校長ブログ
校長ブログNo208 深まる秋
新聞やテレビでは報道されていたので、聞いたことはあるとはいえ、驚いたことにこの時期にサクラが開花しています。
▼横芝光町民会館前交差点の桜の花
先週、出張帰りの日没時のできごと。白子町の九十九里ビーチラインを車で走っていたところ、目に飛び込んできたのはポツポツと咲くピンク色の花。一瞬「?!」と目を疑い、まさか!と思っていたら、樹木に「シラコザクラ」と表記がされているではありませんか。びっくりしました。道沿いには約500本のサクラが植えられているそうですが、ポツリポツリと点のように咲いているのが見えます。そして黄緑色の葉も少しといった感じで、春の満開のサクラの景色とは全く違って見えます。
さらに、22日(火)4年生の校外学習の帰りの出来事です。横芝光町に入り、町民会館の交差点にさしかかったときにサクラの花が咲いているのを見つけてしまったのです。これもバスに乗っていたため後日改めて撮ったのが今回掲載した写真です。あいにく前夜から降る雨の中のサクラではありますが、目の前で見ることができよかったです。猛暑の影響で秋に再びサクラの花が咲く光景は県内の他の場所でも見られました。また、大変珍しいと言われる紫色のペチュニアのような形をしたサツマイモの花も咲いている光景も見かけるなど(残念ながら本校のサツマイモの花は咲いていませんが)、猛暑のもたらした影響はすごいですね。
さて、普通の秋の光景に戻ります。
柿の実がたわわになっている晩秋の景色。10月23日二十四節気「霜降(そうこう)」を迎え晩秋もラストスパートです。
千葉県の特産でもある落花ぼっちも畑のあちこちに姿を見せ始めています。共同作業で次々と進めている畑もあれば、一人で地道に黙々と作業を進めている畑もあります。こうして落花ぼっちを作っていくんですね。大変な作業を通して私たちの食卓においしい落花生が届くありがたみを感じます。
落花ぼっちにはいろいろな形がありますが、学校近くの畑でも次のような落花ぼっちが...
七十二候
初候「霜始降(しもはじめてふる)」(10月23日~10月27日)
「霜が降りた」「霜が降る」と、朝、外を見た時に道や田畑が霜で真っ白になっている様子を見ていいます。氷の結晶である霜がはじめて降りる頃。紅葉の見ごろを終えた山間部では冬に向かって季節は進んでいきます。
次候「霎時施(こさめときどきふる)」(10月28日〜11月1日)
先週末から天気がいまひとつすっきりしません。季節の変わり目にはよい天気と悪い天気が交互にやってくるもの。ぱらぱらと通り雨が降ったかと思えば、灰色の雲の間に青空が見えているところもあります。最高気温も20度前後になってきて、服を選ぶのに迷う朝です。暖房器具のありかも確認して冬支度に備えましょう。人々や動物が冬支度を始めるころです。
今年は夏ごろから新型コロナウイルス感染症をはじめ、手足口病やインフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、ヘルパンギーナなどの感染症が冬を待たずして猛威をふるっています。寒暖差が大きい今の季節は特に気をつけて自分の体をいたわることが大切です。