校長室から
校長室から 11.17 金盞花(きんせんか)
金盞花(きんせんか)は、カレンデュラやポットマリーゴールドとも呼ばれるキク科の植物で、12月から5月頃まで長期に渡って楽しめる黄色やオレンジ色の花です。
校庭のイチョウの葉が、鮮やかな黄金色に染まりました。けやきの木は落葉が進み、晩秋といった感じです。私は、つい先日、七十二候というものについて教えていただきました。御存知の方がいると思いますが、七十二候というのは6世紀頃古代中国から伝わったもので、二十四節気をさらに3つに分けたものです。日本の気候風土に合わせて改良を重ねながら明治5年頃まで使われてきたものだそうです。七十二候では、11月17日から21日の間を、「金盞香(きんせんかさく)」といい、水仙が芳しい香りを放つ頃という意味になります。つまりこの金盞(きんせん)は、水仙を指しているとのことです。金盞は、金の盃という意味で、水仙の異名だそうです。水仙というと、1月から3月頃の春先に咲くというイメージがありますが、11月のこの頃からからも花を付ける品種があるようです。それを敏感に感じ取れる感性というのは素晴らしいと思います。そう感じる一方で、私の心の中のあまのじゃくが顔を出し、「わざわざ水仙でなくても、カレンデュラとも呼ばれる方の金盞花だって、同じ頃から咲く花があるんじゃない?」などとも思ってしまうのですが・・・。
11月22日、二十四節気では「小雪(しょうせつ)」。雨が雪にかわりはじめる頃、木枯らしが枝の葉を落とし初雪が舞う季節といいます。また、七十二候では、22日から26日を「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。虹を見かけなくなる頃というそうです。 なんとも趣深いものですね。
二十四節気の「気」と七十二候の「候」から「気候」という言葉が生まれたそうです。日本には、先人が作り上げた多くの趣深いものがいっぱいあるようですね。気候と共に、言葉を楽しんでみたいと思います。
校庭のイチョウは黄金色に染まりました。
その下をランランタイムで走っています。
校長室から 11.12 手袋をしてみました
今朝の、芳賀町の最低気温予想は1℃、明日の予報は0℃、日曜日には氷点下になる予報もあります。だいぶ寒くなってきました。毎朝、私は児童のあいさつで元気をもらっているわけですが、児童は、この寒さに負けずに、さわやかで元気な声のあいさつが多いです。寒さが苦手な私は、手袋をしてみました。児童の中にも、手袋姿が増えてきたように思います。ポケットに手を入れておくととても危険です。両手を使えるようにしておくために手袋は必要ですね。こんな寒さはなんてことないよと言わんばかりの、半袖短パンの元気者もいます。抵抗力を高めることは大切です。でも、無理はしないようにしてほしいと思っています。何にしても健康第一です。
今日も寒さに負けない元気なあいさつをもらったので、1日を元気に過ごしたいと思います。
昨日、1年生のさつまいもリースづくりに、多くの保護者の皆さんが来てくださいました。みんな楽しそうです。
今日は5年生の調理実習に、マスターズボランティアの上野先生が来てくださいました。みんなおいしそうに食べていました。
校長室から 11.5 霜が降りました
今朝、いつもより寒いなあと思いながら起きました。通勤の時は道路脇の田畑に霜が降りているのを見ました。今日の芳賀町の最低気温予想は2℃。道理で霜も降りますね。季節は、もう、晩秋へと移っているのですね。そういえば、今週の土曜日7日には、「立冬(りっとう)」を迎え、暦の上では冬となります。私は、いつも、児童の元気に励まされているわけですが、その元気な児童も寒そうな姿が増えてきました。そろそろ手袋も必要かと思います。気温に合わせた服装など、御家庭でもお話いただければと思います。
ふと校庭に目をやると、校庭の木々が色づいていました。赤くなったけやき、黄緑色になったイチョウ、落葉し始めたトチノキなど様々な色を楽しませてくれます。ひばりこども園のイチョウはとても鮮やかな黄色になっています。同じイチョウでも違うものですね。折角なので、日光や那須の山々の紅葉を見てみたいですね。
自然を愛でる、そんな心の余裕をもって生活していきたいものです。
校庭の木々はいろいろな色を楽しませてくれます。
