校長室から
校長室から 3.19 卒業式
本日卒業式を迎え、37名の卒業生が本校を巣立っていきました。式中の態度やあいさつがとても立派で素晴らしく、改めて大きな成長を感じました。学習支援員として8月から関わってくれた根本先生と田野倉先生が見送りに駆けつけてくださり、さらに大きな喜びになったようです。私は6年生に毎日会えることが楽しみでした。ですから、ちょっとさみしい思いがしますが、中学校での活躍が楽しみでもあります。今後、それぞれに成長した姿を見せてくれることを楽しみにしていたいと思います。また、在校生が6年生のような活躍をしてくれると思います。それも楽しみにしたいと思います。
本日の卒業式、6年生の保護者の皆様、大変おめでとうございます。また、大変お世話になりました。今までのご協力に厚く御礼申し上げます。大変ありがとうございました。今後とも、本校にご協力いただければ幸いです。
特別活動室にかいた、6年生の寄せ書き
田野倉先生が書いた黒板アートの前でポーズ
校長室から 3.18 明日卒業式
いよいよ明日が卒業式となりました。前日の今日は、6年生が参加しての最後の縦割り班清掃や卒業式の準備が行われました。また、6年生への『自主学習頑張りカード』授与を行い、卒業証書をもらうような立派な態度で受け取ってくれました。また、6年生が帰る際には、職員室の南側にきて、それぞれが「6年間お世話になりました。」というあいさつをしてから帰るなど、そういった心遣いができることに感動と喜びを感じました。
本校の桜の花は、つぼみが膨らみ、ピンク色になっています。卒業を祝うかのように何輪か花をつけるのではないかという勢いです。なかなか思うようには行かないかとは思いますが、心の花満開で送ってあげたいと思います。
最後の縦割り班清掃でした。清掃終わりのあいさつです。
自主学習のがんばり賞授与です。みんなしっかりとした態度です。
卒業式最終準備を、5年生ががんばってくれました。
桜のつぼみが膨らんでいます。いつ開花するでしょうか。
校長室から 3.11 6年生からお便りをいただきました
昨日3/10(水)、6年生が校長室を訪れ、お便りを届けてくれました。
「お世話になりました。」と渡してくれた手紙を、一人一人の顔を思い浮かべながら、じっくりと読ませていただきました。とても心温まる言葉が並んでいて、本当にうれしく思いました。改めて、この6年間しっかりと学び、心が大きく成長できたことがわかりました。
うれしさと同時に一抹のさみしさを感じましたが、これから期待の方が大きいです。6年生の皆さん、ありがとう。
校長室から 3.11 東日本大震災から10年
10年前、2011年3月11日午後2時46分。その日その時、中学校に勤めていた私は、県立高校の合格発表に伴う学校での手続きを終え、校舎の3階で同僚とともにいました。突然襲ってきた大きく、そしてなかなか終わらない長い揺れにひどく驚きました。そのうち壁や天井が少し崩れてくるのを目の当たりにし、ただ事ではないことを強烈に感じていました。少し揺れが収まり、二階に降りるとまだ生徒が残っていたので、大急ぎで避難を促しました。校庭に出るとそこには無数の小さな亀裂が走っており、集まって泣いている生徒もいました。今後どうすべきか、少し落ち着いて考えられるようになると、急に家族のこと、友達のことが心配になりました。震源地はどこなんだろう、どんな被害が出るのだろう、今までに感じたことのない恐怖が襲ってきたことを覚えています。
私には、福島県に友人がいます。その友人のご家族は、福島第一原発の近くに住んでいたので、避難を余儀なくされました。一時帰宅が許されたときに見た自宅は、悲惨としか言い様がなかったそうです。今も苦しい年月が続いているそうです。
被害に遭われた全ての方々にお見舞い申し上げます。10年たった今でもまだまだ復興したと言えないと思いますし、心の傷が癒えることはないと思います。そんな中で私たちにできることは何なのだろうと考えます。その1つとして、記憶を風化させないことが挙げられます。語り継ぎ、少しでもできることやれることを考え実行していくしかないのだと思います。自分自身、何ができるかわかりませんが、教育に携わるものとして、伝えることはできると思います。自分だからこそできることを探していかなければと思っています。
校長室から 3.4 昨日3日は6年生を送る会でした
本年度の最後の月、3月となりました。寒暖差が大きい日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。学校では、児童の元気な声が響き、外で遊んでいる児童は、「暖かくなった。」と話しています。春がだんだんと進んでいるようです。
昨日、3日(水)に6年生を送る会が行われました。やはりコロナ渦ということで例年通りにとはいきませんでしたが、リモートを使って5校生の感謝の言葉や6年生のお礼の言葉、在校生からのプレゼントの様子などを各教室に配信するという、卒業生・在校生それぞれの心がこもった温かい会でした。
