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令和4年度の給食
6月30日(木)
ごはん、牛乳、チンジャオロースー、小松菜のナムル、華風コーンスープ
青椒肉絲(チンジャオロース)は、中華料理の一つです。
青椒とはピーマンのことであり、肉絲とは肉の細切りという意味です。
つまりチンジャオロースとはピーマンと肉の細切り炒めという意味になります。
四川料理の定番メニューの一つであり、中国でよく食べられています。
ちなみに日本ではチンジャオロースにタケノコを入れることが多々あるが中国でタケノコを入れることはないと言われています。
このチンジャオロースの影響からか、中国ではピーマン嫌いがそんなに居なかったりするそうです。
ピーマン嫌いの人が多いようですが、今日はぜひ挑戦してください。
6月29日(水)
藤の牛島パン、牛乳、グラタン、ツナとひじきのサラダ、じゃがいものコンソメスープ煮
今日は、牛島小学校のオリジナルパンの藤の牛島パンです。
ブルベリージャムとクリームチーズがよく合って、美味しいパンです。
グラタンは、フランスのドーフィネ地方が発祥の地といわれる郷土料理から発達した料理です。
オーブンなどで、料理の表面を多少焦がすように調理するという調理法、およびその調理法を用いて作られた料理の両方を意味します。
この調理法で作ったものはすべてグラタンであり、デザート用に作られるものなどもあります。
主にマカロニがベースとして入ることが多いです。
今日のグラタンも、マカロニをベースに使いました。
美味しくいただいてください。
6月28日(火)
ごはん、牛乳、あじの梅焼き、ごま酢和え、生揚げのそぼろ煮、あじさいゼリー
今日は、入梅にちなんだ献立です。梅雨の献立を考えましたが、・・・・・
何と、昨日関東地方は梅雨明けをしました。
今年は、梅雨の時期が短かったですね。
毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入ります。
古くから梅の時期とされる六月。
梅の熟し具合で一年のうちで梅仕事ができるのは、この時期だけです。
梅には疲労回復に効果があるといわれる“クエン酸”、“リンゴ酸”が豊富で、防腐効果や食欲増進、腸の働きもよくします。
この時期に、梅を食べることは良い効果があります。
体調を崩しやすい時季ですので、梅の効果で乗り切りましょう。
美味しく召し上がってください。
6月27日(月)
きつねうどん、牛乳、かき揚げ、おろし和え
きつねうどんは、今から130年程前の明治26年、大阪の船場にあるうどん店「松葉家(現・うさみ亭マツバヤ)」で、添え物として出した油揚げを、客が素うどんにのせて食べたことが、きつねうどんの始まりといわれます。
油抜きした油揚げは、だし汁、砂糖、醤油などで甘辛く煮含めます。
給食では、油揚げを食べやすく、1枚の油揚げを16等分に切り油ぬきして、砂糖、醤油、みりんで煮て、出来上がった汁に入れています。
給食では、汁は、油揚げのほかに、豚肉、にんじん、たまねぎ、ほうれん草を使いました。
きつねうどんには、かき揚げの相性もぴったりだと思います。
完食目指して、おいしくいただきましょう。
6月24日(金)
カレーライス、牛乳、じゃこのサラダ
牛島小学校のカレーライスのにんじんは、星型です。
みなさんのカレーには、星型ににんじんがありましたか?
