日誌

2023年3月の記事一覧

桜がほぼ満開に!

 3年生がいない学校は寂しいですが、1、2年生は新しい年度に向けて、新たな気持ちでスタートを切る準備をしています。今年は寒い日も多くありましたが、今はチューリップや水仙、さくら草など、花が美しく咲いて、心を明るくし見守ってくれています。

 今朝は桜の花が咲く中、生徒たちは精一杯部活動を楽しんでいました。WBCで選手が勇姿を見せてくれたので、さわやかな気持ちで頑張っている様です。

 皆様も時間がありましたら、満開近い美しい桜をご覧いただければと思います。

第44回卒業証書授与式

 3月15日(水)美しい春の日に、卒業式が行われました。在校生はオンライン参加し、3年生、職員は2年ぶりにマスクを外して臨みました。今まで学校をリードしてくれた3年生はとても堂々としていました。生徒会長の送辞、卒業生からの答辞は、これまでの歩みを振り返り、未来へのエールを送る感動する内容でした。

 久しぶりに3番まで皆で歌った校歌は心に染みました。そして、3年生が歌ってくれた「春風の中で」という歌。本当に美しく、思い出を振り返り、互いへの感謝を感じる素敵な歌を聞かせてくれました。3年生全員でコロナで先が見えない中、共に不安を希望に変えようと頑張ってきた仲間だからこそ歌える歌だと感じました。白山中学校の「美しく響く歌声」という三つの伝統が引き継がれていっています!

 校長式辞では、6月に3回行った入学式以来、希望の星となって、先輩の心に花を贈ったり、後輩に精一杯の姿を見せて、頑張ってきたくれたことへ感謝を伝えました。そして、山中伸弥教授の「VW~ヴィジョン&ワーク・ハード」という考え方を紹介しました。山中先生は「難病の人を一人でも助けたい」という思いで難しい研究を始めたそうです。卒業生にも、これから大変なことがあっても、目標を持って人に役に立つことに取り組んでいって、明るい世の中を作っていって欲しいという思いを伝えました。共に生きることで自分も幸せになっていってほしいと思っています。

 保護者の皆様、地域の皆様、今まで3年生を支えて下さり、ありがとうございました。お陰様で、子どもたちは立派に卒業していきました。校庭でのキャンプファイヤーなど様々な活動にご理解いただいたこと、授業、行事が思うようにできない生徒たちを応援し、支援して下さったこと・・・職員一同、感謝しております。ありがとうございました。

 

ボランティア活動☆感謝!女子バスケットボール部

 本日はノー部活デイですが、女子バスケットボール部の生徒が、少し早く登校して、前庭の掃除をしてくれました。今は体育館前のヒマラヤスギの種が落ちてきているのを、とてもきれいに掃いてくれました。また、保護者会の時の白墨のマーカーが道に残っていたのですが、それも水で流してきれいにしてくれていました。明日の卒業式に向けて、学校をきれいにしてくれています!

 本当にありがたいことです。女子バスケットボール部の皆さん、ありがとうございました。

祝★テニス部 葛南スプリングカップ・優勝!

 3月11日(土)にテニス部の葛南スプリングカップが行われました。市内大会の反省を活かして、皆で全力をあげて戦い、見事全勝で優勝しました!おめでとうございます。

 努力の賜ですね。テニス部ではいつもコートをうまく使って練習しています。礼節を重んじて、挨拶も力を入れているチームで、本当に頑張っています。春の県大会で先輩を超える活躍を期待したいと思います。テニス部への応援をよろしくお願いいたします。

 フレー、フレー、テニス部♪白山中!

 

3年生 奉仕作業&最終決戦!