ひばりこども園のイチョウは、鮮やかな黄色です。
校長室から 10.28 修学旅行(10/22~23)に行ってきました
先週の22日(木)と23日(金)の2日間、6年生の児童のみなさんと修学旅行に行ってきました。修学旅行の目標をよく意識し、楽しくいってこれたと思っています。保護者の皆様は、いろいろなお土産話を聞いていますでしょうか。
私もいろいろと思い出として残っているのですが、とても印象的だったことがあります。それは買い物です。家の人からもらってきたお小遣いと福島県に宿泊した人がもらえる地域振興券で、たくさんのお土産を買っていました。うれしそうに買ったものを見せてくれる児童がたくさんいました。そして口々に言っていたのが、「これはおばあちゃんの分、これはおじいちゃんの分、・・・」ということでした。お母さんやお父さん、弟さんや妹さんへのお土産も多く、自分のものより多かったように思えました。みんなが喜んでくれることを喜ぶ、とても心優しい子たちですね。そういう子たちと一緒に学校生活を送ることができる、私もうれしくなりました。
校長室から 10.21 明日から修学旅行
6年生は、明日22日(木)からいよいよ修学旅行となります。コロナウイルスの関係で福島方面に行き先は変わりましたが、なんとか実施にこぎ着けました。いろいろな行事が中止になる中、実施できることを大変うれしく思っています。正直なところ、1学期は、中止もやむなしと思っていました。しかし、できることなら実施してあげたいと全職員始め、関係機関の方々も考えていました。方面を変え、バスや宿泊ホテルの密を避ける、消毒の方法など様々な対策を取ることにより実施にこぎ着けることができたわけです。
修学旅行には次のような目標があります。
・歴史・文化や自然に直接触れることによって、広く豊かな経験を得ることができるようにする。
・集団行動や公共物の利用など、体験を通して、規律ある行動がとれるようにする。
・よい仲間づくりができるようにする。
この3つです。1年生から5年生は遠足に出かけるわけですが、それぞれ同じような目標を作っています。修学旅行や遠足は、ただ楽しむだけでありません。やはり学習の一環であるといえます。簡単に言えば、子どもたちが学校で学習したことを発表する場であるということです。子どもたちは、学校生活を通じて、いろいろな学習の知識とともに、一般社会で生活していくための様々なことを学んでいます。そこで、学んだことをぜひ発揮してほしいのです。それができれば必ず楽しい行事になるはずです。児童のみなさんの行動に期待したいと思います。
校長室から 10.15 秋がだんだんと深まっています
先週の木、金曜日は、最高気温が15度前後という11月頃の気温となりました。秋本番というより晩秋といった感じもしましたが、今週は気温が25度近くに上がって汗ばむ天気となったり、また涼しくなったり。朝夕もめっきりと涼しくなってきています。私は、朝、児童のみなさんを迎えあいさつを交わすのですが、そのときに、どのような服装をすべきか迷ってしまいました。先週は上着を着ていても寒く感じたほどです。児童のみなさんの服装を見ると、防寒対策をしている子から半袖ハーフパンツまで様々でした。人それぞれの感じ方なので、どのような服装になってもいいと思うのですが、中には、(寒そうにしているんだけど大丈夫かなあ)と思える児童もいました。これからの季節は、徐々に気温が低くなることが考えられます。気温に合わせて服装を工夫することはとても大切であると思います。また、学校はこれからも新型コロナ感染症対策を取っていかなければなりません。そのため、寒くなり暖房を使用するようになっても、窓を開け、換気をしなければなりません。そのときに寒くない服装が必要になってきます。健康で過ごすことが一番大切なので、服装についても注意して呼びかけたいと思います。
1年生の体育です。ちょっと寒いですが、元気に運動しています。
校長室から 10.13 清掃・消毒ボランティア
7月の学校だよりでもお知らせしましたように、7月13日から、PTA役員の皆さんを中心に保護者の皆さんに清掃・消毒ボランティアを行っていただいています。放課後のトイレの消毒や、教室の消毒などを手伝っていただくことにより、教職員が本当に助かっています。この活動も、3か月を過ぎ4か月目を迎えました。本当にありがとうございます。