さて、じゃこのサラダのちりめんじゃこは、一般的にはカタクチイワシを使用しますが、ほかに、マイワシ、ウルメイワシ、シロウオ、イカナゴなどの体長1~4センチメートルのじゃこを、食塩水でゆでて干した「しらす干し」のことを言います。
広げて天日干しにしたときに、絹織物のちりめんのように見えることに由来するようです。
鮮魚の状態をしらすということから、生乾きのものをしらす干しとよび、よく乾燥させたものをちりめんじゃこと区別することもあります。
ちりめんじゃこは、牛乳と共にカルシウムを多く含む食品の代名詞ともなっているほどです。成長が著しいみなさんには、カルシウムがとても必要ですので、進んで食べてください。
今日もおいしく召し上がってください。
6月22日(水)
パインパン、牛乳、いかのパフ焼き、アスパラサラダ、ミネストローネ
ミネストローネは、「具だくさんのスープ」という意味で、イタリアの野菜スープです。
イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理です。
コロンブスによってトマトが持ち込まれるまでは、トマトを入れていなかったようです。
材料にはタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、さやいんげん、ベーコンなどが使われます。パスタ(ショートパスタやカペッリーニを短く折ったもの)や米を入れることもあります。
今日は、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、トマト、にんにく、マッシュルーム、鶏肉、マカロニを使って作りました。
味わっていただいてください。
6月21日(火)
ごはん、牛乳、チャプチェ、トックスープ、手作りオレンジゼリー
チャプチェとは、伝統的な韓国料理のひとつです。
一般的な家庭料理であり、韓国ではなじみ深い料理といえます。また、お祝いなどのおめでたい席や、家族が集まるときなどにも食べられています。
春雨のほか、ピーマン、にらなど彩り豊かな野菜やきのこ、牛肉の細切りなど、さまざまな具材を使った甘辛い味付けの炒め物です。
「雑菜(チャプチェ)」とは、「雑(チャプ)」は混ぜ合わせる、「菜(チェ)」はおかずという意味です。
給食では、春雨、豚肉、卵、ピーマン、もやし、にんにく、にらを使いました。
給食調理員さんが、おいしく作ってくださいました。
完食めざして、いただきましょう。
6月20日(月)
黄金飯、牛乳、わらじかつ、小松菜のおかか和え、重忠汁
今日は、食育の日の献立で、「埼玉県の郷土料理」「黄金飯(こがねめし)」を紹介します。
埼玉県の秩父に伝わる黄金飯(こがねめし)とは、あわ、ひえ、きびが入ったご飯のことで、旅の途中に秩父に立ち寄った殿様がそれを見て、『黄金色に輝くご飯だ』と言ったことからその名がつきました。
現在では、お祭りごとやお祝いの時などのお膳に使われるようになっています。
また、わらじかつは履き物の草鞋(わらじ)みたいに、大きなとんかつです。
あっさりした衣の少ない、厚さが薄めのかつです。
また、「重忠汁」は現在の深谷市畠山で生れ、鎌倉幕府初期の御家人である「畠山重忠」にちなんでできた味噌仕立ての汁物です。
畠山重忠は、宇治川の合戦や一の谷の戦いで活躍し、忠勇無双の士として名高く、頼朝の2度の上洛には先陣を務めました。
この「重忠汁」は重忠が「荒川南岸にあるうぐいすの瀬」で石投げを好んだことから白玉団子を石に見立ててできた汁ものです。
地元、埼玉県の郷土料理をぜひ、味わってください。
6月17日(金)
ごはん、牛乳、ゼリーフライ、青菜とかんぴょうの和え物、高野豆腐の煮物
今日は、ゼリーフライについてお話します。
埼玉県の行田市の郷土料理です。
ゼリーフライとはひと言でいえば“おからコロッケ”のことです。おからに小麦粉を加え、そこに茹でてつぶしたジャガイモのほかタマネギなどの刻み野菜を混ぜあわせます。
これがゼリーフライのタネとなります。
このタネを小判の形に整えて揚げ、ウースターソースにくぐらせて完成です。
通常のコロッケと異なり小麦粉・卵・パン粉をつけないのが特長です。
ホクッとしたジャガイモの中に、これがおからだと分かるわずかなざらつき感があります。
おからとジャガイモの分量配分や、ソースの味などは店ごとにオリジナルで、微妙に味が異なるようです。
ゼリーフライという名前の“ゼリー”ですが、形が小判(銭)の形をしていることから銭フライがなまったとかいう説があります。
美味しいゼリーフライができました。
「ごちそうさまでした。」
6月16日(木)
二色揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ワンタンスープ
