今日の給食は、食育の日の献立「埼玉県の郷土料理」を紹介します。
今日は食育の日の献立で「埼玉県の郷土料理」ゼリーフライとつみっこを紹介します。
埼玉県では、毎年6月を食育月間、6月と11月を彩の国ふるさと学校給食月間と定めています。
これを受け、ふるさとへの愛着を深められるよう、地元の食材や郷土食をできるだけ工夫して、給食に取り入れています。
今日は埼玉県の郷土料理です。養蚕・機織りで知られる本庄地方では、古くから仕事の合間などに食べられてきた庶民の味わいのひとつに「つみっこ」があります。「つみっこ」とは、『つみとる』を言い表した本庄地方の方言です。埼玉県は昔から小麦の栽培が盛んです。
小麦粉を水で練ったものを手でつみとるようにちぎって鍋に入れたことから、桑の葉をつみとる様子になぞらえて「つみっこ」と呼ばれるようになったそうです。
また、行田地方の郷土料理の「ゼリーフライ」は、ゼリーフライはおからを主としたものをパン粉などの衣を使わずに素揚げしたコロッケの一種です。
名前の「ゼリー」はゼラチンで固めた菓子の「ゼリー」ではなく、形状や大きさが小判に近いことから、銭フライが「ゼリーフライ」に変化したとされています。
今日もおいしく召し上がっください。