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校長ブログNo22 5年算数科「立体の体積を工夫して求めよう」

最近の授業の様子から

5年生 算数科「立体の体積を工夫しての求めよう」

これまで直方体や立方体の体積の求め方について学習しました。今日は、凸凹型をした複合図形の体積の求め方について考えます。学習した知識を活用して求め方を考えます。

まずは自分で。凸凹の立体をじっと眺めてみるとあることに気づきました。凸凹の複合図形に補助線を引いてみると…直方体や立方体に分けることができます。

このことに気づけば、それぞれの直方体や立方体の体積を求めて組み合わせたり、大きな立体からへこんだ部分の体積を引いたりすることにより、凸凹の立体の体積を求めることができそうです。

友達同士でお互いの考え方を伝え合い、実際に計算して求めてみます。

 

 

 

 

 

 

直方体や立方体の体積の求め方の公式を用いて丁寧に計算していきます。

黒板では、同じ複合図形の体積の求め方について色々な考え方を発表しています。

最後に、友達の考え方を共有することで自分とは違った色々な求め方の工夫があることがわかりました。

また、グループで1㎥(1立方メートル)の立方体を実際に作り、どれくらいの大きさなのか体感する活動もしました。

友達と協力しながら実際に作ってみると、なかなか難しいです。辺を1つずつ組み合わせて作っていくグループや、展開図のように床にすべての辺をつなげてから立体として起こしていく方法など様々な作り方が見られました。みんなで考えることにより、理解が深まった時間でした。写真をよく見ると教室そのものが巨大な直方体です。教室という立体の中で、子供たちが1㎥の立方体を作っているようにも見えます。