6年生は、19日(金)卒業式を控え、少しずつ練習を始めています。本当にいよいよという感じです。しかし、今年もコロナウイルスの関係で、縮小して実施しなくてはなりません。全員の出席で盛大に送ってあげたいところですが残念でなりません。できる限りのことをして、送り出せればと考えています。
校長室から 2.25 授業参観ありがとうございました
本日はお忙しいところ、本校の授業参観に際し、多数御参加いただきましてありがとうございます。授業を見ていただくのは、7月以来だったので、思った以上にお子様の成長の様子が感じられたのではないかと思います。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策ということで、多くの集まりが中止となったり縮小となったり、また、実施方法を変えたリなどしてできる限り行いました。学校としてもHPや広報誌を含め、できる限りお子様の様子をお知らせしようとしてきたわけですが、十分とはいえず、たいへん申し訳なく思っています。ただ、中止や縮小などで対応できたものですから、次年度もこれでいいような気がしてしまいます。しかし、さきほど申しましたとおり、お子様の様子や学校の様子のお知らせが十分できなかっただけでなく、保護者の皆さんと学校、保護者の皆さん同士での情報交換も十分に取れなかったことは事実です。命に関わることなのでただやればいいわけではないので、例年どおりというのは見直さなければなりません。感染症対策を徹底し、必要なことや大切なことは極力実施できるよう方策を考えていこうと思っています。
来年度も、おそらく、この現状は劇的に好転することは難しく、御不便をおかけすると思います。御理解の上御協力お願いいたします。
児童の頑張る姿をお見せすることができ大変うれしく思います。熱心に御参観いただきありがとうございました。
校長室から 2.15 地震がありましたが大丈夫ですか?
2月13日(土)午後11時過ぎに大きな地震がありましたが、皆様のほうは大丈夫でしたでしょうか。たいへん長い時間強く揺れているように感じ、10年前の大地震を思い出さずにはいられませんでした。昨日朝、北小の見回りを何人かで行ったのですが、目立った被害はありませんでした。あれだけの地震だったので、もう少し検証する必要があるようです。
ニュースを見ると、今回の地震は10年前の地震の余震であるとか。10年経っても余震があるという事実に、正直なところ少し恐怖を感じました。今回の地震もかなり大きかったので、さらに余震が続くかと思います。この10年間で、大地震が起きたときの備えは進んだのでしょうか。我が家の飲料水の備蓄を確認すると、賞味期限が過ぎていました。なんともお粗末でした。また、スーパーに行くと、防災グッズのコーナーができていました。こういうことが起きないと真剣に考えないものなのでしょうね。少し恥ずかしくなりましたが、それでも考えないよりはいいかと思い直しました。
コロナのこともあり、行動にはいろいろ制限され不自由なことがあると思います。もし避難が必要な事態になったら、・・・。そんなことも考えながら、しばらくの間お互いに気をつけていきましょう。
校長室から 2.12 「三寒四温」
「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かい日となることが繰り返されることをいい、中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。明確に3日と4日に寒暖が区別されることはあまりないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いのがこの時期ということで、この言葉が使われているようです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。ただ、寒暖差が大きくなる時期でもありますので、健康に十分気をつけてほしいと思います。
さて、このまま温暖化が続くと、数百年後には日本では桜が咲かなくなるという衝撃のニュースを耳にしたことはありますでしょうか。桜は、寒く厳しい冬があるからこそ休眠打破ということが起こり花が咲くのだそうです。寒い冬というのは、つらいイメージがありますが、植物にとってはたいへん重要なものだということです。
話は変わりますが、2/8(月)9(火)は、栃木県立高校の特色選抜が行われました。15(月)に合格内定が出ます。また、3/8(月)には一般選抜、いわゆる学力検査が行われ、特色選抜と合わせて3/12(金)に合格者発表が行われます。また、大学入学試験は、今、盛んに行われています。コロナ渦でありながら、受験生を抱える御家庭はたいへんかと思います。実力を出し切ってほしいと願っています。植物と同じというわけではありませんが、厳しい冬を乗り越え、希望の春に花を咲かせてもらいたいと思います。
本校の桜は、今年はいつ頃咲きますかね?