そして10月に入り、先週の6日から毎週火曜日、更生保護女性会の方々がトイレ清掃を手伝ってくださることになりました。本当にありがたいです。
皆さんのいろいろな支援のお陰で学校が成り立っていることを強く感じます。子どもたちの健やかな成長を願うという大きな目標を共有していただけていることに、心から感謝しています。
更生保護女性会の方が、毎週火曜日に、4名ずつ4グループに分かれて来てくださいます。
本当にありがたいです。
校長室から 10.7 初めてのオンライン講話
今日、北小タイムで、初めてオンラインを使った講話を行いました。見えているか、聞こえているか確認すると、静かにはっきりと手を挙げてくれたり、「こんにちは」のあいさつに、校長室に届くほどの声で「こんにちは」と応えてくれたりしました。講話の内容は、「思いやりの心をもとう」ということです。児童の中には、配付したプリントを指で追いながら話を聞く姿が見られました。その姿が、パソコンの画面からはっきりと確認できました。とてもしっかりと話を聞いてくれた児童が多く、うれしく思いました。
画面に映る児童の姿を見ながら話すことは、放送だけで姿を見ずに話していたときと比べ、とても楽しく感じました。セッティングをしているとき、思わず手を振ると、楽しそうに手を振り返してくれました。目の前に、対象となる相手がいることは、とてもうれしいことです。でも、スポーツフェスティバルで行ったように、外であっても、直接目の前に児童がいた方がもっと楽しいです。これからも、できることが増やせるよう、いろいろ考えていきたいと思います。
講話のときに用いた相田みつをさんの詩を紹介します。
セトモノとセトモノとぶつかりっこすると
すぐこわれちゃう
どっちかがやわらかければだいじょうぶ
やわらかいこころを持ちましょう
子どもたちは、きっと何かを感じてくれると思います。
校長室から 10.5 褒める・叱るということ
前回、認めて褒めてあげることが大切ということを載せました。褒められることによって、子どもたちは、自己肯定感や自己有用感が育つとされています。子どもたちの心豊かな成長を願い、その成長の手助けをすることが大人の役目であると考えています。また、叱るということも大切とされています。褒めると叱る、どちらがよいかということではなく、「子どものよりよい成長を促すため」には、どちらも必要だといわれます。褒めることで、「叱る」という指導が生き、叱るべき事は叱ることで「褒める」という指導が生きてくるものです。最近叱ってばかりだというときには、少し見方を変えると、必ず褒めることが見つかるはずです。よい行いや頑張れている姿を褒めることで、叱らなくても行動が改善されることがあります。褒めること、叱ること、バランスよく行うことが大切なのです。
それでは、褒めるときに心がけるべきといわれている3つのポイントを紹介します。
①何がよかったか具体的に褒める
②結果だけでなく、その過程や努力を褒める。
③それによって、大人自身が受けた感動や気持ちを伝える。
では、叱るときに注意すべきポイントはというと、つぎの3つです。
①人間性を否定しないように具体的に叱る。
②指導に一貫性をもって叱る。
③叱った後はフォローを忘れずに
褒め方・叱り方についてはいろいろな書籍があり、それぞれ独自のアドバイスが書いてあるので、上記のことはあくまでも参考です。なるほどと思うところがあったので載せてみました。私は、ちょっとした約束事があると、それができたときに具体的に褒めやすいと感じています。そういった場面を仕掛けることも、成長を促すよい方法ではないでしょうか。
子どものよりよい成長を促すために、大人としてできることをやっていきたいと考えています。
授業も業間も一生懸命な姿が見られます。投げ方や走り方の他にも取り組む態度など、具体的に褒めることができます。
校長室から 10.1 10月になりました
本日から10月になりました。学校にとって10月というのは、4月からちょうど6か月となるので、折り返し地点となります。臨時休校から始まったので、まだ半分という感じがしない方もいるとは思いますが、今年度は、あと半年ということになりました。1~5年生は、6か月後には1つ上の学年に進級するわけです。そして、6年生は中学生となり、この芳賀北小を巣立っていくことになります。あと6か月は、長いでしょうか、それとも短いでしょうか。とにかく、1日1日を大切に過ごしたいですね。
