飯中 Now
部活動の再開について
過日配布した通知文のとおり、本校では、新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言の発令を受け、国民のすべてが、特に一都三県の都民・県民はさらに意識を高めて、感染拡大の防止に努めなければならないと受け止めました。学校は休校にはなりませんでしたが、従前の教育活動を行ってよい訳ではなく、特定の教科の授業内容をはじめとするリスクの高い活動は自粛する必要があります。本市においては、部活動を停止にしている学校は、本校だけですが、市教育委員会、学校医、他市町の中学校の様子をも参考に、部活動の停止を決定し、2週間様子を見ました。この2週間様々な状況を総合的に判断し、本日付けの通知文のとおり、25日から部活動を段階的に再開します。再開に至る根拠は、①発達段階にある本校生徒の様子を観察したところ、これ以上の活動の停止は、心身の健康に支障をきたす恐れがある。②感染の拡大防止策を徹底していれば、クラスターは起きない。(報道で、クラスターの起きた高校や大学の部活動は全て、換気をしていなかったり、マスクをしていなかったり、寮での生活場面などが原因である)③全校で医療従事者の特集番組を視聴し、今、自分達がしなければならないことは何かを学ばせ、部活動の再開にあたっても、顧問の指導のもとに、自分達の部の活動で気をつけなければならないことは何かを自分達で考え、確認し、それを守った活動をさせることが本当の教育である。以上の理由で、部活動を25日(月)から段階的に再開します。校長以下、本校教職員の指導力不足で、感染防止の対策を徹底できていない部があれば、命にかかわることであるため、その部は、活動を即時停止とすることも付け加えておきます。また、現在の状況下で、部活の活動に参加することが不安であると判断されるご家庭におかれましては、遠慮なさらずに担当の顧問までご連絡ください。ご家庭におかれましても、お子さまとよく話をされ、ご理解、ご協力いただきますようお願いします。(1月22日 校長)
明日からの3日間は、県内私立高校入試集中日です
明日22日(金)からの3日間は、県内私立高校の入試集中日です。本校の3年生も7割以上の生徒が受験をすると聞きました。この3日間で行われる受験のタイプは、いわゆる併願受験です。第一希望が県立高校である者が、県立がダメだった時に進学する高校を決めておくということですね。私立高校の受験料は、約1万5千円~2万円、これに加えて、合格後に県立高校の発表日まで手続きを待ってもらう"延納手続き"に約1万円~2万円ほどかかります。県立高校の受験料2,200円とは大きく金額が異なります。しかし、昔のイメージと違い、昨今は、私立高校も授業料につきましては、国や県の補助金が手厚くなってきていますので、私立=お金がたくさんかかる、ということはないようです。さて、明日から受験をする生徒諸君は、前日は準備を済ませ、早く寝ましょう。そして、すっきりと目ざめ、予定通りに出発をしましょう。試験は、がんばる必要はありません。普通に自分の力を出せばよいのです。肩の力を抜いて、深呼吸をして、試験に臨んでください。マスクをするなど、試験官の指示にはきちんと従うようにしてくださいね。それでは健闘を祈っています。(1月21日 校長)
2年生保健体育で救急時の適切な対応についての学習を行いました
本日2年生全クラスの保健体育の授業で、保健体育科の教員と養護教諭とのティームティーチングにより、救急時の電話のかけ方、救急救命、包帯法など貴重な学習を行いました。災害と同様、いつ、誰の身に起こるか、そこに遭遇するのか分からないことであるため、中学生として応急処置の仕方をきちんと学び、スキルを身に付けておくことは、社会の一員として必要なことです。2年生にとって、よい学びの機会だったと思います。(1月20日 校長)
掲示物は、もの言わぬ学習指導、生徒指導
学校には、たくさんの掲示物があります。生徒の作った作品であったり、教師から生徒への思いのこもった啓発メッセージであったり…。生徒たちは、仲間の作品を観て、称賛を送ったり、切磋琢磨したり、また、教師からの啓発メッセージを読み、心を奮い立たせたり…。それらすべては、「もの言わぬ学習指導や生徒指導」だと考えます。今日は本校の掲示物を中心に紹介します。掲示物は機に応じたものです。学校にお越しの際は、学校生活を豊かにする、彩りのある掲示物をぜひご覧になってください。(1月19日 校長)
医療に従事するすべての皆様へ
保護者が家庭で子供を直接指導する、先生が学校で生徒を直接指導する、これらは人と人とが直接関わるコミュニケーションです。一方、ホームページや掲示物は、基本的にコミュニケーションではなく、一方通行の行為です。作り手は、思いを込めて作成しますが、見た者、読んだ者がどう感じるかはその人次第であると考えます。さて、本校では先日、全校生徒で、あるテレビ番組を視聴しました。それは、年末年始に特集されていた、コロナ禍で医療に従事する方々に密着した、いくつかのドキュメント番組でした。感染者が激増し、次々に患者が運ばれてくる状況で、年末年始であるにもかかわらず、休みも取れないばかりか、日々休憩時間さえろくに取ることもできず、命を懸けて医療にあたる姿を、生徒達は真剣に見入っていました。視聴後に、「いま、私達にできることは何か」を考え、それを実践すること、そして、医療に従事する方々への感謝の気持ちを言葉にしたメッセージカードを全校生徒で作り、春日部市医療センターへ送ることにしました。しかし、これを届けるという行為そのものが医療センターの方々の余計な負担になるのではないかという考えもありました。そこで、一方通行の行為で構わないので、とにかく送ろうという判断をしました。「取り扱いにつきましては、掲示などしていただかなくて結構です。休憩室でざっと見ていただければ幸甚です。その後処分していただいて結構です」という言葉を添えて。終わりの見えない大変なご苦労がしばらく続くと思いますが、どうかお身体ご自愛下さい。私達も一人一人ができることに努めてまいります。(1月19日 校長)