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ほごログ

博物館実習6日目

本日は、台風で天気が荒れる心配がされましたので、午後1時から実習が開始されました。

初めに博物館における資料の受け入れから、整理、保存に至るまでの過程を学びました。

これからこの過程の内に関わる緊張感と好奇心でいっぱいになりました!

以前の実習生が作成した資料カードを参考に、いよいよ粕壁の塩問屋の資料整理が始まりました。

写真:屋外で作業を行いました
資料館の駐車場にて作業を行いました。

実習生一人が一箱ずつ担当し、作業を進めました。中に入っているものを取り出し、調査カードに書き留めていく作業です。
写真:作業の様子

作業の様子

私が担当した箱には、塩販売の金銭書類や取引先の名称等が書かれた書類が多かったです。
写真:出来上がった調査書

出来上がった調査書

約2時間、一人につき3、4箱の資料整理を終え、本日の実習は終了しました。

受け入れた‘’モノ‘’が、博物館の‘’資料‘’に変わるまでの大変さを実感したとともに、学芸員の仕事の重要さを改めて理解しました。

(令和元年度 博物館実習生)

彩の国東部・北部ミュージアムスタンプラリーを開催しています

ミュージアムスタンプラリーを開催しています。期間中、下記の開催館を見学してスタンプを集めると、素敵な商品がもらえます。
この機会にぜひ、埼玉県、東部、北部地域の博物館や資料館、美術館、水族館にご来館ください。

対象:中学生以下

 開催期間:令和元年7月20日(土)~令和元年12月1日(日)
※期間中でも景品がなくなり次第、終了します。

スタンプ台紙
各館で配布しています。

景品
スタンプ3個→おみくじ付きシャープペンシル
スタンプ5個→はにわ形貯金箱

開催館
春日部市郷土資料館、三郷市立郷土資料館、宮代町郷土資料館、ミニ博物館”地球&宇宙”、草加市立歴史民俗資料館、八潮市立資料館、久喜市立郷土資料館、日本工業大学工業技術博物館、サトエ記念21世紀美術館、蓮田市文化財展示館、幸手市郷土資料館、行田市郷土博物館、埼玉県立さきたま史跡の博物館、さいたま水族館、(公財)長島記念館、立正大学博物館、羽生市立郷土資料館、埼玉県立川の博物館、鉢形城歴史館、熊谷市立熊谷図書館 美術・郷土資料展示室、本庄市立歴史民俗資料館、早稲田大学考古資料館、上里町立郷土資料館
 

博物館実習5日目

今日は13時から、わらじづくりの親子体験講座が行われました。

講座の準備に時間がかかるため、今日はこれまでよりも1時間はやい9時開始でした。まず最初に取りかかった作業は会場づくりです。午後からはじまる本番に備え、道具や材料の下準備を行い、プログラムの流れを確認しました。

講座内で紹介する衣装の確認をしているところです

体験講座は2時間ほどでしたが、2日前に一度自分たちでわらじをつくり、入念に打ち合わせを行いました。

いよいよ本番です。今日のわらじづくり体験講座には、親子310名の方々に参加していただきました。ありがとうございました。

私は江戸時代の旅人の衣装を着用し、どのような衣装なのか参加者の方々に紹介しましたが、皆さん熱心に聞いてくださりうれしかったです。

実際に着用した写真です

実習生が参加者に教えます

本日開催されたわらじづくり体験講座は、無事に終えることができました。はじまる前は不安でしたが、ほかの実習生も参加者の方々に上手く教えられたようでよかったと思います。残りの実習日も最後まで頑張りたいと思います。

(令和元年 博物館実習生)

博物館実習4日目

実習4日目に入りました。今日は、埼玉りそな銀行春日部支店にて、「双六からむかしの粕壁を考えてみよう!」という講座を行いました。私たち実習生は、進行役として実際の運営を任されました。

まず、午前中は本番に備えてリハーサルを行い、そこで感じた問題点を話し合っていきました。

また、参加する子どもたちがよりゲームを楽しめるよう、景品も作成しました。

写真:景品づくり
 

午後3時から講座が始まりました!

写真:当日の様子 

使ったものは昔の地図と双六シートです。双六のマスをよく見ると当時存在した店の名前が書かれているので、地図からそれらを探していきました。店が見つからず苦戦している子もいましたが、皆さん真剣に取り組んでいました。

写真:実際の地図と双六シート

後半は実際に双六に挑戦してみました。このときが一番盛り上がりました!

写真:双六をのぞき込む子どもたち
どの目を出せばゴールにたどり着くかな

この活動を通じて、教育普及にあたっての心構えを学ぶことができました。

なにより、子どもたちの多くが講座に夢中になってくれて嬉しかったです。
(令和元年 博物館実習生)

博物館実習3日目

今日は7月27日(土)に行なう、夏休み体験講座「わらじを編んで江戸の旅に出よう」の準備を行いました。

まず午前中は縄ない(縄をより合わせる)をするために、わらの芯の部分を取り出す作業(わらすぐり)をしました。この作業は時間がかかる作業で、手間のかかる工程でした。

千歯こきを使っている様子

千歯こきを使っている様子

 

作業中、通りかかった方が声をかけて下さり、話をしたりしましたが、市民の方とこの何気ない会話で、資料館を訪れてもらうひとつのきっかけになっているのかなと感じました。

 

芯を取り出しています
芯を取り出しています!

午後は、まず取り出した芯を「わら打ち」して、わらが柔らかくしなるようにしました。

砧という道具を使ってたたきます
砧(きぬた)という道具を使ってたたきます!


ここでやっと、縄ないとわらじ作りの作業に取りかかれます。
編み方を習得すると簡単に作れます
編み方を習得すると、簡単に作れます!

実習生みんな何とか形になりました

実習生みんな、なんとか形になりました(^^)


7月27日(土)体験講座では、わらじ作りのほかに、紙芝居や、江戸を体験できる記念撮影コーナーも用意しています!

ぜひお楽しみに!


(令和元年 博物館実習生)