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校長ブログNo76  アジサイのいろどり

昨日は前線の動きが活発で1日雨となりました。今日は再び真夏の日差し。気象庁は全国を12のエリアに分け、梅雨入り・梅雨明けの発表をしています。昨日の時点で梅雨入りしているエリアは沖縄~四国地方。関東地方はまだまだ時間がかかりそうで、記録的な遅さになりそうだとか。

ひまわり学級の教室前の廊下掲示は色とりどりのカタツムリとアジサイでにぎやかです。

▼ 横芝光町図書館のアジサイ

アジサイの花の色はさまざまで曇天の中でとても映える色でありながらも、どことなく落ち着いた色合いで心が潤います。アジサイは土壌の質により花の色が異なります。また、咲き始めの頃と色が徐々に変化していくのも楽しみの1つです。土壌の質とは、土の酸性度(PH度)のことをいいます。小学校の理科の学習を思い出してみてください。酸性=青、中性=紫、アルカリ性=赤と変化します。土の中に含まれるアルミニウムがアジサイの根に吸収され、花の中に含まれる色素と結合して色が変化するのだそうです。日本は火山が多い国であることから、酸性の土壌が多く、青色のアジサイを多く見かけます。一方、フランスの土壌はアルカリ性のため、ピンクの花色のあじさいが主流とのことです。

▼ 白浜小学校のアジサイ

▼ フードショップいちはら様 駐車場のアジサイ

花言葉は国によって異なりますが、アジサイの花の色が変化することからでしょうか、日本での花言葉は、「移り気」「強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」などなど。そういえば、アジサイの花はいくつもの花が寄り添いながらさいています。蕾はまるで子供のよう。アジサイの花を家族と見るとまたちがった趣で楽しめます。それにしてもこのまま梅雨入りが遅れるとアジサイの花も色がだんだんとあせてきそうな感じがして残念です。過去ブログでも何度か登場した白浜小のカタツムリも、今、植え込みに潜んでじっと眠って待っていることでしょう。たくさんのカタツムリとアジサイの競演が楽しみです。