校長室から 2.3 立春
今日2月3日(水)は立春です。前回載せたように、2月3日が立春となるのは124年ぶりで、ほとんどは2月4日だそうです。ちなみに36年前は2月5日だったそうです。
現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経(たいようこうけい)が315度になった瞬間が属する日」を立春とすると定められています。太陽黄経とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言うのだそうです。(そう言われてもなんだか分からないですね。ぜひ、お子様と一緒に調べてみてはどうでしょうか。)その太陽黄経が315度となる瞬間が、今年は2月3日23時59分だったということです。ということはあと1分で2月4日だったということですね。
何にしても今日が春の始まりです。とてもすがすがしい青空で始まりました。栃木県に出ていた緊急事態宣言は、2月7日をもって解除の見通しとなっています。少しうれしい気持ちがありますが浮かれている余裕はありません。それ以降も危機感をもって感染症対策を実施し、児童達が元気に学び、遊べる日を続けていきたいと思います。
素晴らしい青空の下、児童の歓声が響いています。
校長室から 1.29 1月が終わります
栃木県に緊急事態宣言が発出されてから今日で2週間あまりが経ちました。新規感染者数は明らかに減少し、多くの方の努力が実を結んでいるように思われます。しかし、依然として医療状況は逼迫しており、医療従事者の皆さんにはたいへんな御負担をかけています。できるだけ感染者数を出さないことが、医療従事者の方に対する最大限の感謝の表し方だと思います。学校でもできる限りの対策を続けています。
さて、1月が終わることに伴って、悲しいお知らせが1つとうれしいお知らせが1つあります。悲しいお知らせは、ALTのエミリン先生が今日をもって芳賀北小が最後になることです。2か月という短い期間でしたが、児童の皆さんと明るく楽しく授業を行ってくれました。またどこかでお会いできるといいですね。エミリン先生、本当にありがとうございました。お世話になりました。うれしい話は、ALTのアドリアーナ先生が戻ってくることです。長期の休暇を取っていたわけですが、2月からまた芳賀北小にお見えになります。また楽しい授業を行ってくれると思います。
令和3年が明けたと思ったら、来週月曜日になればもう2月。あっという間に感じます。そして、2月3日にはなんと立春を迎えます。2月3日の立春は124年ぶりだとか。ちなみに、1984(昭和54)年は、2月5日が立春でした。まだまだ寒いですが、立春は春の始まりの日。少しずつ温かくなってくれることを期待しましょう。
エミリン先生との楽しい授業。みんなよく手を上げています。
校長室から 1.20 今日は大寒です
今週に入り寒い日が続いています。ラビットスペースにある百葉箱を見てみると、今朝の気温は-6℃を指していました。二十四節気では、今日1月20日(水)は大寒です。寒さのピークを迎える頃というわけです。寒いわけですね。その中でも児童は元気に登校しています。新型コロナウイルス感染症が心配される毎日ですが、元気な児童の声に励まされています。
そんな中、今、芳賀北小では、6年生から5年生へのはがきた当番の引継が行われています。6年生は、様々な場面でリーダーシップを発揮してくれています。その6年生もあと2か月足らずで卒業です。寂しさを覚えますが、さらなる成長も楽しみです。子どもたちの成長が見られることは、私たち教職員にとって、この上ない喜びでもあります。
「冬来たりなば、春遠からじ」といいます。今、いろいろな困難があり、学校生活も家庭生活もたいへんだと思います。この厳しい冬を乗り越え、素晴らしい春が来ることを期待して、この3学期を頑張っていきましょう。
1/12(火)の朝、登校するみんなの安全を考え、6年生が雪かきをしてくれました。
今朝、6年生から5年生にはがきた当番の引継がありました。国旗等の揚げ方について教えてくれました。
校長室から 1.15 緊急事態宣言を受けて
1月13日(水)に緊急事態宣言が栃木県に発出されました。ここ1,2週間の感染状況を見ると、本当に緊急事態だなと思います。今、学校では、児童が元気に生活を送っています。しかし、感染拡大が続けば、制限されることが多くなってきます。4月~5月の休校になったことが思い出されます。あの頃は、未知のウイルスだったこともあり、すべてをストップしたわけですが、今は、感染を防ぐ方法が少しずつ分かり、それを実施しての学校生活継続となっています。なんとかこれからも学校生活を継続していけるよう御協力よろしくお願いします。
