ブログ

2024年5月の記事一覧

校長ブログNo20 おひさまにこにこ

晴れギラギラギラ晴れギラギラギラ晴れ真夏日が続いた連休も今日が最終日。1年生が描いた「にこにこお日さま」の絵です。

 

興奮・ヤッター!にこにこにこ興奮・ヤッター!にこにこにこ興奮・ヤッター!実にカラフルでいろいろな形のバリエーションにとんだ「おひさま」です。八つ切画用紙にクレヨンで描きました。1年生のお日さまは、ギラギラではなく「ヤッホー」「お元気?」「ワッハッハ~!」と明るく元気な声が聞こえてくるような、ぽかぽかとやさしく照らしてくれるお日さまです。なんだか一緒にお話ししたり遊んだりしたくなるようなお日さまです。こんなお日さまに毎日見守られながら楽しい学校生活を送りたいです。明日は久しぶりの学校です。静かだった学校に子供たちの元気な声と笑顔が戻ってきます。元気に会えることを楽しみにしています!!

校長ブログNo19 子供たちの健やかな成長を願って

▼5月2日 学校給食 5月5日「こどもの日」にちなんだ行事献立

ごはん 野菜の和え物 サケちゃんちゃん焼き 若竹汁 かしわもち 牛乳

連休に入り夏の陽気が続きます。今日5月5日は「立夏(りっか)」。暦の上では夏になります。まさに暦どおりの暑さ。今日も真夏の陽気になりそうです。さて、給食の写真右下にある柏餅(かしわもち)(わかりやすいよう、こいのぼりのイラストの包装から中身を出して撮影しました。学校給食の柏餅には柏の葉がついていませんが、中は小豆あんです。)が前もって配食されました。今日、5月5日は祝日「こどもの日」祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」を趣旨としています。また、5月5日は「端午の節句」ともいいます。

下の写真はひまわり学級のこいのぼりの掲示です。

 

 

 

 

 

現代では子供の健やかな成長を願う行事ですが、古くは「端午の節句」は中国から伝わりました。日本で柏餅(かしわもち:小豆あんをくるんだ白い餅を柏の葉で包んだ菓子)や、ちまき(粽:葛粉や米粉で作った餅を笹の葉でくるんだ菓子)が食べられるようになったのは、江戸時代中頃といわれています。柏の木の葉は、新芽(を子供に見立てた)が出るまで古い葉(を親に見立てた)が落ちないという特性から、「家系が絶えない」「子孫繁栄」と結びつけたといわれています。柏餅やちまきは、縁起のいい食べ物として定着しました。

鉛筆端午の節句(たんごのせっく)鉛筆

男子の成長を鯉のぼりや五月人形を飾って願う節句。かつては若い女性が菖蒲(ショウブ)などで葺(ふ)いた屋根の下で身を清め、厄を祓(はら)う風習だった。江戸時代から菖蒲(ショウブ)が武道を意味する尚武(しょうぶ)につながり、男子の節句となった。また、厄除けや丈夫な身体を願って入る菖蒲湯(しょうぶゆ)の風習もある。

にっぽんの歌と共に「こどもの日」の趣旨をたどってみましょう。

音楽童謡「せいくらべ」(作詞:海野 厚 作曲:中山 晋平 1923年(大正12年))の歌詞にも登場します。

柱のきずは おととしの 5月5日の 背くらべ 粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ きのうくらべりゃ 何のこと やっと羽織の 紐のたけ

こどもの日にちなんだ曲は他にも…

音楽童謡「こいのぼり」(作詞:近藤宮子 作曲:不詳 1931年(昭和6年))

屋根より高い こいのぼり 大きい真鯉(まごい)はお父さん小さい緋鯉(ひごい)はこどもたち おもしろそうに 泳いでる屋根より高い こいのぼり 大きい緋鯉はお母さん小さい真鯉はこどもたち おもしろそうに およいでる

音楽文部省唱歌「こいのぼり」(作詞 不詳 作曲 弘田龍太郎 1913年(大正2年))

