年2組 加藤 美結 さん
2年2組 白石 紗楓 さん
2年3組 倉持香菜美さん
2年3組 谷地中姫菜さん
〇高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会(全国大会)
12日(土)に2回戦を突破し、19日(日)準々決勝
2年1組 長 璃喜 さん(FC Lavida 所属)
大人になる No69
【 1、2年生のみんな、3年生の合唱はすごいぞ!あと一週間で仕上げを! 】
12月21日(火)は、しらさぎ祭が予定されています。主な内容は、クラス合唱です。通常、コロナのない状況であれば、連日昼休みや帰りの会で、実行委員をはじめとするリーダーたちを中心に、クラスで自主的に練習をするなど、熱が入ります。また、交流会といって、他のクラスと合唱の出来栄えを披露し合い、切磋琢磨するものです。今年は新型コロナウイルスの影響で、市民文化会館での合唱祭が中止となりましたが、昨今の社会情勢を考え、なんとか体育館での開催を予定しているところですね。
昨日、3年生が音楽室や調理室、被服室で合唱の練習をしているところへお邪魔して聴かせてもらいました。まだまだ粗削りなところもあり、これからやすりで磨くように、細かな仕上げをしていくのでしょうが、それにしても3年生の合唱は迫力があり、素晴らしかったです!まだ聴いていて背筋がゾクゾクっとするほどではありませんが、今後の技術的な仕上げと、歌詞を吟味し、心が乗れば、まさに「史上最響」の合唱になると思われます。本番まで残りあと約一週間です。感染症対策を決して忘れることなく、できる限りの努力をして、「クラスの歌」を歌いあげよう!(12月10日 校長)
清掃する姿はその人の心を表す
私の中学時代の恩師で、2年前に春日部市内の中学校の校長をご退職された先生が、当時、学年集会の場でこの言葉をおっしゃられたのを今でもはっきりと覚えています。いつも授業の様子を掲載しているところではありますが、今日は朝読書と朝清掃の様子を紹介します。清掃する姿はその人の心を表す…、飯沼中の生徒の心は健全に育っていると思います。何よりもご家庭における、これまでの教育の結果だと思います。ありがとうございます。最後に本日は、1、2年生及び特別支援学級の保護者会を開催したところ、たくさんの保護者の皆様にご来校いただきました。ご多用の折、またお寒いところ長時間にわたりご協力いただき、ありがとうございました。(12月9日 校長)
校長面接
連日昼休みと放課後に3年生一人一人と校長面接を行っています。2学期中には全員が終わる予定です。よく訊く質問事項に、「あなたの中学校はどんな特色がありますか」とか、「現在の担任の先生はどんな先生ですか」などがあります。生徒たちは、質問内容を想定し、答えを用意して、お世辞も多少は含めているのでしょうが、それでも学校教育目標である、自主実行をあげ、具体的な話をしてくれたり、生徒思いで授業も楽しい先生などと答えられると、校長としては嬉しい気持ちになります。また、「中学校で力を入れたこと」、「中学校で一番思い出に残った行事」、「部活動で学んだこと」、そして「高校でがんばりたいこと」、「高校卒業後の進路」なども、みなさんさすがは受験生であり、よく答えられています。また、最近の受験や就職の面接では訊かない傾向にあると言われる、尊敬する人も訊くことがあります。受験や就職の面接とは違い、校長面接の目的は、合否の材料ではなく、生徒をよく知り、励ますためだからです。先日、ある生徒は次のように答えていました。「私の尊敬する人は両親です。毎日家族のために一生懸命働いてくれ、夜や休みの日には家族で過ごす楽しい時間を作ってくれます。また、健康や受験のことなど色々なことに気をかけてくれ、感謝しています」と。私が「そのことを伝えたことはありますか」と訊くと、「まだありません。進路が決まった時か、卒業を機に言おうと思っています」とのことでした。「きっと喜ぶだろうね、ぜひ伝えてあげてください」と言うと、「はい」という言葉と共に、その表情からは、迷いのない確かな決意が感じられました。これは事前に原稿を用意してきたことではないな…と思いました。昨年度もそう思いましたが、今年の3年生も立派です。素晴らしいと思います。入試で面接がある生徒は、本番も上手くいくよう祈っています。(12月8日 校長)
新生徒会役員任命式
本校では月に1度、全校集会と生徒集会を行います。朝会ではなく、月曜日の5校時終了後に行います。昨日は生徒会が主催する生徒集会を行いました。内容は11月に選挙を行い決まった、新生徒会本部役員の任命式と、これまで飯沼中のために尽してくれた旧生徒会本部役員からのあいさつと花束贈呈などが行われ、とても良い雰囲気で会が進みました。
私は11月に行われた選挙を、運動期間を含めて見てきました。選挙の結果、当選した新しい役員の皆さんももちろんよくやりましたが、勇気をもって立候補し、飯沼中のみんなの役に立とうと決意したけれども、今回は残念ながら当選しなかった生徒たちの心ある行動も立派だったと思います。選挙が終わればノーサイド!これからは全員で新しい役員を支え、生徒会活動をぜひ盛り上げてください。
さて、生徒会役員というのは、説明する必要もないとは思いますが、本校の生徒会の会員の代表であり、様々な活動の企画や運営の中心となって働く人たちのことです。飯沼中は、今年開校40周年ですから、40年間の歴代の生徒会役員の先輩たちの手によって今日まで発展してきたのです。私は、新しい役員のみなさんには、歴代の生徒会の伝統を立派に引き継ぐとともに、その時の生徒会役員らしさが光る特色ある活動を期待しています。会員の皆さんと共に大いに成長、発展する生徒会であることを願っています。(12月7日 校長)