この6か月を振り返ると、各学年ともに、子どもたちの大きな成長が見て取れます。毎日見ていると、どうしても、できることよりもできないことに目が行きがちです。さらなる成長を願うには、それも必要なことではあるのですが、できたことを認めて褒めてあげることのほうが大切であるといわれます。現在、学校生活では、いろいろな場面で、落ち着きのある場面が増えてきました。先日行われたスポーツフェスティバルでは、一人一人が一生懸命に自分の役割を果たしていました。たいへんなことでも我慢ができるようになってきていると感じています。こういったことも、認め、褒めてあげることができる事柄です。今後も、認め、褒めることができる場面を見つけていこうと思います。
集中して教科書を読んでいます。 電子黒板での授業が楽しそうです。
校長室から 9.24 日常
スポーツフェスティバルが終わり、学校生活が日常に戻ってきたように思います。多くの子どもたちがスポーツフェスティバルで一生懸命に取り組めたことを自信とし、落ち着いて授業に取り組んだりと、成長の跡が見られます。行事をやった甲斐があるなあとうれしく感じています。いろいろ御協力ありがとうございました。
いつもの学校生活に戻ったことで、ふと、日常って何だろうと考えてしまいました。日常とはふだんのこと、果たして、今のこの毎日が日常なのかと。昨年までになかったもの、それは「新型コロナウイルス」。今は、コロナウイルスがあることが日常です。今でこそ、1クラス全員が1つの教室にいますが、5,6月には大きい教室に入ったり、教室を分けたりしていました。それはやらなくなりましたが、手洗いや手指消毒はうるさく言っています。お互いの距離を気にしながらのグループ学習を行っていますが、給食は全員同じ方向を向いて静かに食べています。トイレ掃除は先生方とボランティアの方で行い、子どもたちはやりません。ふれあったりじゃれあったりは原則なし。でも子どもたちですから全部ゼロにはできません。その後のこまめな手洗いや消毒をすることで対応しています。どこまでやっていれば安心かはわかりませんが、どうすれば実施できるかを考えながらいろいろな活動をしています。来月には、修学旅行や遠足があります。バスの台数を増やし、密を回避します。大きな声で歌ったり会話したりはできません。正直、「う~ん、これが日常かあ。」と思ってしまいます。でも、実施するためには必要なことなのです。様々なことを実施することで子どもたちは成長します。なんとかその成長を手助けしたいと思います。
命に関すること、それは最優先です。しかし、学校生活とは人とのふれあいの中にあるのではないかと思うのです。コロナとの共存。すべてをゼロにすることを考えるのではなく、できることを増やしていくために、いろいろな方策を考えていきたいと思います。現在、消毒ボランティアを始め、様々なボランティアの方々にお世話になっています。今後も、保護者のみなさんや地域のみなさん、たくさんの方々にお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。
9月22日の秋分を過ぎ、季節がぐっと進んだように感じます。気温が急に低くなったりしているので、コロナ対策だけでなく、健康に気をつけ、保持増進していくことを意識して生活していきたいものですね。
日常が戻ってきました。マスクをしながら遊んでいる児童もいます。
校長室から 9.17 スポーツフェスティバルを終えて
昨日、予定通りにスポーツフェスティバルを行うことができました。その模様を直にお見せすることができなく、我々教職員も残念に思っています。いろいろなことが縮小され、不自由な面があったのですが、児童のみなさんは、いつもと変わらぬ元気で競技に取り組み、手洗いや消毒もしっかりと行っていました。終わったときには、「疲れた」と言いながらも、うれしそうで満足気な表情が見られ、一生懸命に取り組んだことで得られる充実感を味わっているようでした。私は、児童のみなさんが、楽しく真剣に取り組むその姿から、大きな感動をいただきました。先生方と一緒に、このスポーツフェスティバルを作り上げてきたすべてのみなさんに感謝したいと思います。
