校長室から(令和3年度)
久しぶりのココア揚げパン
昨日に続き、今日は5・6年生が発育測定を受けました。伸び盛り真っ最中の年頃とあって、男子児童たちは身長の伸び具合に一喜一憂です。少し様子を覗いただけですが、脱いだ上着をきちんと畳んで置いている児童の姿が目に写り、さすが6年生だなと感心しました。
3時間目に5年生の教室を見学してきました。最初の教室では、理科の実験で使う電気自動車(?)を製作していました。少し難しそうな配線作業に多くの児童たちが苦戦しているようでした。
隣の教室は社会科の授業中でした。新聞の特徴について、グループ単位でタブレット端末等で調べながら学習をしています。
4階の廊下からふと校庭を見ると、冷たい北風が吹く中で、1年生の児童たちが元気に縄跳びの練習に励んでいます。
その様子を近くで見に行こうと思ったのですが、直後にチャイムが鳴って授業が終わってしまったため写真に収めてくることができませんでした。代わりに、今日は久しぶりに1年生の給食の様子をたくさん撮ってきましたのでたっぷり紹介したいと思います。
今日の献立は、ワンタンスープ、リンゴの入ったサラダ、そしてココア揚げパンという児童たちが喜びそうなメニューです。早速配膳の様子から見に行ってきました。久しぶりに見ましたが、係児童のテキパキとした動きと手際の良さ、配膳を待つ児童たちの迅速な動き、そして流れるように効率の良い作業など、あっという間に配膳が終了してしまいました。1年生は本校で最も人数が多い学級ですが、おそらく配膳に最も時間がかかっていないのではないかと思います。長年中学校で勤務してきましたが、お世辞抜きに言って普通の中学生よりも早いかもしれません。先に配膳が終わり教室で待っている児童たちも、先生がいなくても行儀よく静かに待っていて、少しお喋りの声が聞こえると、すかさず互いに注意し合う声が聞こえてきます。普段は子供らしいやんちゃな一面も多々ある今年の1年生たちですが、改めて1年間の成長の大きさを実感しました。
配膳が終わると、職員が児童たちの机を回り、量を減らしたい人や増量を希望する児童に対応します。 食管を抱えて列ごとにお代わりを配って歩くのはかなり大変ですが、これで残菜が減り、食材の無駄を少しでも防ぐことができます。毎日各学級の残菜量の報告を確認していますが、このような職員たちの努力もあって、本校は残菜が少なく、どの学年の児童も毎日しっかりと食べてくれます。
そして、今日の主菜はココア揚げパン。パンの余りはなかったのですが、昨年度の3年生(現4年生)と同じように、この教室でも「ココアの粉」だけのおかわりに多くの手が挙がっていました。中には牛乳パックの中にその粉を入れてココアミルクにして飲んでいる児童もいました。行儀の善し悪しは別として「創意工夫」に〇をあげたいと思います。
そして、ようやく「頂きます」の時間を迎えます。マスクを外して、もうすっかり習慣になった「黙食」です。みんな行儀よく食べていましたが、担任から「今日は泥棒さんになってもいいよ」という声が掛かりました。その理由はご覧の通りです。