本日、給食時に、私の方から、児童にお願いをしました。それは、明日からの土・日曜日の外出をできるだけ控えてほしいということです。感染しないためには、いろいろな人と会わないことが一番の対策です。ですから、自分はもちろん、大切な家族を守るためにも、不要不急の外出を控えてほしいのです。また、そのことをおうちの方にもお願いしてほしいとも伝えました。思うようにいかない毎日ですので、子どもたちにもストレスがたまっているかと思います。みんなで声を掛け合い、この難局を乗り切っていければと思います。御協力よろしくお願いいたします。
校長室から 1.8 始業式
本日、3学期の始業式を迎えました。朝、寒い中、児童は「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれました。中には、「明けましておめでとうございます。」と新年のあいさつをしてくれる児童もいて、とてもうれしく思いました。始業式では、2人の児童が代表として、3学期の目標などを堂々と発表してくれました。たいへん立派な態度でした。
私からは、主に、新型コロナウイルス感染症対策についてお願いしました。今、栃木県はたいへん多くの感染者を出しています。昨日1都3県に緊急事態宣言が出されたわけですが、栃木県は、直近の1週間の感染者数で見ると、人口10万人当たりでは東京都と神奈川県に続き3番目の多さとなってしまいます。緊急事態宣言が出された埼玉県や千葉県よりも多いのです。とてもたいへんなことです。この中で、文科省からは、学校生活は止めないという発表がなされました。ですから、私たち教職員は、いままでにも増して感染症対策をしっかりと行い、学校生活を維持していかなければなりません。いままでも「新しい生活習慣」に従ってきましたが、さらに徹底する必要があります。慣れて飽きてしまったり、ストレスがたまったりしていると思いますが、これが日常にならなくてはいけないのです。もう一度意識を高めたいと思います。いろいろな活動についてどうすればできるようになるかという考え方はいままでと同じです。しかし、学校での学びを止める訳にはいかないので、やれるように考えるだけというわけにもいきません。また、いつ、誰が感染してもおかしくない状況になっていますから、自分のこととして考えていく必要があります。なんとか減少していく方向に向いていくことを願い、しっかりと生活していきたいと思います。
始業式の話では、加えて、私たちのために命をかけて働いてくれている医療従事者の方々に感謝の気持ちをもとうという話をしました。
今まで以上にご負担をおかけし、御協力をいただくことになるかもしれませんが、まずこの3学期を乗り切ることができるよう、よろしくお願いいたします。
児童達の元気な歓声が戻ってきました。
この学校での学びを続けていけるよう、新しい生活様式をできる限りしっかりとやっていきたいと思います。
校長室から 1.5 新学期に向けて
新年明けましておめでとうございます。
今年も、教職員一丸となって、児童の皆さんの成長の手助けをしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
新しい年、令和3年。毎年新年を迎えているわけですが、いつも新鮮な感じがして、「今年は○○やるぞ!」という活力が出てきます。皆さんはどうでしょうか。ただ、今年は、昨年末から引き続きコロナウイルスが猛威を振るっており、どうなってしまうんだろうという不安が大きくなっていることは事実です。学校としては、できることを一生懸命にやっていくしかありません。今まで行ってきた感染症対策をさらに徹底し、学校生活を止めずに送れるようにしたいのです。なかなか先は見えてきませんが、我々教職員や児童を含め、みんなで意識を高めることで必ず収束に向かうと思っています。保護者の皆様や地域の皆様も御心配のことと思いますが、今年も、何卒御協力のほどよろしくお願いいたします。
校長室から 12.25 2学期終業式
本日、2学期の終業式を迎えました。8月17日からでしたので、4か月あまりの長い学期でしたが、児童は元気に学校生活を送っていました。スポーツフェスティバルを始め、たくさんの行事がありました。コロナウイルスの関係で中止となったり変更となったりと、思うように教育活動ができなかった面もありましたが、保護者の皆様を始め多くの方々の御協力のお陰で、できたことがたくさんあります。心より感謝いたします。