その中で、特に活躍してくれたのは5,6年生です。5,6年生は自分の競技だけでなく係活動をしていたので、ほとんど出ずっぱりの状態でした。自分たちの競技も交代で準備や審判をしていました。自分たちが中心となって行事を進めていくという、リーダーとしての自覚が現れていました。本当にありがたかったです。下級生は、この姿をしっかりと見ていたので、必ず受け継いでいってくれると思います。この日は、感動がある、大変うれしい日となりました。
最後に、スポーツフェスティバルに際し、御協力いただいたPTAの役員さん、体育委員さんを始め保護者の皆様、地域の皆様、練習の日から当日まで放送など大きな音で御迷惑をおかけした学校の近隣にお住まいの皆様など、すべての関係の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。
5,6年生は、放送を含めすべての競技で活躍してくれました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
校長室から 9.15 いよいよスポーツフェスティバル
スポーツフェスティバルがいよいよ明日になりました。児童たちは、各学年ブロックや全体での練習に、一生懸命取り組んできました。練習期間が短かったため、思うようにいかないことがあるかもしれませんが、それは仕方がありません。それよりも、自粛でいろいろな楽しいことができなかった分、楽しく、思い出に残る行事になってくれればと願っています。
子どもが成長していくためには、様々な要素が必要ですが、学校生活の中で、友だちと楽しんだり、うれしがったり、頑張ったり、我慢したり、悲しんだり、悔しがったり、・・・・、いろいろなことが必要です。できれば悲しい思いはさせたくないものですが、そういった思いがわからなければ、他の人に対して悲しい思いをさせてしまってもわからないことがあるかもしれません。多くの経験が必要となります。
明日、子どもたちは、多くの経験をし、間違いなくいろいろな思いをもつと思います。ぜひ、楽しかったこと、悔しかったことなど、いろいろな思いを聞いてあげてください。そしてその思いに共感してあげてください。それによって、心が成長していくものだと思います。
私は、明日のスポーツフェスティバルがとても楽しみです。おうちの方々もそうだと思います。しかし、この模様については、申し訳ありませんが、学校に来ていただいてお見せすることはできません。はがチャンネルで御覧いただければと思います。コロナ渦ですので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
昨日の全体練習の様子
校長室から 9.11 来週の天気は?
9月に入っても厳しい残暑が続いています。そんな中でも児童たちは元気に活動しています。特に、スポーツフェスティバルの練習は、少ない練習時間の中、それぞれの学年ブロックや全体でしっかりと取り組んでいます。なかなかうまくいかないこともあるとは思いますが、児童の活躍を楽しみにしたいと思います。
今、芳賀北小では、熱中症計を活用し、外での授業や業間、昼休みの活動を制限しています。そのため、さらに外での活動が少なくなっています。それは残念なことですが、命や健康には代えられません。ただ、来週の木曜日16日は、なんとか良い条件でスポーツフェスティバルを行えるようにしたいと思っています。いろいろ心配しながら天気予報を見ると、来週は曇り空が多く続くとの予報が出ています。気温は多少下がり、熱中症の警戒度も下がると思われます。ただ、秋の長雨の走りになるかもという予報もあるので少し心配ですが、今のところまあまあの条件で実施できそうな予報です。
以前お知らせしたとおり、スポーツフェスティバル当日は、コロナウイルス感染防止のため、無観客で実施させていただきます。子どもたちの活躍する姿を見ていただきたい気持ちは大きいのですが、御理解いただきたいと思います。また、学校周辺からの見学についても、交通の妨げになりたいへん危険ですので、御遠慮いただきたいと思います。今後、コロナウイルス感染症が落ち着いた際には、保護者の皆様始め地域の皆様にも喜んで来ていただける学校を目指しますので、今は御理解の上、御協力お願いいたします。
綱引きはできるだけ距離をとり、マスクを付けています。
フラフープを利用して、並んでみました。
全く違う話ですが、・・・。
