校長室より
2学期終業式&表彰&広島派遣発表
12月24日(金)は2学期最後の日でした。令和2年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。
今年は全校での集合はできず、今回もリモートでの実施です。ビデオ準備を前日から慎重に行い、その成果が実り、今回は音声も画像もともにトラブルなく終わりました。教務主任や生徒会の先生方を中心に、ICT化も頑張っています!
当日はまず表彰から始まりました。今年は多くの部活動、サッカー部、陸上部、野球部1年、テニス部1年、卓球部男女、剣道部男子、そして吹奏楽部金管8重奏が県大会に進み、女子バレー部や男子バスケット部が市内大会で優勝しました。美術部も、国土緑化運動コンクールで特別賞、入選、佳作等多くの賞を受賞しています。そして、駅伝部は男女とも県大会出場の快挙。男子は県2位を獲得し、関東大会に進み、大弓さんと鯉沼さんた区間賞を獲得しました!部活動会長の鈴木さんが司会を務め、読書感想文コンクールや健歯コンクール等の表彰も行い、2学期を振り返り、仲間の頑張りに拍手を送りました。本気で学習や部活動に取り組んだ2学期でした。生徒たちが素晴らしい頑張りを見せてくれました。
表彰の後に、「広島派遣報告会」を生徒会の寺島さんと信田さんが行いました。2泊3日の行程の中で学んだこと、原爆が落とされ、多くの人が命を落とし、家族を亡くし、日常を奪われたこと、広島で感じたことを伝え、平和の大切さを訴えました。今回はあらかじめビデオをとって、はじめとおわりに紹介をするという形で校長室で行いました。学校の代表として平和の大切さを改めて伝えてくれました。忙しい中、ビデオづくりや発表を頑張ってくれたことにも感謝したいです。この発表をもとに、平和について改めて考え、白山中でも学級や仲間関係の中でも「平和」を大切にする機会にしていきたいと思います。
この後、終業式をリモートで校長室で行いました。校長の話では、2学期を振り返り、Withコロナの精神で、学習や行事を乗り切ってきたこと、これからも挑戦し、失敗を恐れず前に進んでいこうと話しました。「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)を紹介し、主人公のコペルくんが「死んだほうがまし」と思ったほどの、友達を救えなかった失敗にどう向かっていったかを伝え、経験を通じて、それを乗り越え強く生きていこうというメッセージを送りました。生徒たちには、失敗からも学び取る勇気を持ち、たくましく生きてほしいと願っています。
今年一年、保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様、このHPを見ていただいた皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
学校には毎日、たくさんの感動があり、この頑張り、この美しさを伝えたいという場面に出会えます。来年もできる限り、生徒の頑張りをお伝えしていきます!ご来校いただくのが難しい昨今、HPの役割は大きいと考えております。どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。
校長 佐藤 知代