5年生の音楽科の教科書に掲載されています。

甍(いらか)の波と 雲の波 重なる波の 中空(なかぞら)を

橘(たちばな)かおる 朝風に 高く泳ぐや 鯉のぼり

歌詞は、当時の時代背景が色濃く感じられる内容です。鯉が滝を上って竜になる中国の伝説「登竜門」が元になっているといわれ、男の子が「こいのぼりのように雄大な姿に成長するように」という立身出世の願いが込められています。

「端午の節句」と並び3月3日の女子の健やかな成長を願う「上巳の節句」(ひなまつり)があるように、時代は変わっても、子供たちの健やかな成長を願う私たちの願いがこめられていますね。

▼ 白浜小学校の校舎をバックに悠々と泳ぐこいのぼりをイメージして描きました。

 

校長ブログNo18  胸を打たれるほどの白浜の美

5月4日は、祝日「みどりの日」。祝日法では「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」ことを趣旨としています。4月29日付校長ブログで掲載したように、平成時代の一時期1989年~2006年は4月29日が「みどりの日」でした。「豊かな心」は学校教育目標にある「心豊かに」と同意です。豊かな感性が育ちやすい、やわらかな心をもつ今こそ、子供たちには自然や芸術・文化・スポーツなどの体験を通して、心豊かに成長することを願います。それにしても白浜小学校に着任して以来、美しい自然に毎日胸を打たれます。「校歌」は、1番から4番まであり、春夏秋冬の季節が歌われています。夏の白浜っ子を描く2番の歌詞を紹介します。「雲のみね 白く輝き 九十九里の 夏の潮 おお友よ きそいつつ 育とうよ 怒涛に負けぬ身体に そうだ 白浜小に学ぶ子は たくましい 海のしぶきに」先日、学区にある尾垂ヶ浜に立ち寄りました。白浜小学区を紹介するときに話をすると、この地になじみの薄い方からは「知らなかったです。こんなすばらしい景色と、史跡があるなんて!!」と驚かれます。私たちのふるさと白浜の美しい自然と史跡をいつまでも大切にしたいものです。(写真上段は尾垂ヶ浜、下段は上陸の地にある不動明王尊像)

 

横芝光町指定史跡(平成10年4月23日旧光町指定)表示板より

「成田山御本尊不動明王御上陸之地」天慶(てんぎょう)の乱(平将門の乱(たいらのまさかどのらん))の時、将門調伏の祈祷のため寛朝(かんちょう)大僧正が京都から海路、不動明王尊像を奉持して、ここ尾垂ヶ浜に上陸しました。その不動明王尊像は、現在の成田山新勝寺の御本尊です。」

【参照:ちば観光ナビHP】

https://maruchiba.jp/spot/detail_10238.html

5月1日(水)の学校給食

コッペパン(ベリーベリージャム付)キャベツサラダ(サウザンドレッシング付)マカロニグラタン レタスとたまごのスープ 牛乳

 

校長ブログNo17  しあわせいっぱい らんどせるにつめて はつらつと まっすぐに

予報どおりぐんぐん気温が上がり汗ばむ陽気でした。新緑と青空に鮮やかな花の色が映え、全国各地から牡丹(ボタン)、藤(フジ)、花水木(ハナミズキ)などの花の便りが届きます。この時期、庭木や街路樹として満開となる花が「ツツジ(躑躅)」です。鮮やかなピンク、白、赤紫色など様々な色で楽しませてくれます。ツツジの花言葉には「慎み」「節制」「努力」などがあります。また、色別によって花言葉が違うそうです。白浜小のツツジも満開で見頃です。(写真上段:ツツジと昼休みに遊ぶ子供たち 下段:観察池のハス

 

今日5月3日は、祝日「憲法記念日(けんぽうきねんび)」祝日法では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことを趣旨としています。私たちの生活の基盤となり、深く結びつきがあるのが「日本国憲法」(1946年(昭和21年)11月3日公布。1947年(昭和22年)5月3日施行)です。6年生は社会科で学習します。さて、子どもに視点を移すと、昨年4月に「こども家庭庁」(Children and Families Agency)が発足し、すべてのこどもや若者が将来にわたって. 幸せな生活ができる社会を実現するため、「こども基本法」が施行されました。5月5日~5月11日は「こどもまんなか児童福祉週間」です。