 3年生は卒業まであと数日となりました。今週は卒業式に向けての練習、奉仕作業、そして学年レク「最終回・太田杯」を行いました。

 奉仕作業では、多くの場所をきれいにしてくれ、中には「今までで一番きれいにしてくれた!」と言っていた教諭もいたほどです。

 作業で疲れている中でも、写真にピースサインを送ってくれる3年生、嬉しいですね!また、3年生を送る会でも終わった後、感謝の言葉を昇降口や各教室前に掲示してくれています。3年柴さんの美しい字で表題が書かれています。トイレ、側溝、体育倉庫など普段時間をかけられないところもきれいにしてくれました。3年生の皆さん、後輩たちのために、ありがとうございました。

 そして、3月9日に最後の太田杯の決戦が行われ、「だるまさんが転んだ」「長縄とび」「ドッジボール」の3種目で学級対抗で競いました。最後の太田杯を獲得したのは、6組でした!おめでとうございます!!良かったですね。皆で友好を本気で深めたレク大会でした。

祝★Hip Hop世界大会出場!

 2023ICU Junior World Cheerleading Championships、及び DANCE WORLDS CHAMPIONSHIPという大会に、Kashiwa Golden Hawks所属の、3年生山田さんが出場することになりました。世界大会出場おめでとうございます!Performance Cheer Junior Hip Hopの部門に出場します。

 大会は米国フロリダ州で4月に開かれます。活躍を皆で応援しましょう!

大会報告(卓球部・バスケット部・テニス部・野球部)

 だんだん温かい日が増えてきていますが、部活動で春季大会が行われているので、その報告をします。2月末に卓球一年生大会が行われ、男女とも優勝しました。素晴らしいですね。また、バスケットボール部・市内春季大会も行われ、女子3位、男子準優勝という結果でした。女子は2年小貫さん、1年水町さん、男子は2年松崎さんが優秀選手賞をいただきました。選手たちは全力で戦いました。

 また、3月4日(土)にテニス部・市内1、2年生大会が行われ、1年小笠原さん・武井さんペア、2年増田さん・若林さんペアがそれぞれ1年の部、2年の部で優勝しました。惜しいところで入賞を逃したペアもあったので、これからの練習で力をつけていってほしいと思います。

 2月末から始まった野球部・東葛大会では、第一ステージで野田北部中に勝利。第二ステージで松戸六中に勝ったのものの、逆井中に8-9であと少しのところで負け、敗退となりました。ホームランを2本打った選手もおり、大変惜しい試合でした。次にはリベンジできるよう、皆で努力を積んでいってほしいと思います。

 保護者の皆様、応援ありがとうございました。これからも、白山中をよろしくお願いいたします♪

トルコ・シリア大地震支援プロジェクトを始めました。

 2月6日に発生したトルコ・シリア大地震で被災した現地の子どもたちに何かできないかと生徒会メンバー中心に考え、支援プロジェクトとして募金活動を始めました。朝の部活動前後の時間を使って、3月6日(月)より10日(金)まで、3年生も含めて有志も参加し行っています。3年生を送る会を終えた後、すぐに行動に移しています。世界の平和を祈る気持ちを持って、これまでも必要とする人に衣服を送る運動や募金運動などを行ってきていますが、3年生が卒業する前に今、全校で行っています。

 世界を守る力になりたいという趣旨でSave the Childrenに寄付をする予定です。

「3年生を送る会」行われる!

 3月2日(木)に「3年生を送る会」が体育館で行われました。1、2年生は、先輩たちに喜んでもらおうと、1月末から準備をしてきた力作を3年生に披露しました。

 生徒会によるプロローグからスタート。映像や音響を駆使した楽しい内容に、3年生は「去年よりレベルアップして驚いた。」との感想を聞かせてくれました。「3年生を送る会がとても楽しみだった。」と話してくれた3年生の期待を裏切らない、生徒会の劇でした。

 1年生は「降るような星空」という劇を発表しました。ロンリーとシホが、出会った飛行士と一緒に、世界から星を奪った空の魔女を倒し、美しい星を取り戻します。仲間との絆、家族を思う心、他の人のために戦う勇気・・・愛する心の強さ、コロナを乗り越え、白山中を引っ張ってきた先輩への感謝やこれからへのエールが込められた、素敵なお話でした。

