日誌

2017年11月の記事一覧

「中間テスト終了」

中間テストが終わりました。計画的に学習に取り組み、目標通りの成果が出せたでしょうか。返却された答案用紙を手に「あぁ、こんな点ではダメだ。」と落胆している人もいれば、「よし、この調子でがんばろう。」と、明るい気持ちの人もいるでしょう。しかし、テストの結果をみると、一度授業で学習した内容であるにもかかわらず、よくわかっていない部分や、残念なケアレスミスが見受けられます。

テストが返された時、点数だけを見て、あとは放ったままということはありませんか。それではテストを受けた意味がありません。「どこを、なぜ間違えたのか、間違いをなくすにはどうすればいいか?」などをよく考えて、次の目標を立てることが大切です。間違えた問題の見直しもせず「次にがんばればいいや」というような漠然とした考え方では、次の勉強につなげていくのも難しいでしょう。質問の中身がよく理解できていて、正確に解ければ、テストでは自然と点数が取れるはずです。点数ばかりを気にしていても、理解ができていなければ、正解を得ることはできません。そのことに気づくと、答案用紙を返された時、皆さんがやらなければならないことは、「間違えたところをしっかりと復習すること」だとわかるものと思います。

授業の中でも、教科担任からテスト問題の解説などが行われていますが、中間テストの反省を実行して、期末テストにつなげてほしいものです。


「創立70周年記念式典・記念講演」

11月18日(土)、空模様が心配されましたが降雨にたたられることなく、午前9時より、矢板中学校創立70周年記念式典を矢板市文化会館にて行いました。

式典では、実行委員長(同窓会長)さんの式辞・学校長の式辞やPTA会長・生徒会長の挨拶の後、齋藤市長さんからご祝辞をいただきました。

記念品披露では、生徒会役員が中心となり、同窓会と後援会・PTAからご寄贈いただいた「法被」と「ハチマキ」、「紅白の応援旗」の披露を行いました。

続いて行われた「スライド上映」では、創立当時から今までの思い出の写真を集めた「思い出のスライド」から、現在の「生徒一人一人が輝く、明るく楽しい学校」キラリと輝く矢板中学校を象徴するスライドへと展開しました。スライドの中には、昔懐かしい思い出深い写真や会場の笑いを誘うような写真も盛り込まれており、中には目頭を熱くしながら見入る方も見られました。

そして、応援歌・校歌の斉唱では、吹奏楽部の伴奏と合唱部がリードして、全校生徒がしっかりと歌い上げました。参加いただいた来賓や保護者の方にも加わっていただきましたが、「いい曲で涙がこぼれそう・・・。」などど、感想をいただきました。創立70年を迎えた今日、これまで築き上げてきた歴史と伝統を受け継ぐとともに、更なる飛躍を目指し、より良い学校づくりを目指して日々前進していきたいと思います。

また、その後に行われた記念講演では、本校の卒業生で矢板市ふるさと大使でもある株式会社コニカミノルタの黒﨑拓克氏を講師に、「夢を見方に~私が陸上競技を通じて学んだこと~」と題して、ご講演いただきました。講演では、映像を示しながら、ご自身の経験をもとにして、「夢の実現」のために大切にしたいステップについてお話しいただきました。最後には、「中学生の夢の実現のために、中学校の先生方も応援してくれている。」とまとめて終わりましたが、我々教職員にも大きな提言をいただいたように思います。

式典・講演会終了後、実行委員の皆さんで文化会館の座席を戻す作業を行っていただきました。大変お世話になりました。










「創立70周年記念式典」会場設営

創立70周年記念式典を明日に控えて、今日の午後3時から式典に向けての会場準備を行いました。実行委員さんと吹奏楽部親の会の皆さんの協力を得て、式典及び記念講演の会場となる矢板市文化会館の大ホールのステージ設営と装飾等を行いました。

更に、吹奏楽部員も授業が終わってから、文化会館に集合し楽器の搬入とリハーサルを行いました。リハーサルでは、矢中応援歌の演奏も行いましたが、初めて聴く応援歌に興味を示す保護者の方もいらっしゃいました。是非、明日の式典での演奏をご期待ください。

明日の天気は、矢板市のピンポイント予報では“曇り一時雨”ということです。開始時には、降雨が無いことを祈りたいところです。生徒・保護者の駐輪場・駐車場は矢板小学校校庭をお借りしておりますので、ご協力をお願いいたします。また、真冬並みの寒さが予想されますので、ご来場の際には、寒さ対策を講じてお越しください。



「中間テスト期間」

11月16日(木)17日(金)は、2学期の定期テスト(中間テスト)を実施しています。計画的に学習に取り組み、目標通りの成果が出せているでしょうか。

出題する先生は、みんなにいい点をとってほしいと思っています。それは、『授業で、最低限ここ(出題された内容)は理解できている生徒であってほしい』という願いなのです。定期テストは、それまでの学習の定着を確認するもので、その結果によってそれぞれの学習に対する取り組みを省み、工夫改善する機会にしていく意図を持って実施されています。是非、自分自身の学習を省みる機会としてほしいと思います。


「国語科研究授業」(1年3組、2年1組)

11月15日(水)の4校時と5校時目に、提案授業として矢板市教育委員会小野指導主事が国語の授業を行いました。

4校時目の授業では、1年3組で「語の意味と文脈・多義語」の学習を、語の様々な意味や文脈の働き、多義語について、ワークシートを用いたり、話し合い活動を多彩に取り入れたりしながら、本校で取り組んでいる「学びの共同体」への関連を図る授業展開で実施しました。

5校時目には、2年1組において「論証の組み立てを捉える」の教材で、「読むこと」について焦点を当て、例文をしっかりと読み込むとともに内容を吟味しながら論証の組み立てを捉えることを中心に授業を行いました。特に、思考ツールとして、いくつかの“論証構造図”を用いて発展的な内容の取組が行われました。

1単位時間のみの授業の本時の活動を迎えるに際しては、事前に該当クラスへの参観や前時の学習のつながりを大切にするとともに、生徒が興味・関心を高める様な教材の提示や電子黒板の活用を図るなど、学習活動にも工夫を凝らしながらの授業展開でした。“学び合い”の活動を取り入れる手法として“ワールドカフェ”を行い、対話的な学びを学習活動に取り入れながら授業が行われました。

授業後は、現職教育の職員研修を行い、提案授業を作るに当たって指導主事が意識して取り組んだ、授業構造の分析から導入・展開・振り返りでの活動内容についての示唆をいただきました。授業研究会でも、視点に沿った話し合いでは“ワールドカフェ”を行い、先生方も新学習指導要領でもクローズアップされている「主体的・対話的で深い学び」を体験しました。
1年3組「国語科研究授業」(4校時)







2年1組「国語科研究授業」(5校時)




職員研修「授業研究会」(放課後)