校長室から(令和4年度)

鉛筆の持ち方の練習

 1年生の児童たちが、1時間目の授業で鉛筆の持ち方と線の書き方を練習していました。以前にもこのページで何度か話題にしましたが、良い姿勢で鉛筆を正しく持って書く習慣をつけることは、きれいで丁寧な字を書くことだけでなく、学習時における集中力の維持や理解の深化にも大きく影響します。したがって、義務教育のスタート時において、それを正しく習得し定着させることはとても大切であると考えます。

 今日の授業では、どの児童も真剣な眼差しで教科書の手本写真と自分の指を見比べながら、一生懸命練習に励んでいました。

 同じ1時間目、3年生の英語の授業です。今年度に本校で英語を教えてくれるALTの先生(アメリカ出身の明るくて元気な女性の先生です)のために、児童たちが机上に置く名札を作っていました。

 1年生にとって小学校生活最初の週が終わりました。小学校に入学し、教室で毎日授業を受け、昨日からは給食も始まりました。恐らくこれまでに経験したことがないような激動の5日間だったのではないかと思います。下の写真は今日の帰りの会の様子です。当たり前ですが、学校の生活に少しずつ慣れていくのが毎日精一杯の1年生にとっては、帰りの支度をするのもたいへんな作業です。今日も担任を含めて3人の職員が児童たちのサポートについていましたが、なかなか「さようなら」の挨拶までたどり着くことができません。まだまだ勉強することは多いですが、それでも、何名かの児童たちから「がっこう、すごくたのしいよ!」という声が聞こえてきてとても嬉しく思いました。

 同時刻、隣の2年生の教室です。全員帰る支度が完了し、すでに帰りの会が始まっていました。この姿がまさに1年の成長を物語っていると思います。今の1年生も、きっと来年の今頃にはこのような姿になっていることでしょう。