2022年2月の記事一覧

今日は体育特集です

 今日は日差しの温もりが感じられて穏やかな陽気です。しかし、明日は雪の予報が出ています。本日、児童を通じて明日の降雪対応に関するお知らせ文書を配付しましたので内容をご確認ください。また、明日から再び気温が下がる日が続くようですので、今日の晴れを有効に使いたいと思います。そこで、今日は元気に体を動かす児童たちの様子を紹介します。

 1時間目、校庭で4年生がタグラグビーの授業をしていました。この学級は、以前からこの楕円形のボールを使って休み時間にドッヂボールをしてきたこともあり、パスの練習をしていてもボールの扱いがとても上手です。また、試合の様子を見ても、全員が元気いっぱいにフィールド内を駆け回り、男女や体格の差に関係なく誰もが笑顔で楽しそうに参加しています。寒い冬の時期だからこそ、外に出て走ったり体を動かしたりする時間を少しでも多く取り、寒さやカゼに負けない強い体を作ることをこれからも大切にしていきたいです。

 同じ1時間目、体育館では5年生が跳び箱の練習をしていました。先日このページで紹介した4年生と同じ「台上前転」を練習しています。そして、すでにマスターした児童たちは、更にレベルの高い「頭はね跳び」にもチャレンジしています。跳び箱のような器械体操は、苦手な児童にとってはモチベーションを上げ辛い種目だと思うのですが、この学級では、まだ前転を成功させていない児童たちも含めて、仲間の動きを互いに見合いながら、感想や気づいたことを伝えたり、励ましの声を掛けたりして、みんな前向きに練習に取り組んでいます。側で見守っていた担任が「出来なくても、諦めずに一生懸命練習するところがこの子たちの良いところです。」と嬉しそうに話していました。

 最後に、最近このページでも取りあげることが多い「縄跳び」の話題を紹介します。業間休みの時間、階段ですれ違った女子児童に「なわとびのれんしゅうをするから見にきて~」と誘われましたので校庭に出てみると、片隅で2年生の職員が縄跳び検定の続きを行っていました。最初は数名の児童たちしかいなかったのですが、しばらくすると少しずつ他学年の児童たちも集まって来ました。そして、とても上手に跳んでいた2級の6年生や、3級・4級の3年生たちも参加して、検定の音声に合わせて練習を始めました。上手に跳べる児童も、縄がすぐに引っかかってしまい連続して跳べない児童も、区別なく一緒に仲良く練習する光景を見ていると、とても温かい気持ちになりました。東小のこのような雰囲気が大好きです。

 

今日の授業風景(1・6年生)

 3時間目に、校庭の1年生、理科室の6年生、4階教室の6年生の3か所を回ってきました。最初に1年生の体育の授業の様子を紹介します。今日の授業は縄跳びの級検定です。CDの音楽に合わせながら、指示された跳び方をすべてミスなく終えると、その級が認定されます。検定が終わる度に、あちこちから児童たちの「やった~!」という嬉しそうな声が聞こえてきました。一方で担任は、1時間の授業の中で繰り返し何度もCDをかけながら、次々と多くの児童たちに対して検定を実施していかなければならず、息をつく暇もないほど大変そうでした。

 次に紹介するのは理科室の6年生の授業です。本校の6年生は、理科と社会の授業で「教科担任制」を採用していますので、理科と社会の授業では、担任が入れ替わってそれぞれの教科を指導します。本日の課題は「プログラミング」の学習です。各グループの机上には、専門店で売っているようなさまざまな部品が広げられています。児童たちの姿が写っていなければ、まるで工業高校の授業風景のようです。これから、テキストを参考にしながら「人感センサー」付きのライトを作っていくそうです。

 同じ3時間目、6年生の社会の授業です。こちらも担任が入れ替わり、隣の学級の担任が授業を担当しています。本日の課題は「日本と世界はどのように繋がっているだろうか」です。教員と児童たちが、互いに考えや意見を出し合いながら楽しそうに授業が進んでいきました。

参考までに…

※「アメリカンドッグ」は、実は日本で考え出された食べ物で、アメリカにはないのだそうです。私も昨日までは知らなかったのですが、偶然今朝のラジオ番組で聞いて知りました。

※正しくは「ビビン」ではないかと思ったのですが、念のため調べてみたところ「ビビン」と呼ぶこともあるらしいです。知りませんでした。勉強になりました。

頼もしくなってきた4年生

 新しい週が始まりました。今週は、木曜日に雪の予報が出ています。先月以上の積雪になるかもしれないという予報も聞きましたので、できる備えを今からしておこうと思います。

 さて、今日は2時間目に少し時間が空きましたので5年生の教室を見に行きました。最初の学級は校庭で体育の授業中でした。隣の学級は、ノートPCを使ってパラリンピックに関するプレゼンテーションをしていました。今日はリハーサルで、後日発表会があると聞きましたのでぜひ見学させてもらおうと思います。

 体育館を覗くと4年生が跳び箱の練習に励んでしました。練習しているのは「台上前転」です。跳び箱の上で前転してきれいに着地するためには、長辺がより長い跳び箱の方が前転しやすいことを担任がアドバイスしていました。そして、途中から少し長い跳び箱に置き換えてみると、それまでうまく前転できていなかった児童が、箱の上でまっすぐ回転してマットの上にきれいに立って着地できるようになっていきました。

