令和3年度の給食
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4月15日(木) はちみつパン、牛乳 、ポテトのミートソース焼き、五色サラダ チンゲンサイのスープ サラダには、ひじき、小松菜、もやし、とうもろこし、にんじんの 5種類の材料を使っているので、その名前がついています。 また、サラダの味つけは、醤油、酒、砂糖、油でドレッシングを作りました。 5色の彩りがよく、きれいなサラダです。 サラダにはひじきが入っています。 ひじきは、海藻の仲間で、春から初夏に胞子嚢(ほうしのう)を付けて成熟します。通常3月から5月に収穫します。地域によっては、11月から2月に収穫したひじきもあります。 日本では北海道から本州、四国、九州、南西諸島(奄美大島、沖縄島)に、日本国外では朝鮮半島及び中国南部に分布します。 ひじきは、茎の部分だけにしたものを長ひじき、茎ひじき、糸ひじきなどと言います。芽の部分だけにしたものを芽ひじき、姫ひじき、米ひじきなど言います。 日本では古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われていて、それほど、体に良い食べ物です。 カルシウムが牛乳の12倍、食物繊維がごぼうの7倍も含まれています。そして、なんといっても鉄分が豊富に含まれているので、「鉄分の王様」と言われています。 こんなすばらしいひじきなので、給食でもよく使います。
4月14日(水) 中華風炊き込みごはん、牛乳、揚げ餃子、ナムル、中華スープ 今日の献立は、中華でまとめました。 餃子は、小麦粉を原料とした皮で、肉、エビ、野菜などで作った餡を包み、茹でる、焼く、蒸す、揚げるなど調理した食べ物です。 加熱調理方法の違いによって、水(茹で)餃子、焼き餃子、蒸し餃子、揚げ餃子などと呼ばれています。 今日の給食は、油で揚げた「揚げ餃子」です。 餃子の誕生は、中国の紀元前6世紀頃に、山東省と言われています。 遺跡から、当時餃子が食べられていた痕跡が見つかっています。 敦煌の唐ではお墓の副葬品として壺に入った餃子が、乾燥状態で発見されています。 中国では水餃子(茹でて湯切りをしたもの)が主流であり、焼き餃子は水餃子に比べるとその数がずっと少ないです。 また中国では餃子は主食として食べられることが一般的であり、日本のようにごはんの「おかず」としては食べません。 日本の餃子は薄目の皮を使い、豚挽肉、キャベツ、ニンニク、ニラを入れるのが一般的です。 日本国内で初めて餃子を食べた人は、江戸時代の徳川光圀とされており、日本で一般の日本人が食べられるようになったのは第二次世界大戦後です。 ごはんが主食の日本では、水(茹で)餃子ではなく、おかずとして薄目の皮を使用した日本独特の焼き餃子が主流となりました。 以降、餃子は、大衆的な日本人向けの中華料理店やラーメン店、また餃子専門店、スーパーマーケットやデパートの惣菜コーナーなどで広く扱われ、家庭の手軽な惣菜として定着してきました。おいしくいただきました。
4月13日(火) ごはん、牛乳、鯖の塩焼き、カラフルきんぴら、鶏肉と野菜のうま煮 鯖は、みなさんにはおなじみの魚です。骨があるかもしれません。 よくかんで食べると、口の中で骨が見つかります。嚙まないで、飲み込んで食べるような人がいます。気をつけましょう。 カラフルきんぴらは、ぶた肉、ごぼう、にんじん、たけのこ、こまつな、ピーマンの6種類の材料を使ったきんぴらです。 きんぴらというと、茶色のイメージがありますが、今日のきんぴらは、色どり豊かに、カラフルにしてあります。 鶏肉と野菜のうま煮は、鶏肉と野菜は、しょうが、たまねぎ、にんじん、さやいんげんを使いました。 うま煮とは、肉や野菜を甘辛く煮た煮物のことを言います。 甘味を主にし、濃い味つけにしたものです。 白いごはんによく合う味付けで、和食好きな日本人に好まれやすい料理だと言われています。砂糖とみりんにお酒や醤油を加えて味付けしたうま煮は、素朴な味わいの田舎煮にもよく似ています。おいしくいただきました。「ごちそうさまでした」
4月12日(月) ビビンバ・牛乳・レンフォアタン 今日から令和3年度の、給食が始まりました。 給食の時間に、しっかり食べて健康な体を作り、免疫力を付けてください。 今日の献立は、みなさんに人気のビビンバです。 韓国料理の一つで、ごはんの上に肉や野菜をのせて混ぜて食べる料理です。 「ピビン」が「混ぜ」、「パプ」が「ご飯」の意味があります。 ごはんと肉と野菜が、一緒に食べられていい料理です。 ビビンバとの組み合わせは、レンフォアタンです。 レンフォアタンは、中国の唐時代の皇帝が使っていた浴槽をイメージして作られたスープだそうです。 卵がふわふわしていて、見た目から食欲をそそるスープです。 残さず食べてくれると、うれしいです。