今日は9.11です。19年前の2001年9月11日、アメリカで起こった旅客機がビルに激突する映像が今でもはっきりと浮かんできます。そういったことが2度と繰り返されることがないよう祈ります。
校長室から 9.8 HPリニューアル
本日より、ホームページのデザインがリニューアルされました。今までのさわやかなイメージを残しつつ、それぞれの記事が見やすくなっていると思います。今後もいろいろな話題を発信していきたいと思いますので、楽しみに御覧いただければ幸いです。
さて、大型台風が関東にも影響を及ぼしましたが、ゲリラ豪雨等の被害は大丈夫でしたでしょうか。また、日本各地で大きな被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。台風が過ぎ去ることでもたらされた熱風が気温をどんどん押し上げ、本日も厳しい暑さになりました。熱中症警戒指数が厳重警戒となったため、昼休みなど、外で遊べない日となってしまいましたが、児童は元気に生活しています。コロナ対策もあり、思うような生活ができませんが、少しずつできることを増やして行ければと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。
この大きさの写真が並べられるようになりました。(昨日のスポーツフェスティバル練習風景)
校長室から 9.7 16日のスポーツフェスティバルに向けて
今、北小学校では、9月16日(水)のスポーツフェスティバルに向けて、少しずつ練習を行っています。
今年は、コロナウイルスの関係で、運動会を縮小し、無観客で実施することとしました。保護者の方や御家族の方、地域の方等には残念な思いをさせてしまい申し訳なく思っています。しかし、現在のコロナウイルス感染状況をみると、致し方ないという気持ちでいます。子どもたちには、感染症予防対策を十分に取らせるようにし、なんとか実施できるようにしていきたいと思います。
スポーツフェスティバルは、運動会とは同じではありません。種目を減らしただけでなく、練習時間も減らし、体育の時間内に練習しています。全体での練習時間もわずかしか取っていません。ただ、来年以降、できるような状況になれば、例年通りの運動会を実施したいと思っているので、できるようにするために、係活動などを下学年に引き継いでいかなければなりません。ですから、できることは行います。こういった取組から、日々の生活の中で、学校のリーダーの役割について少しずつ引き継がれていることを感じます。
当日の模様は、はがチャンネルで放映されるということになっているので、そちらで御覧いただければと思います。いろいろと御不便をおかけしますが、何卒御理解をお願いいたします。
まっすぐきちんと並べました。
ラジオ体操はむずかしいです。
校長室から 9.1今日から9月です
今日から9月になりました。本来であれば、今日が2学期の始業式のはずでしたが、2学期が始まってもう2週間あまりが経っています。最高気温が体温を超えそうな8月からやっと9月になったわけですが、少しは涼しさを感じるようになってきましたでしょうか。先週、二十四節気では、8月23日に処暑(しょしょ)を迎えました。朝晩の涼しさに初秋の息づかいを感じる頃と言われます。そして来週の9月8日には、白露(はくろ)を迎えます。白露とは、秋が深まり、草花に朝露がつき始める頃という意味です。秋雲がたなびくようになり本格的な秋の到来を迎えるわけです。実際に、今の状況はどうでしょうか。昨日の雨で、少し涼しくなったように感じますが、まだまだ残暑は厳しいようです。先日、ある児童が、「コオロギがいたよ」と教えてくれました。コオロギは夏に成虫し、朝晩が少し涼しくなってくると鳴き出すそうです。鳴き出すのはいつでしょう?いろいろなところに秋が見つかるような気がします。きっと、もうすぐ秋らしくなるのではと、期待を込めています。
今年の桜は、落葉が早いように感じます。
校長室から 8.27収束と終息
ちょっと気になったことがあったので書いてみました。
日本語には同音異義語(同じ読みではあるが意味が違っていることば)というものがあるわけですが、今、新型コロナウイルス感染症のニュースが毎日報道され、その中で、度々、【しゅうそく】という言葉が使われています。さて、この【しゅうそく】という言葉は、次のうちどれでしょうか。