 近頃、今日のように4年生の児童たちが頑張っている姿をよく目にします。業間や昼休みの時間も、校庭で一番元気に遊んでいるのが4年生です。先週、自画像を描く様子を紹介した学級もそうでしたが、4年生の教室の前を通りがかると、どの教科の学習でも、いつもみんな一生懸命に課題に取り組んでいます。学ぶことの楽しさが少しずつ分かってきたのか、真剣な顔つきで学習する姿がとてもカッコよく、そして頼もしく見えるようになってきました。あと2ヶ月で5年生に進級します。来年度は頼りになる上級生として、新6年生と共に年下の児童たちの良いお手本となってくれるでしょう。

 業間休みの時間に、先週借りた本を返却しに図書室に行ってきました。すると、そこにいた3年生の男子児童が「この本、おススメですよ。」といって1冊の本を紹介してくれました。「いくらかな?社会が見える値段の話」というシリーズの「スポーツと楽しみの値段」という書籍です。本の貸し出しカードの記録を見てみると、かなり多くの児童たちが借りています。内容も面白そうでしたので、再度借りてみることにしました。

寒さにも負けず…

 今日は暦の上では「立春」ですが季節が足踏みをしています。週末にかけて最高気温が一桁の日が続くようで、今朝も寒さが一段と厳しく感じられました。しかし、そんな寒さにも負けずハーフパンツで元気に登校してくる児童を毎朝見かけます。寒くないのか聞くと、大抵「大丈夫です。」「ぜんぜん寒くないです。」という言葉が返ってくるのですが、さすがに今日は「寒いです~」という声も聞こえてきました(一人だけでしたが)。今朝の天気予報が、東京の桜の開花予想日を3月16日と伝えていました。あと一月ほどで校庭の桜の木々にも蕾が見られるようになります。もうしばらく寒さが続きますが、春は直ぐ近くまで来ています。

 2時間目に、なかよし学級の各教室を見て回ってきました。タブレットPCを使って楽しそうに学習に励む1年生の脇で、4~6年生の児童たちが、集中力を切らすことなく落ち着いて課題に取り組んでいました。

 同じ2時間目、校庭で3年生がキックベースをしている様子が見えましたので、外に出て見学してきました。ところが、授業の終わり近くだったため、残念ながら片方の試合が終わってしまい、半分の児童たちの様子しか撮ることができませんでした。見ていた試合では、守りのチームの守備がとても堅く、攻撃側のチームがなかなか点を取ることができません。守備側チームの作戦が上手くいっているようでした。

 3時間目の4年生の教室です。タブレットPCの画面に映し出した自分の顔写真を見ながら、鉛筆で輪郭を描き、その後で色鉛筆を使って色を塗っていくようです。先日紹介した5年生の授業では他人の顔を描いていましたが、同じようにタブレットPCを使って写真を見ながら描くことができるので、鏡を使うことなく描けるのは便利です。

ゴム鉄砲で「鬼は外!」

 今日は児童会役員選挙の投票日です。将来に向けて、選挙の投票を実際のやり方に近い形で体験できる機会にもなりますので、市の選挙管理委員会からお借りした本物の投票箱を使用して、3~6年生の児童たちが投票をしました。

 2時間目のなかよし学級の教室です。2・3年生の児童たちが、掌に絵の具で色を付けて何やら楽しそうな学習を始めていました。今日は手形を紙につけるところまでで、作品の完成はもう少し先になるそうです。

 業間休みの時間に図書室を覗いてきました。児童の数は少なかったですが、日ごろから図書室や図書館でたくさんの本を借りている「読書大好き児童」のメンバーが勢ぞろいしていました。この中には、今年度になってすでに300冊以上の本を読んだ児童もいます。

 職員も借りることができると聞いて、私も1冊借りてみました。本に貼ってあるバーコードを図書委員の児童がパソコンで読み取るだけで、あっという間に手続き完了です。早速持ち帰ってゆっくり読んでみようと思います。

 今日は「節分」です。給食には「福豆」と「鰯」のから揚げが出ました。今夜は豆まきをするご家庭も多いと思います。日本の伝統習慣を学ぶ意味でも、学校でも豆まきをさせてあげたいところですが、代わりに2年生の職員が知恵を絞って、昔懐かしいゴム鉄砲を使った鬼退治の企画を考えてくれました。

 3・4時間目に多目的室に集まった2年生の児童たちは、最初に「節分」の意味や豆まきの習慣について教わり、その後、一人ずつ割りばしをもらってゴム鉄砲作りを始めました。簡単に作れそうに見えますが、細かい作業も多くて一人だけで作るのはけっこう大変です。それでも、作り方を理解した児童が周りに教えに行ったり、先に完成した児童が困っている仲間を手伝ったり、互いに支え合って協力できる2年生の良さが、今日も多くの場面で発揮されていました。

 そして、出来上がったゴム鉄砲で、壁に貼られた鬼の絵に向かって、少し小さめの声で「鬼は~そと!」。普段から笑顔の多い2年生の児童たちですが、こんなに楽しそうな姿は久しぶりに見たような気がします。思い返せば、この2年の間にこのような機会がかなり減ってしまいました。この2年生の児童たちも、去年は入学式が2ヶ月も遅れ、その後もずっと、マスクをしながらたくさんの我慢を強いられる学校生活を送ってきました。それでも、今日の2年生たちの心から湧き上がってくるような笑顔を見ていると、このような機会、このような時間が、児童たちにとって掛け替えのない貴重な「学びの場」にもなっていることを、もっと多くの人に知ってもらいたいと願わずにはいられません。これから先の人生、この児童たちは毎年節分の日を迎える度に、ゴム鉄砲で仲間たちと楽しく鬼退治をしたことをきっと思い出してくれるでしょう。