校長ブログ
校長ブログNo166 祝日 敬老の日に
3連休最終日9月16日(月)は祝日「敬老の日」です。英語ではRespect for the Aged Dayと言うそうです。Respect(尊敬する、敬う)のとおり、敬愛する意味が込められています。
祝日・敬老の日
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」
敬老の日は、1966年(昭和41年)に制定された国民の祝日であり、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とされています。この日は、多年にわたり社会に尽くしてこられたお年寄りの方々に感謝するとともに、老後の精神的な安定を願うため、「国民の祝日」とされ、日付は9月15日とされました。2005年(平成15年)から9月の第3月曜日になりました。なお、現在、9月15日は「老人の日」とされ、また、9月15日から9月21日までの一週間が「老人週間」とされています(内閣府HPより一部引用)
▼学校に咲く花で生けてみました。(夏のヒマワリ、秋のコスモス、キバナコスモス)猛暑ならではの組み合わせです。
ところで諸外国には日本のような「敬老の日」があるのでしょうか。いくつか調べてみました。(参考:郵便局、花キューピッドHP)
【アメリカ】
敬老の日は9月の第2日曜日。「National Grandparents' Day(祖父母の日)」と呼ばれる。由来は、ウエスト・バージニア州の主婦が、自分の祖父母と孤独な老人たちのために始めた慰問活動から。孫から祖父母へ花やグリーティングカードを贈るそうだが、日本ほど定着していないようだ。
【イギリス】
敬老の日は定められていない。しかし、100歳の誕生日にチャールズ国王とカミラ王妃からお祝いのカードが届く。これは1912年にジョージ5世国王が始めたもので、エリザベス女王に引き継がれ、現在では王室の伝統になっているとか。街中でも100歳を祝うバースデーカードが多く市販されており、公的に定められていないだけで祖父母や高齢の親の誕生日を祝う風習は盛んなようだ。
【イタリア】
10月2日は「祖父母の日」と呼ばれる。行政主催のイベントが開催されるが、日本のように祝日に制定されておらず、ギフトを贈るなどの風習もない。
【中国】
過去ブログでも紹介したように、旧暦の9月9日を「重陽節」と呼び、陽数と呼ばれる9が2つ重なっていることに由来する。歴史は古く各地で様々なイベントが開催される。
【ポーランド】
「祖母の日」は1月21日、「祖父の日」は1月22日と敬老の日が分かれている。日本と同じように食事会やメッセージカードを贈るが、祝日ではない。
【韓国】
「老人の日」と呼ばれる日が存在する。しかし、普段から「高齢者を敬うのは当たり前」という儒教思想が強いため特別な風習はない。
各国の事情がありおもしろいですね。
さて、明日9月17日(火)は十五夜「中秋の名月」です。
横芝光の月の出17時21分 月の入は3時51分です。日の入りは17時43分ですから、「月は東に日は西に」といったところでしょうか。
ただし、天気が微妙で秋雨前線の影響で一部地域では名月が見られない可能性もあるとか(曇りならば「無月」雨ならば「雨月」)ここは、晴れてゆったりとした気持ちで名月を楽しめることを祈りつつ...
▼夕月(9月13日(金)撮影)
▼玄関の掲示板もお月見仕立てにしました。明日の給食では「みたらし団子」が提供されます。
うさぎ うさぎ
なに見て はねる
十五夜 お月さま
見て はねる
文部省唱歌「うさぎ」より