校長室から(令和4年度)

本校の「なかよし学級」について

 今朝、駐車場に積もった桜の芽を5年生の児童たちが一生懸命に掃いてくれていました。彼らは4年生の頃にも落ち葉を掃いてくれたことがありました。6年生に続いて5年生にも奉仕の輪が広がっていることをとても嬉しく思います。

 なかよし学級の1時間目の様子です。本校には、特別支援学級の「なかよし学級」が1組から4組まであります。「なかよし学級」在籍であっても、所属する学年の学級(交流学級)にも座席があり、そちらで授業を受けたり活動したりもします。個人により異なりますが、特別な支援が必要となる教科の学習や活動場面において「なかよし学級」の教室で細かく指導を受けます。本校の児童たちの多くはそのことを理解しているので、交流学級の仲間たちもクラスの一員として日ごろから分け隔てなく接しています。しかしながら、ごく稀に「なかよし学級」は「勉強しないところ」といった誤った認識を持っているかのような発言を耳にすることがあります。もちろん、そのようなときは直ぐに誤解を正すようにしているのですが、残念なことに、保護者の方からもそのような発言を聞くことが何度かありました。

 私事で恐縮ですが、小学校2年生のときに公園のブランコから転落して腕を複雑骨折したことがありました。約半年の間、肩から手首まで固定された状態でまったく動かすことができず、勉強や食事などの日常生活を満足に送ることができなかったため、学校では、自分の学級を離れて個別の支援学級の教室で過ごした思い出があります。本校の「なかよし学級」もこれと同様で、特別な対応やサポートが必要な児童に対して、個別または少人数の集団で学習機会を設けて継続的な支援を行っています。また、以前にもこのページでお伝えしましたが、毎日個別に細かく(時には厳しく)指導を受けているからこそ、「なかよし学級」には、交流学級の児童たちに負けず劣らず、集中して意欲的に学習に取り組む姿勢が身についている児童が大勢います。月曜日の1時間目から熱心に学習に励んでいる下の写真を見ていただければ、それがお分かりになるかと思います。今日も「なかよし学級」の児童たちは明るく元気に頑張っています。

 本日の業間休みの時間の様子です。鳥小屋当番の児童たちに「今日は4年生が世話をしてくれるんだね」→「ボクたち5年生です!」、タイヤで仲良く遊んでいた児童たちに「3年生はいつも元気だね」→「3年生じゃなくてもう4年生ですよ!」と2回続けて間違えてしまい、新年度になった自覚が一番足りていないのが自分であることに気づきました。明日からは間違えないように十分気をつけます。

 今日の1年生の給食時間です。みんなたいへん行儀よく食べていました。

 今日の昼休みに開かれた「代表委員会議」です。児童会が主催し、4~6年生の各学級の代表者と各委員会の代表者が参加して行う会議です。本日は来月の運動会のスローガンについて大切な連絡がありました。