成績個票
今日の1、2年生の学活は、期末テストの成績個票が返されるとのことです。テストの点数については、すでに返却が終わっているので、クラスや学年内の順位が気になるところでしょう。その気持ちはよくわかりますし、これまでの学習への取り組みの1つの成果として、良い結果にしても、そうでない結果にしてもまずは一度受け止めましょう。その上で、今後の学習への取り組みについて、改善点や得意な教科を更に伸ばすためにできることなどを考えてみましょう。
定期テストが終わると、気が抜けてのんびりし過ぎてしまう人はいませんか。テストが終わった直後ならそれもいいでしょうが、もう気を引き締めて、気持ち新たにがんばる時期です。難しく考えることはありません。学校の日々の授業に集中して臨み、宿題と予習・復習を家庭学習で取り組めばよいのです。自分なりに集中して取り組むための工夫やコツを考えたり、気分転換を上手にできるように試行錯誤して、自分の勉強スタイルを作って楽しみながら取り組めたら成績も上がり最高ですね!そして、分からないところがあれば、遠慮せずに先生方に聞いてください。大歓迎で教えますよ!(12月6日 校長)
12月4日(土)
今日は、女子バレーボール部と女子バスケットボール部が新人戦の代替大会に出場しました。はじめに応援に行ったのは、武里中で行われた女子バレー部の試合でした。対戦相手は大沼中学校。強烈なサーブを打ってくるチームに苦戦し、結果は惜敗でした。サーブ以外は、素人の私の目には、差は感じませんでしたので、相手のサーブをしっかりと受けるレシーブの練習と自分たちも力強いサーブが打てるようになることがこの冬の課題かなと勝手に思いました。次に、本校会場で行われた女子バスケットボール部の新人戦代替大会の決勝リーグ。春日部南中と緑中との3校でのリーグ戦で、惜しくも2敗を喫したわけですが、どちらも5点差という結果。点数的にも内容的にも差のない3校だと思いました。まさにこの冬、どう練習し、成長するかが問われますね。他にも今日は、サッカー部、陸上部、男女テニス部、吹奏楽部が熱心に練習をしていました。(12月4日 校長)
大人になる No68
11月から始まった3年生との校長面接も約半分の生徒が終わりました。どの生徒も、なぜその高校に行きたいのか、さらに高校卒業後はどうしたいのか、将来の職業の希望など本当によく考えていることが伝わってきます。また、中学時代にがんばったことや中学校の思い出などもよく考えて準備していることもわかります。さて、今日はなぜ授業が5時間なのかというと、3年生の生徒一人一人の現在の志望校やこれまでの成績などを、3学年の先生方はもちろん、多くの先生方で確認し、以後適切な進路指導ができるように確認をする、時間のかかる大切な会議だからです。校長以下、全教職員の願いは、3年生全員が、来春に希望を胸に飯沼中学校を巣立ってゆくことです。もちろん、一番悩み、努力をしなければならないのは生徒本人です。君たちをご家族や学校の教員がそれぞれの立場で支え、応援しますので、3年生諸君もぜひ、健康に気をつけながら精一杯の努力をしてほしい。仲間と声を掛け合ったり、ご家族や先生方に不安な気持ちを話したり、勉強の分からないところや受験のシステムの分からないことなどがあったりした時には、遠慮することなく先生方に聞いてください。君は一人じゃない。たくさんの人が君の力になってくれます。がんばれ3年生!(12月3日 校長)
飯沼中の良き伝統
昨日は新入生入学説明会に際し、校内の清掃や会場の設営、そして片付けと飯中生がとてもよくがんばってくれたこと、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。春に入学してくる後輩たちを迎える側の先輩として、心を尽くしてくれた生徒諸君に対し、頭の下がる思いがしています。3年生にとっては、一緒に飯沼中で生活することがない後輩たちのために…。そんな君達の後ろ姿を見て、2年生や1年生もきっと後を継いでくれるはずです。新入生のための行事の中に、心が温まるキラリと光る在校生の良さを見ました。飯沼中の良き伝統となることを願います。(12月2日 校長)
大人になる No67
【 師も走る師走 】
今日から今年最後の月である12月が始まりました。12月は昔の暦(こよみ)で、師走(しわす)といいます。師、すなわち普段落ち着いた振る舞いをする僧侶も、年末にはあちこちでお経をあげるために走り回るほど忙しいということが由来だそうです。英語では「December」ですね。
さて、今日は新入生入学説明会が午後行われました。来年の4月に入学してくる小学6年生が保護者と共に来校し、中学校生活についての説明を聞き、その後、体験授業を各教室で行いました。6年生の児童たちの目は希望に満ち、キラキラとした輝きを放っていました。みなさんも自分の時のことを覚えていますか。きっと大きな希望と少しの不安が入り混じった、新しい生活を迎えるときの何とも言えない新鮮な気持ちだったことでしょう。人は良くも悪くも、時間と共に色々なことを忘れる生き物です。大切なことは時々思い出して、襟(えり)を正すことが必要です。みなさんが6年生だった時や入学直後に抱いた中学校でがんばるぞ!という気持ちをもう一度、今日を機に思い出し、楽な方楽な方へと流されている自分がいたならば、襟を正しましょう。また、3年生は、6年生同様に、春からの進学先や就職先を夢見て、今日からまた一層の努力をしていきましょう。最後に今日3年生は、体育館の会場設営を本当によくやってくれていたと聞きました。さすが飯沼中の最上級生です!ありがとう。(12月1日 校長)