本校でも、今年度の保護者全体会で話したとおり、子供たちが安全に安心して学校生活が送れるように保護者や地域の皆様と共に教職員一同力を合わせて大切に育んでいきます。学校だより「さざなみ」2号(5月2日スクリレ配信)の紙面で紹介したスクールカウンセラーを活用した「SOSの出し方教育」の実施や、全児童を対象にアンケートをとり、担任による「教育相談面接」を実施し、子供たちが困っていることを相談しやすい環境づくり進めています。保護者の皆様も、お子さまのことで相談したいことがございましたらどうぞご遠慮なくご連絡ください。

~しあわせいっぱい らんどせるにつめて はつらつと まっすぐに~

鉛筆「SOSの出し方教育」鉛筆

子供が、「現在起きている危機的状況、又は今後起こり得る危機的状況に対応するために、適切な援助希求行動(身近にいる信頼できる大人にSOSを出す)ができるようにすること」、「身近にいる大人がそれを受け止め、支援ができるようにすること」を目的とした教育です。警察庁調べによると、小中高生の自殺者数は513人(令和4年は過去最多の514人)と深刻な問題です。児童生徒の自殺予防教育プログラムの1つとしても実施しています。

 

校長ブログNo16 ペダルこぐ ぼくのあいぼう ヘルメット

5月2日(木)今日も1日無事学校生活を終え、子供たちは集団下校しました。ご覧のとおり、歩道のない道路のグリーンベルトを、1列歩行ではみ出さないように班長さんを先頭に安全に気を付けて下校していきました。

明日から大型連休後半(5月3日~6日)です。連休前半は、交通事故(車の事故、踏切事故)、山の事故(遭難)、水の事故(溺死)などの悲しい事故がニュースで報じられました。

小中学生の事故防止で特に気を付けたいのが、自転車による事故です。

ご存じのとおり、昨年、道路交通法が改正され、自転車についてのルールが大きく変わりました。(令和5年4月1日より施行)再確認したいと思います。

今日のタイトルの「ペダルこぐぼくのあいぼうヘルメット」は昨年度の交通安全運動スローガンです。

重要「命を守る乗車ヘルメット」を積極的に着用するようにしましょう。重要

 注意【自転車の運転者が必ず守らなければならないきまり】注意

1 自転車を運転する際は、運転する方がヘルメットをかぶることに努めなければならない。

2 自転車を運転する際は、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めなければならない。

3 保護者等は、児童や幼児が自転車を運転する際は、ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

ヘルメットをしていないと、これまでの事故例から次のようなことがわかっています。

注意ヘルメットをしていない人の致死率はヘルメットをしている人よりも約1.9倍高い。

注意頭部を損傷することが重大な事故につながる。ことがデータからわかっています。

万が一の事故に備えて損害賠償責任保険等に加入しましょう。

【参考資料】以下のリンクから

●警察庁HP「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~」

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html

●千葉県警察HP「自転車の交通ルール」

https://www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/traffic-safety_defend-05.html

ちばサイクルルール.pdf

すべての世代でヘルメットの着用を!.pdf

昨日の冷たい雨の影響で今朝はいつもより気温が下がりひんやり感じました。相変わらす今日も風が強く、校庭の掲揚台の旗が「前へならえ!」をしているかのようにバタバタと音をたててなびいていました。進級・入学してから間もなく1か月が経ちます。児童もご家庭の皆様も疲れが出やすい時期です。どうか無理されず、心身を休めてゆっくり過ごしたり、思い思いの休日をすごしたりと、充実した休日をお過ごしください。くれぐれも健康と安全には十分お気を付けて!!週明けからは「運動会練習」「陸上練習」「水泳学習」とたくさんの体育的行事が続きます。気温の上昇と共に児童の健康管理が一段と大切になってきます。次回の登校日は5月7日(火)。子どもたちの元気な「おはようございます!!」の挨拶で1日が始まることを楽しみにしています。