 1年の発表を見た3年生からは「劇を見て、今はコロナを乗り越えられてよかったと改めて思った。1年生と一緒に学校生活ができてよかったとも思った。」名前を呼ばれた応援団長は「びっくりしたけれども、嬉しかった。とても短い期間であれだけできて、すごいと思った。合唱のメドレーがよくて、感動した。」と言っていました。他には、「ダンスがそろっていて、衣装や背景が本格的ですごかった。」という声も聞かれ、3年生は感動していました。

 2年生の発表は「オズの魔法使い」でした。ドロシー、トトが夢を叶えてくれる魔法使いオズがいるエメラルドシティに、かかし、ブリキの木こり、ライオンと一緒に旅をする話です。仲間の大切さ、そして夢を叶えるのは自分自身で、答えは自分で持っているというメッセージ、又、これからそれぞれの旅路に出る先輩たちへのエールが送られました。

 2年生の発表に、3年生は「話も壮大で劇も良かった。最後の合唱に感動した。」「ダンスがキレキレだった。ストーリーがちゃんとしていて、技術力がすごかった。」「モザイク写真がうまい。ライトがよかった。自分たちの時に直前で歌がなくなったことが本当に残念だった。」「6年生を送る会をやってもらえなかったので、今回初めて後輩にやってもらって嬉しかった。」という感想を聞かせてくれました。2年生の発表も3年生のハートを射貫いていました。

 その後、3年生の思い出ビデオで懐かしい時間を過ごしました。最後に元生徒会長古閑さんからお礼の言葉があり、感動の中、会は閉会。集まった旧生徒会本部のメンバーは「今年の発表は昨年より、パワーアップしていました。本当にすごかった。後輩が自分たちのために頑張ってくれて嬉しかった。」と話してくれました。生徒会は企画から運営まで頑張ってくれているので、その大変さがよりわかるのだと思います。

 先輩をもうならせた、すばらしい会となりました。1、2年生にバトンが渡され、もうスタートしています。頑張れ、白山!

「おすすめの一冊」の紹介スピーチ

 先日、2年生の国語授業でのスピーチについて紹介しましたが、1年生でも「おすすめの一冊」というテーマで、自分の薦めたい本をスピーチで紹介しています。本は多岐に渡り、サスペンスや探偵もの、有名な文学等様々です。1年6組でなるほどと思うスピーチに行き合ったので紹介します。

~おすすめの一冊~1年6組小久保さん

 皆さんは日々、沢山の選択をしながら生活していると思います。そんな生活を送っている中で、一ミリたりとも迷いが生じたことがないという人はいますか?ーそうですよね。では、迷いが生じたとき皆さんならどうしますか?友達に聞いたり、親に聞いたりと対処する人が多数だと思います。ですが、私はこの本を読んでそれに対する考え方ががらりと変わりました。

 私が紹介する本は、昨年のFIFA W杯日本代表として私たちに感動を与えてくれた一人である遠藤航選手が書いた「楽しいから強くなれる」という本です。この本は遠藤選手の幼少期の性格から大人になるまでのたくさんの教訓、考え方などの移り変わりが書かれています。その考えの一つに「サッカー選手になることだけが人生の全てじゃない。途中から別の道を選んで成功する人もいる。大事なのは、覚悟を決めるのも決断するのも自分だ」という言葉があります。

 この本を読んだとき、深く納得しました。「自分で覚悟を決め、決断する」というのはサッカーに限らず大事なことだと思います。私はこの本に「自分のことは自分で決断する」ということの大切さを気づかされました。それがこの本を好きになった理由の一つでもあります。他にもたくさんの考え方が載っていて、とても勉強になりました。この人は、小学校、中学校と、学校の部活動でサッカーをやっていたそうです。あまり強くはなかったそうでしたが、その中で、どうするか、どうすれば強豪チームに勝てるのか、考えてきたそうです。このような考え方にもとても魅力があります。ぜひ、読んでみてください。

 

 国語担当の先生は「話の導入の始め方から、興味を引く工夫があり、聞いていて自分も読みたくなりました。様々な人の経験した話を聞くことができることも、読書の良さの一つですね。」と言っていました。覚悟を決めるということはとても大切なことで、人の大きなエネルギーを生んでくれると思います。こういう考え方を持っていると人生の分岐点で、逃げずに決断できると思います。