日誌

第44回卒業証書授与式

 3月15日(水)美しい春の日に、卒業式が行われました。在校生はオンライン参加し、3年生、職員は2年ぶりにマスクを外して臨みました。今まで学校をリードしてくれた3年生はとても堂々としていました。生徒会長の送辞、卒業生からの答辞は、これまでの歩みを振り返り、未来へのエールを送る感動する内容でした。

 久しぶりに3番まで皆で歌った校歌は心に染みました。そして、3年生が歌ってくれた「春風の中で」という歌。本当に美しく、思い出を振り返り、互いへの感謝を感じる素敵な歌を聞かせてくれました。3年生全員でコロナで先が見えない中、共に不安を希望に変えようと頑張ってきた仲間だからこそ歌える歌だと感じました。白山中学校の「美しく響く歌声」という三つの伝統が引き継がれていっています!

 校長式辞では、6月に3回行った入学式以来、希望の星となって、先輩の心に花を贈ったり、後輩に精一杯の姿を見せて、頑張ってきたくれたことへ感謝を伝えました。そして、山中伸弥教授の「VW~ヴィジョン&ワーク・ハード」という考え方を紹介しました。山中先生は「難病の人を一人でも助けたい」という思いで難しい研究を始めたそうです。卒業生にも、これから大変なことがあっても、目標を持って人に役に立つことに取り組んでいって、明るい世の中を作っていって欲しいという思いを伝えました。共に生きることで自分も幸せになっていってほしいと思っています。

 保護者の皆様、地域の皆様、今まで3年生を支えて下さり、ありがとうございました。お陰様で、子どもたちは立派に卒業していきました。校庭でのキャンプファイヤーなど様々な活動にご理解いただいたこと、授業、行事が思うようにできない生徒たちを応援し、支援して下さったこと・・・職員一同、感謝しております。ありがとうございました。