実質6月から再開された学校生活は半年が経ちました。夏休みが短く、人が集まるような行事は中止か縮小、マスクを着けた日常と、児童は様々なストレスをたくさん抱えていたように思います。ある日の業間、暑かったので熱中症対策のためマスクを外していいということを放送で伝えると、学校全体で歓声が上がったことをよく覚えています。令和2年、特に3月からの約10か月間、いろいろな制限の中で生活してきました。私たち大人もいろいろなストレスがあったのではないでしょうか。では、そのストレスをどう発散してきましたでしょうか。大人は意図的に発散することができると思いますが、子どもたちはなかなかうまく発散できないことが多いと思います。今後は、心のケアも含めて、児童の様子を今まで以上に見極め、コロナ対策に取り組んでいくつもりです。御家庭でも御協力をお願いします。
さて、話は変わりますが、本日の終業式はリモートで行いました。もう何度も行ってきたことなので、児童の皆さんは慣れてきたように思います。私は終業式で、「新年を迎え、新たな目標を立てましょう」という話をしました。新しい年を迎えるという、日本人にとって大きな節目となります。御家族で話題にしていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
12月21日(月)に冬至を過ぎ、これからの季節はどんどん寒くなっていくと思います。健康に留意していただき、お互いにこの冬を乗り切っていきましょう。来年1月8日(金)に、元気な児童と再会できればと考えています。長い2学期、たいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
なお、令和2年12月29日(火)~令和3年1月3日(日)までは、学校閉庁日となります。御理解、御協力をお願いいたします。
終業式、リモートで意見発表する1年生の児童と4年生の児童。堂々とよくできました。
校長室から 12.17 新型コロナ感染拡大を受けて
栃木県では、今月に入り、新型コロナウイルス感染が拡大している傾向があります。それを受けて、本校では、12月14日(月)と16日(水)に、体調や行動歴の作成と感染症対策のお願いの通知を配付しました。芳賀町では企業内でクラスターが発生するなど、本当に身近に迫ってきており、いつ誰が感染してもおかしくない状況となっています。そのため、芳賀北小では、今まで以上の感染症対策をしようと考え、実施しています。新しい生活様式をもう一度よく見直し、意識することはもちろん、教室の換気の徹底、授業ではグループ学習の自粛、遊びでは鬼ごっこの禁止など、密や接触を減らすための方策を実施します。すべての活動を中止し子ども同士の接触を止めることは学校として成り立たなくなってしまうので不可能ですが、少しでもリスクを低くできるよう、今まで以上に対策に取り組んでいくつもりです。
通知でお知らせした通り、行動歴の作成やハンカチ、マスクの準備など、さらに御負担をおかけしますが御協力よろしくお願いいたします。
校長室から 12.16 大掃除
芳賀北小では、今週の18日(金)と来週の22日(木)にお掃除がんばりデーとして、お掃除の時間を長く設定して掃除をする予定です。いわゆる大掃除といったところでしょうか。この大掃除は、江戸時代、12月13日に江戸城の煤払い(すすはらい)をしたことに由来しているといわれます。お正月に神様を迎えるために、住まいをきれいにして迎える、そんな目的だったようで、12月13日が「正月事始め」として、お正月の準備をする日として定着したようです。煤払い自体は平安時代から続いている習わしだそうです。1月1日にはお掃除をすると神様を外に追い出してしまうということで、お掃除をしてはいけないと言われています。その他にも12月29日は9が苦につながることや、31日に準備すると「一夜飾り」といわれることで、大掃除をしてはいけない日となっています。ですから、大掃除は12月28日までに終わらせる事が良いとされているようです。でも、仕事納めが12月28日頃では、なかなか大掃除はできませんね。いろいろないわれがあるようですが、現在の状況に応じて、無理なくやっていけるといいですね。学校では、大きな節目の1つとして、しっかりと掃除をしていきたいと思います。
いつものお掃除の時間です。縦割り班で一生懸命に行っています。
校長室から 12.10 「コロナ慣れ」などと聞きますが・・・
12月が2週目となり、あと半月あまりで2学期が終わる頃となりました。7日(月)には、二十四節気の大雪(たいせつ)を迎え、那須や日光の山々の頂には、白い雪が見えるようになってきました。校庭の木々は一枚も残さず葉を落とし、いよいよ本格的な冬がやってきそうです。
