校内研修

1. 7月30日(水)授業づくり研修会(国語科・算数科)

投稿日時: 07/30 牛島小学校管理者

授業づくり研修会(国語科・算数科)

 

<指導者>

 〇埼玉大学教育学部附属小学校 教諭  波戸内 友 基 様 (国語科)

 〇埼玉大学教育学部附属小学校 教諭  下 村 玲 史 様 (算数科)

 

<国語科について>

 3つの俳句の中から、指導者の方と生成AIが詠んだものがどれなのか考えています。

 「有名な詩人の詠んだ俳句に、自分たちの俳句を入れて、それでもバレないような俳句が詠めるかな」

ぜひ、やってみたいと主体的になる課題提示です。

 続いて、「45分間の授業で一番大切にしたいこと」を考え、交流し合います。

 同じような考えの者どうしで集まり、意見交換です。

 そうすると、全体で大切にしたことがいくつかに絞られ、私たちの集団の考えが見えてきます。

 45分間の授業で、これだけは大切にしていくんだということが明確になってきています。

<指導内容>

 〇国語の学習を嫌いな児童の理由を把握することで、指導改善の方向性が見えてくること。

  例)漢字が嫌いな児童が、かるた作り、問題の出し合い、神経衰弱で漢字を楽しそうに学ぶ姿

 〇授業において、子供たちに任せて委ねていくものと、教員が大切に指導すべきことを明確にしていくことが重要であること。 

 〇子供たちが85%で解決できそうだなと感じる適度な課題提示が、主体的な学びを生むこと。

 〇「夢中」になるのが「個別最適な学び」、「夢中」が繋がると「協働的な学び」


<算数科について>

 現実の世界と、学問である数学の世界を、子供たちに考えさせていく授業づくりが大切です。

 課題「何週間でノートを使い切れるか」という現実から、算数の問題を見出だしていきましょう!!

 4年生の「面積」について、どのような教材で考えさせていくか協議しています。

 春日部市内で使用している教科書だけではなく、各社の教科書を見ると、楽しく勉強になりますね。

 課題「21cmの紙テープを2人で同じ長さに分けると、1人分は何cm?」

これも、子供たちの思考を促すとてもよい課題です。

 <指導内容>

 〇まずは、児童の実態を把握する児童理解をしっかりとすること。

 〇授業者が授業のねらい(目標)を明確にして、どのような児童を育てていきたいのか思いをもち、授業づくり(教材化)に臨むこと。

 〇現実の世界で問題に出合わせ、数学の世界で課題を解決し、概念形成、概念理解へとつなげること。

 〇再度、現実の世界で考えさせていくことが大切。