①収束 ②終息 ③集束
国語辞典によると、それぞれの言葉の意味は次のとおりです。
収束・・・混乱していた事態や事件がおさまりを見せること
終息・・・戦乱や疫病などが、絶えてなくなること
集束・・・光線の束などが1点に集まること
とすると、どうやら③ではなさそうですね。①、②のどちらでしょうか?実は、テレビでも新聞でも、どちらも使われているのです。一般的に「収束」は、ある一定の状態に落ち着くことで、「終息」は完全に終わるという意味に使われています。ですから、その人が言いたい意味によって変わってくるということです。つまり、次のような場合には、表記としては「収束」、「終息」のどちらもあり得るということになります。
①「韓国では感染の広がりが【しゅうそく】に向かっている。」
②「(新型コロナの問題が)【しゅうそく】すれば中国を訪問する。」
③「(新型コロナの問題が)早く【しゅうそく】してほしい。」
その人が「収束」と「終息」のどちらの意味で発言したのか、注意が必要ですね。この新型コロナの場合は、時間順に考えると、まずは「収束」を目指し、最終的には「終息」してほしいというところでしょうか。
同じ読みでも、似たような意味でも、その言葉を使った人の気持ちを考えないと、本当にその人が言いたい意味にはなかなかたどり着けないかもしれません。日本語は面白いと同時に怖いです。
とにかく、新型コロナに関しては、収束でも終息でも早くしてほしいものです。そのためには、まず、手洗い、手指消毒をすることが大切です。しっかりとやっていきましょう。
校長室から 8.25はがきたの夏
先週から2学期が始まり、『はがきたの夏』と呼ばれる詩の暗唱チャレンジがありました。夏休み中に練習しその成果を先生方の前で発表するという、本校ではずっと行っているものだと聞きましたが、本年度から本校に赴任した私にとって、とても新鮮なものでした。私のところでは、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』を暗唱してくれました。一言一言はっきりと発表する子、緊張しながらだんだんと速くなってしまう子、同じような言い回しのところで止まってしまい悩んでしまう子、表現力豊かに感情を込めて発表する子など、一人一人様々で、とても楽しい時間を過ごすことができました。合格すると、子どもたちはみんな、「ありがとうございました。」と言ってくれましたが、私の方こそ、「楽しい時間をありがとう」という思いでした。
ただ単に暗記するだけでなく、子どもたちの表現力、発表力にもつながるよい伝統だと思います。また、詩の内容を、後々になってもずっと覚えているかもしれません。懐かしい思い出になるのではないでしょうか。子どもたちの可能性は無限ですね。
校長室から 8.20今週の目標
8月17日(月)、はがきた当番の6年生が、今週の目標を書いて校長室に貼りに来てくれました。今週の目標は、『気持ちのよいあいさつをしよう!』です。そしてその横に具体的にこう書いてありました。
・大きな声
・立ち止まって
・目を見て
・おじぎをして
あいさつは、相手を認め、尊重し、敬意を払うことだと思います。したがって、きちんとしたあいさつをするには、誰に対してどのようなあいさつをしているのかわかるようにやらなければならないと思います。折角あいさつをしているのに、相手に伝わらないのでは、やっていないこととあまり変わりません。しかし、大きな声で、立ち止まって、相手の目を見て、おじぎをしてというのは意外とむずかしいものです。すべてのことができるというわけではなくても、せめて、相手にわかるようにはしたいものです。
芳賀北小では、毎朝、しっかりと立ち止まり、私の方を見て、おじぎをして、大きな声であいさつをしてくれる児童がたくさんいます。遠くの方からでも私の姿を見つけてあいさつをしてくれます。そういうあいさつからは、本当に1日の元気をもらえます。
この目標は、8月27日(金)まで続きます。いろいろな状況があるので、すべての場合でできるわけではありません。立ち止まることができなくても、相手にわかる、気持ちのよいあいさつができればいいと思っています。私も、心を込めてあいさつを交わしたいと思います。みんなで意識していきたいと思っています。
みんな元気に登校しました。
このあとのあいさつから、1日の元気をもらっています。