校長室から(令和3年度)

2学期最後のクラブと給食

 清水寺で発表された恒例の今年の漢字は「金」でしたが、階段踊り場の5年生の掲示版にも、児童たちが作成した今年1年を振り返った漢字が貼られています。見たところ、挑戦の「挑」の字が多いようです。今年何か新しいことに挑んだ経験が強く思い出に残った児童がきっと多かったのでしょう。来年も勇気あるチャレンジをぜひ続けてほしいです。

 1年生の教室前には、先日の持久走大会の絵日記が飾られています。1年生は、振り返りや思い出を掲示物にするのがとても早く、今回も大会当日の午後にはすでに掲示されていました。

 昨日の6時間目に、4~6年生は今学期最後のクラブの授業がありました。この時間は、学年を越えた同好の仲間と好きなことに集中できる時間とあって、普段の授業とはまた別の表情を見せてくれます。

 今日は2学期最後の給食です。数日前から、「金曜日の給食が楽しみ ♪」という声を多くの児童たちから聞きました。その理由は「ローストチキン」と「クリスマスケーキ」です。そこで、今日は2年生の配膳と1年生の食事の様子を見てきましたので紹介します。

 給食後の昼休みに3名の3年生が校長室にやって来ました。「どうしたの?」と聞くと、「2学期のお礼を言いに来ました!」という言葉が返ってきました。そして、3人で声をそろえて「今学期もお世話になりありがとうございました。」とたいへん丁寧なお礼の言葉をくれました。突然の出来事でしたが、心がジーンと温かくなりました。先生に言われたからではなく、自分たちで考えて始めた行動だそうです(ここに来る前も給食室に行ってお礼を伝えてきたそうです)。