校長室から(令和3年度)
跳び箱の練習と磁石の実験
3時間目に体育館で4年生が跳び箱の学習をしていました。先日紹介した学級とは別のクラスです。「開脚跳び」と「抱え跳び(?)」(手の内側で両足を抜く跳び方)の2種類を練習しています。抱え跳びの方が、箱の高さは低くても難しそうに見えました。
そして、練習中に疑問が生じると、教室から持参したタブレット端末で跳び方の解説動画を見ながら練習ポイントを確認していました。児童たちが視聴していた動画は、「はりきり体育ノ介」というNHKの動画コンテンツです。私も少し見せてもらいましたが、小学生が理解できるようにさまざまな工夫がされていて、とても楽しそうな内容でした。ほんの数年前までは、タブレットPCを使いながら跳び箱を練習する場面など想像できませんでしたが、近頃ではすっかり当たり前の光景になりました。
同じ3時間目、3年生の教室では磁石を使った実験が行われていました。こちらは昔から変わらないアナログ的な実験の光景です。とは言っても、実験に使う磁石のセットが箱の中に用意されていて、私が小学生だった頃は校庭の砂場の中で磁石を掻き回しながら少しずつ集めていた砂鉄までもが、ビニール袋に小分けされた状態ですでに入っています。それでも、磁石の不思議な力に興味を惹かれて熱心に実験に取り組む児童たちの表情は、今も変わっていないのがとても嬉しく感じられました。