アメリカ料理の中で、最も家庭的なイメージのあるポーク・ビーンズは、日本の学校給食にも登場するほど馴染み深い料理です。
豚肉と豆をトマトなどで煮込んだこの料理は、タンパク質たっぷりで栄養的にも優れているので、みなさんのような育ち盛りの子供達にたくさん食べてほしい料理です。
日本では大豆を使いますが、本場アメリカでは白インゲン豆を使うことが多いそうです。
この料理のルーツは、家庭料理なので厳格な決まり事はないようです。豆の種類を変えたり、ベーコンを入れたり、スパイスで味を変えるなど、各家庭にレシピがある「お袋の味」と言っても良い料理です。
今日も給食調理員さんが、美味しく作ってくださいました。
残さずおいしくいただきましょう。
6月15日(水)
ごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、磯香和え、味噌汁
鶏肉の唐揚げは、給食では人気献立です。
給食では、ほとんどの場合は、鶏肉のもも肉の皮なしを使います。
鶏肉の部位は、もも肉やむね肉など定番なものを含めて、およそ17種類もあるということです。
唐揚げを自宅で作って食べるときに、一番使われているのがもも肉です。
脂が少ないことが特徴の鶏肉の中でも、ほどよく脂がのっており、火を通してもやわらかく食べやすいといった特徴があります。
唐揚げにすることで身が引き締まり、さらに脂もほどよく溶けることで、口に入れて噛んだときにジューシーで旨味たっぷりの脂を味わうことができます。
下味は、生姜とニンニクをみじん切りにして、醤油とお酒の
下味をつけます。
そして、でん粉をつけて油で揚げます。
今日は児童と先生の唐揚げ約1400個の鶏肉の唐揚げを揚げました。
完食目指して、味わっていただきましょう。
6月13日(月)
ごはん、牛乳、鮭の味噌チーズ焼き、すき昆布の煮物、肉団子汁
肉団子汁の肉団子は、鶏肉を使っています。
ひき肉に、片栗粉・卵などのつなぎと調味料などを混ぜて、丸めてだんご状にしたものが肉団子です。
揚げて甘酢あんをかけることが多いですが、今日のようにスープや汁物に入れることもあります。
鍋料理の具や煮物などにもします。
「ミートボール」と同じようですが、「肉だんご」は和風または中華風、「ミートボール」は洋風に料理したものを言います。
今日の肉団子は、鶏肉とみじん切りにした長ねぎとすりおろした生姜と塩と澱粉を使って、1つ1つ、手作りした肉団子です。
汁の中の肉団子を味わって、召し上がってください。
6月10日(金)
春日部焼きそば、牛乳、鶏肉のごま焼き、きゅうりのナムルです。
春日部焼きそばは、地元春日部市のB級グルメです。
香ばしい焼き麺に、野菜の旨味が詰まったとろっとろの、あんがたっぷりとかかった焼きそばです。
みなさんは、焼き麺にあんをかけて、召し上がってください。
春日部焼きそばは、春日部の花である藤をイメージした「しそふりかけ」がトッピングされているのも特徴です。
この春日部焼きそばは、春日部商工会議所が町おこしとして開発しました。この焼きそばには、4つの約束事があり
1つ「焼きめん」であること、2つ「あんかけやきそば」であること、3つ「しそふりかけ」をつかうこと、4つめは、
「春日部商工会議所青年部」の承認を得ることです。
この4つの約束を守って、今日は給食に出しました。
今日もおいしく召し上がってください。
6月9日(木)
ごはん、牛乳、鰆の野菜ソースかけ、おかひじきのごま和え、肉じゃが
鰆の野菜ソースかけの鰆はすずき目、サバ科、サワラ属に属する海水魚で、北海道南部以南の日本沿岸に広く分布しています。
サバ、イワシなどの魚類を主に食べる回遊魚で、ほぼ一年中漁獲されます。
全長が1mにも達する大型魚で、体は細く、歯が三角形で鋭いのが特徴です。
出世魚と言われ、全長50cm以下のものを関東では「さごち」、関西では「さごし」と呼び、60~80cmになると「やなぎ」と呼ばれます。
サバ科の魚ですが、サバより細身なので狭腹(サワラ)と命名されたという説があります。
今日は、鰆を焼いて、玉ねぎとピーマンとえのきたけを使ったソースをかけました。
鰆の野菜ソースかけを、美味しく召し上がってください。
6月8日(水)
とりごぼうピラフ、牛乳、ハンバーグ、切り干し大根のサラダ、コンソメスープ
今日は、図書コラボ献立「こまったさんのレシピブック」から「ハンバーグ」を紹介します。
こまったさんの不思議な体験は、白いスーツの男の人に花の配達を頼まれた瞬間から、始まります。
ある日、こまったさんの花屋に、その男の人が花を届けてほしいと、1枚の地図をこまったさんに渡します。
あるはずのない道をたどり、初めて見る牛のパン屋さん、豚のコーヒー屋さん、動物の街をこまったさんはドキドキしながら、目的の家へ向かいました。
出てきたのは、なんとキツネ!