そんな中でも、授業を見て回ると、児童の元気な声が響いてきます。各教室では、コロナウイルス感染対策の1つとして出入り口や窓を少し開けて換気を心がけています。また、町で買っていただいたサーキュレーターを使い、空気の流れをつくり、換気に役立てています。でも、正直なところ、コロナウイルス対策には、「慣れ」が感じられます。これだけ長く対策を続けているのは今までに経験のないことですから無理もありません。しかし、ここ数日の栃木県は、毎日15人から20人の新規感染者の報告があります。日本全国では、昨日9日までに約17万人の感染が確認されています。死亡者は約2500人に迫り、単純に計算して、致死率1.5%になります。季節性インフルエンザの致死率は、いろいろな統計の仕方があるようですが、約0.1%といわれています。この数字からは、コロナウイルスの致死率はインフルエンザの15倍となってしまいます。致死率が低いと言われている日本でもこの数値なのです。コロナウイルスがいかに怖いかが分かります。子どもはほとんど重症化していないというデータがありますが、家に帰れば大人はいるものです。ですから、新しい日常に「慣れ」ても、対策がおろそかになるような「慣れ」は絶対に防がなければなりません。むやみやたらに怖がるのではなく、事実に基づきしっかりと怖がりたいと思います。
年末になると、いろいろと忙しい季節になります。人の往来も増えてきます。いつまでがんばったらいいのという見えない恐怖がありますが、今は、できることをやっていくしかありません。お子さんの心のケアを含め、御家庭でも御協力をお願いします。学校でもできることをやっていきます。
校庭の木々の葉は、すべて落葉しました。
サーキュレーターと加湿器をしっかりと使います。
校長室から 12.2 持久走大会
今週から12月に入りました。令和2年もあと1か月足らず、4か月以上もあった2学期が終わりを迎えようとしています。12月は「師走(しわす)」と呼ばれ、1年の中でも忙しい月です。文字通り先生方も忙しい毎日ですが、児童の元気な姿に励まされ、頑張っています。
さて、本日、校内持久走大会が行われました。私は、児童が一生懸命に取り組む姿を見ることが大好きです。ここ数週間、児童の皆さんは、持久走大会のために体育の授業や業間など多くの時間を練習に費やしてきました。その努力を発表する場で、みんな一生懸命に走っていました。長い距離を走ることはとてもたいへんなことです。中には走ることが苦手な子もいます。それでも頑張って挑戦することは、速い遅いにかかわらず、たいへん素晴らしいことです。この頑張りが、困難にあたっても我慢でき、踏ん張れる強い心を育ててくれるのだと思います。
私は、今はあまり動けないのですが、長距離走が好きでした。ですから、苦しい気持ちも楽しい気持ちもよく分かっています。一生懸命に走る児童の皆さんは、それぞれみんな自分なりに頑張っていました。今日頑張れたことを自信とし、さらに活躍してほしいと思います。また、多くの保護者の皆様に応援していただいたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。
1年生スタート! 緊張しながらもがんばっています。
2年生スタート! みんな一生懸命です。がんばれ!
3年生スタート! 保護者の皆さんの声援が熱いです。
4年生スタート! 力強さが出てきました。
5,6年生女子スタート! 距離が長いのですが意欲的に飛び出しました。
5,6年生男子スタート! 迫力満点のスタートダッシュでした。
校長室から 11.26 避難訓練
昨日25日(水)に避難訓練が行われました。あいにくの天気で、外への避難はできなかったのですが、地震時の頭などの隠し方、煙体験、起震車による地震体験など、充実した体験活動になったと思います。災害が起こったとき、それが火事だったり、地震だったり、竜巻だったりといろいろ考えられますが、この機会に、ぜひ御家庭でも災害があったときの避難について、お子様とお話いただければと思います。
芳賀郡市内で過去に避難をしなければならなかった事案といえば、何といっても東日本大震災が思い浮かびます。東日本大震災は、私は、ついこの間のような気がするのですが、2011年3月という、3,4年生の児童が生まれた頃です。児童は、ほとんど記憶がないといえます。ただ、この地震によって、市貝中は大きく破損し建て替えになったり、多くの学校で修理が必要になったことなどは伝えることができます。また、2012年には、真岡市から益子町を通って茂木町まで竜巻が通過したことがありました。このときは、西田井小の体育小屋が吹き飛ばされました。身近な小学校の出来事で、怖さが分かるのではないでしょうか。1990年代と相当昔ですが、実際に、芳賀郡市内の学校で火事もありました。
起きないと思いたいものですが起きるもの。本当に災害が起きたとき、安全に避難できるか、私も心配でなりません。少しでも安全性を高めることができるよう、私も意識を高めていきたいと思います。御家族でも話し合いを持っていただければありがたいです。