校長室から(令和3年度)

靴を脱いで上がる時に気付いたこと

 3年生が本日、成田市の「房総のむら」で校外学習を実施しています。いつも通りの時間に登校した後、みんな笑顔でバスに乗り無事に学校を出発しました。寒いですが天気も良さそうなので、きっと楽しい1日になると思います。私は出張と重なってしまい引率に参加することができませんので、詳しい様子は明日改めて紹介します。

 

 昇降口で登校する児童たちを見ていて、最近気になっていることがあります。それはこの写真のような光景です。それぞれの写真に写っている2名の児童の「違い」にお気づきでしょうか?

 靴を脱いで校舎内に上がるときの児童たちの動きは、下ばきゾーンで完全に脱いでから上がってくる児童(A)と、脱いだ直後の一歩目で直接上ばきゾーンに上がって来る児童(B)の2つに分かれます。Bパターンが当たり前だと思っていたのですが、意外なことにAパターンの方が多いことに気づきました。昇降口が汚れていたり濡れたりしていると、靴下の裏も同じように汚れてしまいます。その靴下で歩くと床も白く汚れてしまい、さらに上履きの中も汚れてしまいます。「靴下が汚れちゃうよ」「お家の人が洗濯するのが大変だぞ」などと声を掛けてみるのですが、児童たちはあまり気にならないようです。

(Aパターン)

(Bパターン)

 昨日の5時間目、2年生が多目的室で「昔遊び」を体験する学習をしていました。2年生は、ちょうど1年前に現3年生から「昔遊び」を教えてもらう機会がありましたので、これらの遊びは初めての経験ではありません。見たところでは、けん玉、独楽、羽根つきが人気を集めているようでした。昔から伝わる伝統的な遊びも、現代っ子には却って新鮮味が感じられるようです。