さらに、くまや猿、ヤギ、鹿……。
みんなで、こまったさんが持ってきた花で、お料理を始めます。
出来上がったのは、おいしそうな「ハンバーグ!!」
さあ、みんなでいただきます。
おいしい楽しい時間を過ごしたこまったさんは、帰宅してからもハンバーグを作りました。
今日のことを思い出しながら …。
お話と料理が一緒に楽しめる こまったさんシリーズ
のほかの作品もどうぞ、読んでください。
こまったさんシリーズは、図書室にありますので、ぜひ読んでください。
給食調理員さんが作ってくださった「ハンバーグ」とてもおいしくできました。
よく噛んで、召し上がってください。
6月6日(月)
ターメリックライス、トマトソース、牛乳、サクサクコロッケ、グリーンサラダ
ターメリックライスにトマトソースをかけて、召し上がってください。
今日のトマトソースは、今が旬のトマトをたくさん使っています。
地元春日部で、美味しいトマトを生産している「金子トマト園」のトマトを使ってトマトソースを作りました。
金子トマト園さんは、甘味と酸味がちょうど良く、美味しいトマトを作っている農家さんです。
トマトは、ビタミンAやビタミンCが豊富なのはもちろん、ビタミンE、カリウムや食物繊維などが多く、みなさんに食べてほしい野菜です。
しかし、トマトが苦手という人が多いようです。
今日は、トマトソースにして食べやすくしました。
また、今日のコロッケですが、中には切り干し大根を使っていて、衣には、パン粉のほかにコーンフレークを入れて、サクサクした感じがでればいいなと思って作ったコロッケです。
今日の給食調理員さんは、朝から一生懸命、480個のコロッケを手作りしました。
残さず召し上がってください。
6月1日(水)
かみかみ丼、牛乳、おひたし、味噌汁
今日から6月です。6月は、食育月間です。
生涯にわたって、生き生きと暮らすことができるようにするためには、体と心が健康であることが大切です。そのためには、食生活が重要になります。この食生活を実践することができる能力を身につけるための「食育」が重要になっています。
たとえば、自分の食事をチェックし、栄養のバランスを考えるように気をつける。また、はしの正しい持ち方や、食器の正しい並べ方を身につけることも食育です。
みなさんも、この機会に考えてほしいと思います。
さて、今日の献立は、よく噛んで食べることを意識した献立です。
ごはんの上に、具をのせて、よく噛んで食べてください。
よく噛んといいことは、今月の食育だよりにも載せましたが、
ひみこのはがいーぜ』という、よく噛むことの効果をまとめた言葉があります。
ひは肥満予防です。よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激し食べすぎを防ぎます。
みは味覚の発達です。
よく噛んで味わうことで食べ物の味がよくわかるようになります。
こは、言葉の発音がはっきり歯や顎が発達することで発音がよくなります。
のは、脳の発達です。
脳神経を刺激することで脳の働きを活発にします。
はは、歯の病気予防です。
唾液が多く出ることで、唾液中の抗菌作用で口の中をきれいにしてくれます。
がは、がん予防です。
唾液にはがんを抑制する作用があるため、唾液が増えることでがん予防に繋がります。
いーは、胃腸の快調につながります。
消化酵素が多く出るので、胃にかかる負担が軽減します。
ぜは、全力投球です。
歯や顎が発達することで、嚙み締める力が強くなり力が湧きます。
よく噛んで、食べる習慣を身に付けましょう。